かみあわせ(東京都内の歯医者)

かみあわせに異常をきたす、3大悪力として
①態癖
②クレンチング
③舌位

があり、治療には、これらのコントロールが必須であることを師森田明子先生よりご教授頂きました。毎月、諸先輩先生方の症例を拝見しつつ、勉強会に参加させて頂いております。

①態癖とは、頬杖や睡眠中の姿勢など、日々の生活習慣における下顔面への悪力です。
②クレンチングとは、いわゆる「くいしばり」「かみしめ」。

異常な力でかむことを「ブラキシズム」といい、これには
・クレンチング(くいしばり)
・グラインディング(はぎしり)
・タッピング (カチカチ)

があります。
③口周囲、頭頸部領域の筋のアンバランスが、舌(舌骨)の位置に悪影響をおよぼします。

①は、全身の姿勢、その方の抱える生活環境などが影響をおよぼし、それが下顎の位置(下顎位)へと影響を及ぼします。
下顎位の偏位(変化)は、舌位(舌骨の位置)、口腔周囲筋へと悪影響を及ぼし、さらなる頭頸部領域の筋症状へと発展します。

・日常生活のストレス
・パソコンやスマホなどによる猫背・頸部の前傾
・アッパークロスシンドローム
・負担のかかる立ち姿勢・すわり姿勢
(メディア取材記事参照)
・鼻疾患などを伴う口呼吸による舌位の低下
・舌位低下による上顎歯列の劣成長
・舌のスペースの縮小
・度重なる歯科治療による下顎位の変化

など、多くの因子が重なり絡み合い、
個人のもつ許容量を超えたときに、「かみあわせ」に関わる様々な症状が発現します。

宮﨑歯科医院では、こういった「かみあわせ」に関わる治療の際、
徹底した診査を行います。かみあわせは「異常な機能」によるものであり、「機能=力」です。

力の評価には、その結果として生じた「形態」を診査することが必須でしょう。
当院では、
・全身姿勢診査
・顔貌診査
・MRI 顎関節診査
・CT 顎関節診査
・模型診査
・態癖問診(生活環境への問診)
など、治療前に多岐にわたり診査を行い、コミュニケーションを十分に取ったうえで治療を開始致します。

かみあわせでお困りの方、歯を失った方、これまでの治療に疑問を感ずる方など
歯科治療のお困りの際は、ご相談ください、お力になれます。

かみ合わせに関する内容は、院長ブログに掲載されております。
ぜひご一読ください。