かみあわせの診査

「かみあわせ」の問題を解決するためには、
全身ならびに頭頸部の骨格を診査する必要があります。

「かみあわせ」とは、
上顎の歯と下顎の歯の接触関係を云いますが、
そもそも、
その上顎骨と下顎骨の形態や位置が正しいのか?という診査をすることなく、「かみあわせ」を診査する事はできません。
右図は、頭蓋と上顎骨、下顎骨の正常像です。

頭蓋を基準とした、上下顎骨の位置。
全身を基準とした、上下顎骨の位置。
これらを診査する必要があります。

    

右図は頭蓋に対する上顎の位置は正常であるものの、
上下顎の歯の接触関係に問題があり、下顎骨が左側へ偏位した状態の図です。
このような状況であれば、問題となるかみあわせ(以下咬合)を改善すれば、正常な状態へと改善できます。

この図は、上顎骨が右側へ変形偏位し、下顎骨も同様に偏位した状態です。
上顎の偏位つまり、鼻が曲がっている原因としては様々ですが、鼻呼吸困難による睡眠態癖などによる持続的な矯正力が、上顎骨に働き、偏位を及ぼしている事が考えられます。
このような症例では、徹底した問診と診査なくしては、かみあわせの不具合を改善する事は難しいでしょう。

このように、下顎骨が左右非対称であったり、下顎運動の起点となる顎関節に変形を来たした症例では、骨格が非対称となり、咬合治療も困難を極めます。

 

上記のように、かみあわせの治療(咬合治療)では、顔貌写真の診査、頭部x線規格写真、顎関節部のCT撮影による形態診査、顎関節部のMRI撮像による顎関節円板の診査を行い、的確な「診断」つまり「症状の原因はなにか?」を明確にすることが重要です。

また、頭頸部だけでなく、
全身を基準とした下顎骨の位置、かみあわせに対する診査も必要でしょう。

―宮崎歯科医院について―舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療を行います。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。一般歯科治療は勿論の事、ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病・むし歯治療を痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。