MTA 根管治療 歯を抜かない マイクロスコープ東京都内歯医者 神谷町虎ノ門神経根っこの治療


MTAセメントは、天然歯保存(歯を抜かない)の可能性を飛躍的に高めた材料です。
主成分はアルミン酸三カルシウム、シリケートオキサイド等が60%以上を示します。形状は固形粉末で無臭。ホワイトタイプとグレイタイプがありますが、日本ではホワイトタイプのみの販売となっています。

MTAセメントの化学的性状や上記のような主成分、その効能などにつきましては、当ブログでは詳細は差し控えさせていただき、他インターネットサイトをご参照ください。

当院では、患者さまにご同意を頂いた上で、MTAセメントを以下の用途で使用し、「歯を抜かなし、神経を抜かない」治療に専念しています。
・生活歯髄切断法
・穿孔修理
歯根端切除術に伴う逆根管充填
根尖孔が破壊されている症例での根管充填

上記写真症例は、「穿孔」を伴う再根管治療症例です。歯の内部にむし歯に「穴」が空いており、痛みの違和感の原因となっていました。ラバーダム、マイクロスコープのもと、再根管治療を行い、穿孔部はMTAセメントを貼薬し銀歯をかぶせて治しました。術前と術後のレントゲンを比較すると、歯根の分岐部(2つの歯根の股にあたる部分)の透過像(レントゲンで診ると黒く写っている部分です)がなくなり、骨が再生していることがわかります。レントゲンの見方につきましてはこちらをご参照ください、わかりやすく説明しております。

MTAセメントにより神経を残す、歯を残す、抜かない治療が可能ですが、以下のことはとても大切なことです。

MTAさえ使えば歯を抜かなくていい、根管治療の成功率が上がる」ということではないということです。

MTAの適応症、症例を診断するための診断基準、適切なる術式を守ってこそ、その効果は得られると考えています。
お困りの際は、ご相談ください。しっかりと拝見させて頂き、ご説明させて頂きます。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。