トップページ > その他 > 上顎大臼歯の根管治療について 都内東京虎ノ門ヒルズ神谷町霞ヶ関の歯医者

上顎大臼歯の根管治療について 都内東京虎ノ門ヒルズ神谷町霞ヶ関の歯医者



上顎の奥歯2本を手前から上顎第一大臼歯、上顎第二大臼歯といいます。上顎大臼歯には歯根が3つあり、そこに神経(根管)が3つあります。歯の神経にまで深くむし歯が進行すると、神経の治療(根管治療)が必要となります。

上顎大臼歯の根管治療は痛みが取れないことが多く、噛んだ時に違和感や腫れが治療後に残ります。その原因として、4つ目の神経(根管)MB2の治療がされていないことが多く認められます。

上図の歯を黄色の線の方向からみた写真を右に上に示します。マイクロスコープ8倍拡大の写真です。一見綺麗に根管治療がなされているのですが、赤矢印の先のMB2根管の見落としがあり、患者さまは頬が腫れ、噛むと痛みがあります。



マイクロスコープ20倍拡大で観察するとみることのできるMB2。60~80μm(0.06~0.08mm)の器具を使用して丁寧除去拡大します。

このMB2は誰にでも認められるものではありません。MB2発現率は、第一大臼歯で約80%、第二大臼歯で約60%です。かなりの高確率で認められるのですが、その大きさが80μm以下であることが多く、肉眼やレントゲンで判別することは不可能なのです。当院CTのスラス幅が0.08mm(80μm)であることからも、その判定は困難です。マイクロスコープと知識と経験があってはじめて見つけることのできる根管といえるでしょう。



当院には痛みが取れずに来院される患者さまのほとんどが、このMB2根管の見落としです。肉眼・裸眼で治療をされている先生には見つけることのできない根管といえるでしょう。(肉眼ではみえませんについてはこちらをクリック)

上顎大臼歯近心根に認めらえるMB1とMB2。根尖(歯根の先)から3.6mmまではイスムスのない根管形態ですが、歯冠側に行くに従いイスムスの形態が観察されるという独特な形態となっています。イスムスとは、根管と根管をつないでいる狭小部のことであり、上下顎大臼歯の近心根など、扁平な歯根に多くみられる形態です。その形態から、機械的清掃が困難(治療が難しく、専用の機器が必要です)で、細菌や壊死歯髄などが残存しやすいため、化学的清掃が重要となります。そのため、イスムス部の治療には、極細の超音波チップ、マイクロ器具やマイクロスコープが必要となるのです。



ラバーダム防湿の上、 マイクロスコープで見ながら超音波チップを用いてイスムスを除去した状態です。根尖付近でつながっていたため、根管を無菌化したあとに詰める根充材(ピンク色)が残っていることがわかります。この根充材も除去して水酸化カルシウムを貼薬して経観を観察します。根管治療は根管内を無菌化することです。通常の根管治療で症状が改善する場合はそこで治療は終了です。しかし細菌が根管から歯根周囲の歯槽骨へと波及している場合は、歯根端切除術の適応となります。

根管治療には正しいコンセプトと診断機器としてCT、治療機器としてマイクロスコープとラバーダムの使用が必要であると当院では考えます。
保険診療、保険外診療に関わらず、当院ではベストを尽くしマイクロスコープラバーダムを使用します。歯を抜かないことに全力を尽くします。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。