トップページ > フェイスブック > CT 適切な診断 根管治療

CT 適切な診断 根管治療


根管治療を希望され来院された患者さまのレントゲン画像とCT画像の比較。

上顎の大臼歯は通常3歯根。左の立体写真のような形態です。
①を近心頬側根、②を口蓋根、③を遠心頬側根と呼びます。レントゲン画像ではその立体の概略をおおまかに把握することができますが、3次元を2次元に落とし込むため、重なった部分は不鮮明とならざる得ません。

同部位をCT撮影すると、0.08mmの精度で明確な画像を見ることができます。赤矢印の先は歯槽骨が大幅に失われていることがよく分かります。



CT画像は解析する断層を変えてみることが可能です。そのため、様々なこと部位を適切な角度から診ることができます。

③遠心頬側根の根尖病変は上顎洞に突き抜けています(左画像)。近心頬側根には根管が2根管認められ、そのうちの1根管は根管治療が適切に為されておらず、それにより根尖病変が認められます。

当院ではCTが無かった頃、レントゲンで推測した上で「治るかわかりませんが治療して見ましょう!がんばりましょうね!」といった治療をしていたこともありました。

しかし現在では、CTに加えてマイクロスコープなどの適切な治療環境を整えたことで、治療前に「治療して治るのか、治らないのか?」をある程度判定することが出来るようになりました。

治療前に正確に診査診断することで、無駄な治療が無くなるようになったのです。

適切なコンセプトのもと、適切な治療環境を整えて(マイクロスコープやCT)、歯を治すための様々なオプション(治療法)を歯科医師が修得し治療に臨むことで、患者さまの治療に貢献できるよう、当院では日々精進しております。