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上顎第I小臼歯 3根管治療 マイクロスコープ



当院のホームページをご覧になり来院頂いた患者さま。本症例は上顎小臼歯の再根管治療。写真は、セラミッククラウンを外した後のファイバーコアの状態。患歯に痛みはなかったのですが、以前に装着したセラミックスの色調が不自然であることから再治療することとなりました。症状はないものの、レントゲンでは根尖病変が認められました。ファイバーコアを外してラバーダムを装着し根管治療を開始します。右写真はマイクロスコープ3.2倍拡大の画像です。この画像より、肉眼での根管治療、肉眼での歯科治療には限界を感じざる得ません。当院ではすべての場面において、拡大視野にて治療に臨みます。なぜならば、肉眼では見えないからです。右上写真からご推察いただけるかと思います。



本症例の患歯である「上顎第一小臼歯」は通常は2根管です。左画像をみると、根管充填の跡は2か所認められます。しかし上顎
第一小臼歯の根のバリエーションは1、2、3根と多く、根管のパターンも様々なパターンが存在します。エックス線では根管の形態はわかりにくく、歯根幅が歯冠の幅に近い場合には本症例のように3根の可能性が高いといわれています。
本症例は珍しい3根管症例。1根管の見落としが根尖病変の原因でした。このような症例では、CTマイクロスコープが必須といえるでしょう。

右写真は
根管充填材を除去した状態です。根管内を清掃し、形態を整理すると、もう一つ根管が認められました(赤矢印)



3根管を拡大清掃の結果、左画像の①と②は先端で一致するY字型の根管形態であることが判明しました。十分に拡大清掃し、次亜塩素酸で洗浄消毒します。その後、根管充填(CWCT)し、再根管治療は終了です。本症例は1時間で終了です。

当院では保険治療、保険外治療の区別なくマイクロスコープを使用して根管治療に臨みます。そのお蔭もあり、今では多くの患者さまをマイクロスコープを用いて治療に臨ませて頂いております。症例数もそれなりになりました。

正直なところ、最初は使いこなせていなかったマイクロスコープ。いまでは随分と使いこなせるようになったように感じつつも、その限界やマイクロスコープを使用しない方がいい治療もあるということがわかるようになっております。

「マイクロスコープ=治る」ではありません。たとえマイクロスコープがあったとしても、拡大画像で病態を診ることができたとしても、その画像を診査診断できる「歯科医師の目」が無くては意味を為しません。マイクロスコープを使用しつつ、様々な勉強会や文献を読み、日々の自身の臨床を振り返ることで、その目を磨いていきたいと思っております。何かお困りの事などございますときはご相談ください。誠心誠意、問題解決に取り組ませて頂きます。


―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。