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インプラント 矯正 かみあわせ


右上の歯が折れてしまって来院された患者様の症例です(黄色矢印のところです)。なぜ折れてしまったのでしょうか?右の上あごの歯並びを見ると、奥歯が内側湾曲するように並んでいます。これを「狭窄(キョウサク)歯列」と我々は呼んでいます。この狭窄歯列は、「かみしめ、くいしばり」を日々されている患者さまに見られる特徴的な歯並びです。折れてしまった3つ後ろのはじ上下ですれ違っており、咬んでいません。このため前方の神経を処置した歯に負担がかかり折れてしまったと推察されます。折れた歯は、抜歯即時埋入インプラント手術を予定していますが、折れた理由を考えずにインプラントをしても同じことが起こります。徹底した診査と診断、そして適切な治療法の選択が大切です。



図で表すと、こんな感じになっています。奥歯は片側に4本ですがそのうちの1本が外側に並んでいることから、すれ違ってしまい、上下で咬んでいません。このままインプラントをしたとしても、インプラントに過剰な力がかかり、失敗してしまうかもしれません。この現状を患者様にお話しして、部分的に矯正をすることとなりました。



通常の矯正は、歯と歯で引っ張り合って歯並びを治します。今回は、マイクロインプラント(小さなインプラント)を 固定源にして歯を引っ張って適正な位置に矯正しました。


抜歯と同時にインプラントを埋入する抜歯即時埋入インプラント手術。
奥歯がしっかり噛めることで、インプラントだけでなく、右側すべての歯の負担が軽減されます。

『なぜ歯を失ったのか?』 原因を追究しない治療は「対症療法」です。それは「再発」の可能性を残します。当院では、診査診断の上「原因除去療法」を目指します。一生に一度の治療を目指します!