神経の治療の後、頬が腫れた 根管治療 都内内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町歯科


上顎の第一大臼歯を他院にて根管治療しましたが、痛みがとれず、頬が腫れてきました。その医院での根管治療は終了とのことで不安になり、当院をネットで知り来院されました。レントゲンは初診時の写真です。第一大臼歯は3本に歯根をもち、そこに神経が通っています。マイクロスコープで確認すると、3か所根管充填をした後がありました。



さらに拡大率を上げて観察すると、黄色の矢印の先に、未処置の根管(神経)を見つけました。この部位の根管はとても細く、肉眼では観察できません。マイクロスコープを使用して、未処置根管を治療すると、そこから膿(うみ)がでてきました。根管治療後の痛みと頬の腫れの原因は、未処置の根管が原因でした。


当院の3D-CTにて撮影観察しました。CTでは3次元でμ単位の精度で診査可能です。根管の数、根管の走行、炎症の波及範囲など、多くの情報を術前に得ることができます。インプラント治療だけでなく根管治療でも大切な診査といえるでしょう。


写真は、すべての根管をラバーダム防湿下で根管治療したのちに、水酸化カルシウムを貼薬した状態です。1週間後に根管治療は終了です。根管治療に限らず、歯科治療は見えない細菌との戦いです。ただ削ってかぶせれば治るわけではありません。根管内の細菌除去をするためには、適切な治療環境と技術が必要です。そのためには、ラバーダムの使用を原則として、マイクロスコープCT診査機器を用いた肉眼では見ることが出来ない細やかな治療が必要となります。しかし、日本国内でのラバーダム使用率は低く、当院は設置してあるCTの導入率は10~15%、マイクロスコープの導入率は3~4%であり、まだまだ普及が進んでいるとは言えない状況です。今後、正しい治療コンセプトと適切な環境づくりが望まれます。


―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。