咀嚼について

平成23年4月25日

我々歯医者の仕事は、「咀嚼機能の回復」です。


つまり、おいしく食べれるようにすること、これが歯科治療の最大の目的となります。

そのためには、咬合(かみ合わせ)の適正な回復が大切になってきます。


人間は、テレビを見ながらでも、話をしながらでも、無意識に物を食べ、飲み込んでいます。
咀嚼は、歩くのと同じように、無意識に行えるものです。

これは、脳幹にあるパターンジェネレーターでコントロールされていることによります。

このパターンジェネレーターにより、咀嚼運動の経路やリズム、速度までもがコントロールされています。

つまり、このコントロールができないような、
入れ歯や冠(クラウン)や詰め物(インレー)、インプラントなどを装着してしまうと、
無意識の咀嚼がしづらくなるのです。

適正な咬合の回復。
歯科治療において、これがとても大切なことなのです。