若年者へのインプラント治療

平成24年8月7日

現在のインプラント治療は、信頼性の高い、安心な治療へと確立されつつありますが、種々の条件も伴います。
今回は、年齢についてのお話です。
若年者に対しては、
・永久歯列が未完成である
・顎骨が発育途上にある
という理由で、インプラント治療が適用できません。

成長が終了する時期には個人差がありますが、その基準は、Scammonの成長発育曲線に基づき、20歳と考えられています。

顔面部の成長は25歳まで続くという考え方もあり、
患者様の確認しうる一つの目安としては、
・2年間での身長の変化が0.5mm/年未満であること
・第二大臼歯が完全に萌出していること
などが挙げられます。

若年者のインプラント治療は、しっかり検査した上で、行いたいものです!