多くの歯科医院で根管治療が行われる理由、大変分かりやすかったです。
歯の神経を残すことの具体的なメリットはどんなものが挙げられますか?
昔セラミックの歯にしてその時の担当の先生は終了後に「全部神経残しましたよ」と言ってきました。
私はその時、歯そのものに神経があるかどうかも知らなかった時で、神経残すのが良いのか取る方がいいのか、どっちが良いのかわからない、知らなかったけど、 なんとなく「ありがとうございました」と言ったのを覚えてます。
で、あれから10年以上すぎて、最近セラミックを新しくしようと思って引越し先の歯医者に行くとその先生は「神経がっつりとってますね」と言ってきたのでびっくりしました。
質問なんですが、セラミックの歯にするにあたり、神経残しておいた方が良いとか取ってしまっても何も問題ないとか、ありますか?
飛び出てた犬歯?の八重歯を前歯と揃える真っ直ぐなラインにするセラミックでした。
コメントありがとうございます。この動画と同じ「え!?」というエピソードですね。
「ありがとうございました」といった自分は、なんだったのか、、、って考えちゃいますね。
頂いたご質問に回答させて頂きます。
よろしくお願い致します。
まず大・大・大前提として!
『 歯科治療は” やらない ”ほうがいいんです!』
歯は削らない方がいいんです!これが大前提であり、ココを出発点として治療をするか否かを考える必要があるでしょう!
日本の歯科医療、とても安価に、いつでもどこでも行える環境にあります。
大変有難いことではありますが、これが日本人の歯に対する意識を低下させてしまっている原因ともなっています。
私が歯科大学生時代に留学したアメリカ、カナダでは、歯科治療は「民間の保険会社に個人個人が登録し支払う」保険外治療でした。
支払う保険料に応じて、受けることのできる歯科治療が異なるとてもシビアな状況です。
お金のない人は、歯科治療を受けられないので、治療費の安い「臨床研修医」が指導医のもと治療するというシステムも構築されていました。
ただし、海外の臨床研修医はスキルに優れ、日本の臨床研修医とは雲泥の差であることをその当時実感したのを覚えています。
話がそれました。
日本では簡単に受けることが出来るがゆえに、その意識が低下していること、これはとても残念なことでしょう。
頂いたご質問「セラミックの歯にするにあたり、神経残しておいた方が良いとか取ってしまっても何も問題ないとか、ありますか?」
神経は絶対に残すべきです。日本では安易に神経を取り過ぎです。
但し、神経を取るデメリットより、得られるメリットの方が大きいと、「治療を受ける患者様」が感じ、ご決断されているのであれば問題はないでしょう。
・お忙しい方
・歯並びにコンプレックスを抱え、笑えない方
・矯正治療は仕事柄できない方
・できるだけ早く治すことが必要方
その価値観、状況は様々です。
その求めに応じるために、歯の軸を変えることを目的に「根管治療」を行い、セラミックを被せる。これは悪いことではないでしょう。
しかし、大前提として「歯科治療はしない方がいいんです」。私が言うのもなんですが(笑)
当院では徹底的な治療を心掛けると共に、終わった際は、患者様皆さんの頑張りを労いつつ、以下のお言葉皆さんにお話ししています。
「今後は予防で永く通院してくださいね、2度と僕の顔を見ることがないようにしてね(笑) その時は徹底治療の時だから(笑)」
歯医者は予防で通いましょう!ぜひ!
ご相談内容
現在、歯の神経の治療を受けているのですが、疑問・不安点があり、メールをさせていただきました。
【経緯】
半年ほど前に、出産後のメンテナンスにてかかりつけ歯科を受診。
クリーニングの際に、電気が走るような痛みを上奥歯の歯と歯の間に感じました。
(そのうちの一本は10年ほど前に神経を取って、銀色の被せものをして治療をした歯になります。)
その時期から段階的に痛みは徐々に増す様になったのですが、特に直ぐに必要な治療は無いとのことで様子観察となりました。
しかし、最近その痛みは激痛となり診察を受けたところ、恐らく歯が割れているのではないかと思われる。どのように割れているかを知る手段は無く、抜歯するしか治療法は無いと言われました。とはいえ、直ぐに抜歯の選択は・・・ひとまず歯根の治療をして、だましだまし使っていきましょうという方針になりました。
①先生のYouTubeを拝見していると、歯がどのように割れているのか、歯根・その周囲がどのような状態にあるか診断された上で、治療をされている様にお見受けするのですが、歯がどのように割れているのか、歯根がどのようになっているのかを診断するのは不可能なのでしょうか?
診断が可能であるのならば、どの様に行われているのでしょうか?
②恐らく横に一直線上に割れていいる可能性が高いと言われました。その場合、治療は困難でしょうか?
もしくは、どの程度下までヒビがいっているか等によって治療の見込みがあるケースもあるのでしょうか?
(何%程度)
③歯が割れていて、治療が出来た場合、その後の予後はどのような経過になっていますでしょうか?
(感染リスク・抜歯率・再治療率など)
現在の治療に疑問や不安を感じる事も多く、今後の治療選択の参考にさせて頂きたいです。
お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願い致します。
はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
①について
この2つの動画で、抜歯が必要な場合、どのような治療で、どのような診査を、どのようにして行っているのか?について回答させて頂いております。ぜひご覧下さい。その答えが見つかるでしょう。
②横に一直線であれば、抜かずに残せるのでは?
当院の抜歯診断基準です。上動画と合わせてご参考下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/25415
治療が困難か否か?その歯を何%の確率で残せるか否かは、
・患者様の噛み合わせや病状
・施術する歯科医師の知識・技術の有無
が大きな要因を占めるでしょう。
ヒビが入っているだけで抜歯と診断する歯科医師もいれば、どこまでヒビが入っているのか?をマイクロスコープで確認し、残せるか否かを診断。その上で、様々な治療法を駆使しして歯を残す歯科医師もいます。
③歯が割れていたら、抜歯です。
欠けている、一部のみにヒビが入っている、一部のみ割れているのであれば抜かずに残せるかもしれません。全く病状を拝見していない状況では明確な回答は困難です。
現在の病状について不安を感じる場合は、まずご担当頂いている先生にその旨相談してみてはいかがでしょうか。
患者様の心配な状況は、歯科医師であれば理解してくれるでしょう。
その上で、その歯科医師が出来る最善策をご提案下さると思います。
但し、その歯科医師が出来ない・知らない策は、提案できませんし、もとより知りません。
歯科医院はコンビニより多いと言われいる現在、ご自身にあった、ご自身の希望に合った、ご自身の希望する治療法をご提案してくれる歯科医院は必ずあるはずです。
ぜひ前向きに取り組まれてください。
根幹治療中は他の歯(虫歯)の治療はできないと言われましたが、なぜできないのでしょうか??
コメントありがとうございます。
回答させていただきます!
実際にご病状を拝見していないため、適切な回答となっていない場合もございます。
可能であれば、現在ご担当頂いている先生と十分コミュニケーションをとって頂き、その一助として頂ければ幸いです。
「根幹’(→根管)治療中は、他の歯(虫歯)の治療はできない」とのこと。
まずは結論から!
そんなことはありません。根管治療中でも、他の歯の治療は可能です。
極論をいえば、どんな治療でも可能でしょう。
でも!当院でも根管治療中に、他の歯を治療することはおススメしておりません。
それは次の3つに配慮することが、歯科治療でとてもとても大切だからです!
・治癒
・食事の維持
・かみあわせ
たとえば、右の奥歯の根管治療をしつつ、左の根管治療や抜歯、むし歯治療。
こういったことは当院も行っておりません。
理由はなにか?
『現在、根管治療中の歯の“治癒”を悪くしかねないからです』
我々歯科医師が、一つの歯を治療中に同時に考えること、配慮していることがあります。
それは、『治療中も、どうやって”食事ができるように維持するか?”』ということです。
右の奥歯を治療すると、右は使いづらいし、できれば使っていただかない方が治りが良好です。
治療中の歯で食事をすることは、「治ろうとしている傷口を叩いている」のと同じこと。
治らないことはありませんが、治癒が遅くなりかねません。
またあちこち治療することで、噛む位置を失いやすい患者様もいらっしゃいます。
「かみあわせ」にリスクを抱えている患者様です。
こういった患者様は、一つ一つの歯を確実に治療し、かみあわせに配慮する必要もあるでしょう。
治療期間は長くなるかもしれませんが、出来ることならば、ひとつひとつ治療した方が確実!
歯は、食事をするためにあるものです!
食事が維持できないならば、治療自体、問題ですよね。
おそらくではありますが、現在ご担当頂いている先生は、
・治癒
・食事の維持
・かみあわせ
この3点を考えて、現在の根管治療をお考えなのかもしれません。
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!
歯科医院を選ぶにあたって何か気にしたほうがいいポイントなどはありますか? 私の祖父が、親知らずを抜いて菌がまわってしまったらしく命に関わる事態になったので、慎重に選びたいのですが何かあれば選ぶにあたってのアドバイスをいただきたいです
それは大変な想いをされましたね、その後いかがでしょうか。
おっしゃる通りですね。歯科医院は慎重に選んでいただきたいと私も日々実感しています。
歯医者の知識・技術は、患者様には計り知れないものでしょう。
また、患者様の「価値観」もそれぞれです。
・痛みが無いようにしてもらいたい方
・たとえ歯を抜くことになったとしても、やり直しの無い歯科治療を望まれる方
・時間に制限のある方
・治療期間に制限のある方
・費用を抑えたい方
・審美的にキレイにされたい方
ホント、それぞれです。
そのため、これ!という1つの価値観で、歯科医院を選ぶことはできないでしょう。
でも、間違いないことがひとつあります。
上記に挙げたご希望に沿う「保険適用の歯科治療」は無い!ということです。
現在の保険診療は、1970年以降の国民皆保険制度そのままが踏襲されているように感じています。
つまり、これから経済は上向き、人口は増加傾向にある、イケイケドンドンの時代背景のもと作られた医療システムです。
今のように、多種多様な価値観が認められる、だれでもな何でも手に入れられる時代ではありません。
何もなかった時代に作られた医療制度です。これは「対症療法」に重きを置いた、多くの患者様を可能な限り安価な費用で診ることのでき、国にその財源があるのを前提とした医療システムです。
現在はその真逆の時代。保険医療システムで、十分なる歯科治療が受けれるはずはありません。
この点を患者様には十分にご理解頂いた上で、「ならどうする?」とご自身にあった歯科医院をご選択頂きたいと感じております。
そのための、Youtubeチャンネルが、当院のこのチャンネルです。
では、どうやって歯科医院をご選択頂くか?
まずは、患者様が、歯科治療に「何を求められているのか?」でしょう。
これがあって然るべきであり、これがないと、多くの歯科医院から自身にあった歯科医院を選ぶことはできません。
そのためにはどうやればいいか?
この大前提があります!
これ一番大切です。
『”痛くなってから”、歯科医院を選ぶことは絶対にしない!』
これです!
痛くなってから歯科医院を選んでは、冷静な判断は出来ません。
おぼれている人に、横からクロールの泳ぎ方を教えても、理解はできないでしょう。
その時、手を伸ばしてくれた人の手を掴んじゃいますよね?
その人が、救える能力があるのか無いのか?別にして。
救える能力が無ければ、一緒におぼれます。状況はさらに悪化するでしょう。
良い歯科医院を選べない人の典型的なパターンです。
では、さらに、ならどうするか?
まずは『予防で、クリーニング』で歯科医院へ行くんです。
痛みが無くてもいいんです、クリーニングしてください!って言って歯科医院へ行くんです。
こんな地に足付いた状況ならば、冷静に、心フラットな状況で、その歯科医院を、その歯科医師を、そこで働くスタッフを、そこで提案される治療内容を品定めできるでしょう。
もしそこで、「治療が必要です」といわれたとしても、痛みが無ければ、そこに必要性を感じていなければ、すぐに治療に取り掛かる必要もありません。
ほかの歯科医院で診てもらい、ホントにその治療が必要なのかを「見極める余裕」もあるでしょう。
こんな準備が為されていれば、ご自身にあった歯科医院選びが可能ではないでしょうか。
その上で、歯科医院の何処を見ればよいのか?
私が感じる1番は、「笑顔と安心」をくれる歯科医院です。
言葉を選ばずに言わせてもらいますね(笑)
・患者を脅す歯科医師は最低です
・スタッフを怒る歯科医師は最低です
・愛想の悪いスタッフは最低です
・勉強しない歯科医師、スタッフは最低です
逆を言うならば、
・優しく笑顔で前向きな歯科医師を選びましょう
・雰囲気の良い歯科医院を選びましょう
・優しく笑顔のスタッフがいる歯科医院を選びましょう
・保険治療に拘らず最新医療機器を装備した歯科医院を選びましょう
これが出来ている歯科医院では次のことが出来ています。
「十分なコミュニケーションが取れる」
・歯科医師が患者様に合ったアドバイスを適切にしてくれます
・笑顔で優しくスタッフが対応してくれます
十分なコミュニケーションがあれば、納得できる歯科治療が受けられます。
間違いないでしょう。
でも、人それぞれです。合う合わないというのも現実として必ず起こりうることでしょう。
私も然り。はっきりものをいう性格です。時には患者様には辛いと感じることも、一緒に頑張りましょう!とアドバイスせざる得ないこともあります。
それを、傲慢、言葉がキツイ、患者の立場になっていない、などと誤解されることも、ほんと稀にございます(笑)
それもしょうがないことですが、それを避ける意味でも、十分なコミュニケーション大切です。
まとめます。
良い歯科医院を選ぶには!
・予防で来院し、品定め
・コミュニケーション
この2つ!ぜひ!
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!
ご相談内容
年始の予約は最短でいつでしたら空いていますでしょうか?
今、左下奥歯が虫歯で、根幹治療になるかもと矯正治療の計画を伺った歯科で伺い、そこから別のマイクロスコープを使っている歯科を受診しました。
「神経にまで到達していないかもしれない(開けてみないと分からない)から、大丈夫そうだったら神経残して虫歯治療のみで、ダメなら諦めよう(神経を取ろう)と言われ、先日、壁を作る施術をすると言われましたが歯も削られました。」
次に予約を取ってはいるのですが、そこで深くまで削る(次からが本格的な治療)と言われました。
ですがもしだめなら神経を取られると聞いて心配になってしまい…こちらの先生でしたら取られないケースもあるのかな?と思い、診ていただけないかと連絡しました。
ちなみに歯が1週間弱ずっと痛みっぱなしだったのも心配になったポイントでした。
はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
当院は1月4日より診療開始です。
受付は8:30より行っております。
ご希望の際は、お電話を頂ければ幸いです。
その後、痛みは如何でしょうか?
痛みが強い場合は、市販されているロキソニンなどの鎮痛消炎剤が効果的でしょう。
お身体がお疲れになると痛みも強くなりがちです。
その点ご留意頂きご自愛いただければ幸いです。
当院では初診でまず基本的な検査を行い、病状についてスタッフがご説明させて頂いております。
患者様のご希望を伺った上でその病状に適した治療法をお伝えしております。
当院の神経を残す治療については以下のリンクで解説しております。
動画などを使用して分かり易く解説しておりますのでぜひご参考下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762
また、痛みが有る場合、その時の病状、それに対する適切な治療法は何か?をチェックする表がございます。
ぜひご覧下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628
当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。
03-3580-8110
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎
※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254
先日、歯根端切除の手術をしてもらいました。
その歯は昔に根管治療したところでしたが、菌が歯根に漏れていたみたいで骨が溶けていました。
歯にひび割れとかはなくて手術は上手くいったみたいでした。
詰め物は昔に根管治療ではめた銀歯なのですが、この際にセラミックにしたいと考えています。
手術をした歯の銀歯を外すのは良くないでしょうか?
歯に負担がかかったり菌が入ったりしないか心配です。 何かコメントいただければ嬉しいです。
コメントありがとうございます!
手術がうまくいって良かったですね!
実際に拝見していないため、適切な回答となっていない場合もございます。
これからの治療につきましては、ご担当頂く先生と十分なコミュニケーションのもとご決断頂くことを前提に、この回答を参考頂ければ幸いです。
「手術をした歯の銀歯を外すのは良くないでしょうか?」
→悪いことではありません。
「歯に負担がかかったり菌が入ったりしないか心配です。」
→これには2つポイントがあるでしょう。
「歯に負担」
→昔の治療では、金属製の土台を使用している場合があります。
根管治療後には、できれば「ファイバーコア」が歯には優しい土台といえるでしょう。
ファイバーコアにつきましては以下のリンクをご覧下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/19117
もし金属製の土台メタルコアが装着されているようであれば、それを外すか否か?を検討する必要があります。
メタルコアによる歯根破折のリスクは拭い切れません。
そのため、セラミック治療をするならば、メタルコアを外してファイバーコアとすることを当院ではおススメしています。
このメタルコアを外す際、そのコアが歯根深く装着されている場合は慎重に取り除く必要があるでしょう。ご担当頂く先生と相談してみて下さい。
当院ではマイクスコープで行っております。
この点が、「歯に負担」といえるでしょう。可能な限り、現在残っている歯を削らずにメタルだけを削り取る事。これが大切です。
「菌が入ったり?」
→これは、根管治療が適切に為されていれば問題はありません。
そのため、今回のような根尖病巣・病変(歯根の先の骨が溶けること)の症例では、まず適切な再根管治療を行った上で、歯根端切除術を行います。
その後、土台の型どりを行い、セラミックを製作するという手順を踏んで治療を行います。
根尖病変・病巣・歯根端切除術については以下のリンクをご参照下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23639
この度の治療もおそらくそのような手順を踏まれているでしょう。
適切な再根管治療が行われているのであれば、問題はありません。ご安心ください。
こういった繊細な治療には、当院では慎重を期すためにも、マイクロスコープを使用し、適切なラバーダム防湿を欠かしておりません。とても大切ですよね!
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!
【タイムスケジュール】
00:00 皆さんコメントで教えてください!
01:20 前医ではどのような説明をされたのか?
02:05 お口の中をマイクロスコープで拝見
02:14 ラバーダムを装着
02:33 術前に歯の表面を洗浄・消毒します!
03:24 仮封材を削り取る
04:22 検知液でむし歯を染色します
04:40 ゲーツグリデンドリルで根管充填剤を取り除く
06:06 Cプラスファイル
06:40 歯について、根管治療とはどんな治療なのか?
07:58 ゲーツグリデンドリル
08:15 根管治療後は必ず痛い!
08:33 肉眼では根管治療、見えません!これが原因!?
08:55 SEC01で穿通拡大
09:03 ニッケルチタン製ファイルで根管内を拡大清掃
09:49 超音波チップでイスムスを清掃拡大
10:45 エンドアクチベーターで根管内を薬液で音波洗浄
12:15 抜歯と診断された理由とは?
13:07 水酸化カルシウムを貼薬
14:11 この動画、最後のコメントご挨拶
大切な人が困っています。
改善方法は明らかですが、それには高いハードルが待っている。
大切な人は現実逃避、見て見ぬふりをしています。
皆さんならどうしますか?
どうしようもない彼氏と付き合いたい
ダイエット、食事を制限、でも食べる
癌細胞、取れば済むのに手術が怖くて踏み切れない
タバコ、やめれば健康、でもやめない
歯科治療も全く同じ。
徹底的に削りとり、精密に人工歯をかぶせるだけ。
たったこれだけのこと。
最新の薬をつければ、様子を見れば、今までも何とかなったから、今回も何とかなんじゃないか?
こんな妄想へと走りがち。気持ちは大変よく分かる。でもそうならないのが現実です。
こんな時、とても説明に困ります。
私は嘘が嫌いです(笑)
なのでズバリと話します。受け入れがたい現実でもズバリはっきり話します。
こんな説明だと、傲慢・キツイ、優しくいないとディスられる(笑)
結構へこみます(笑)
ぜひコメントで教えてください!
今回は全く痛みのない歯を抜歯と宣告された患者様の根管治療のやり直しです。
患者様、頑張ってくれました!根管治療は次回で終了!
でもなぜ抜歯と宣告されたのか?ぜひ最後までご覧ください!
2年程前に治療した銀歯が痛くなってしまい昨日の夜虫歯の事を調べた時にこの動画を見つけました。
小学4年でほとんど麻酔も効いてなく根管治療をされ死ぬかと思った経験があって絶対に歯医者には行かないつもりでいました。
こんな素晴らしい先生初めてです!! 先生に治療してもらいたいのだが遠すぎて行けません。
行けないのが残念です
。 歯医者行くまで、しばらくの間だけでも痛みを抑える方法薬等ありましたら教えて頂けると助かりますm(__)m
大変ご苦労をされているご様子、実際に拝見していないため適切な回答とはならないでしょう。 その点ご理解くださいね。
再根管治療が必要な状態でしょうか?
痛みを抑えるならば、ロキソニンがよいでしょう。
アレルギーがなければぜひお服用ください。
30分ほどで効果が得られ、4から6時間持続します。 また歯科医院で抗生物質を処方していただくこともお勧めです。
身体が疲労する、血流が上がると痛みを強く感じます。
またその歯でかみしめると痛みが強く出るでしょう。
その点にご配慮いただい上での生活を心がけて頂くと、痛みが和らぐかもしれませんね! この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!
親知らずは抜歯しない方がいいんですか?
コメントありがとうございます。
親知らずに限らず、歯は、出来れば抜歯しない方がいいでしょう。
でも、抜歯せずにそのままにしておくより、抜歯した方が得られるメリットが多い場合は、親知らずに限らず「抜歯した方が良い!」ということになります。
では、抜歯した方がい良い親知らずとはどんな状態でしょうか?
『 磨けない・ブラッシングできない”親知らず”で、慢性的に炎症を起こしている、あるいは隣の歯のむし歯の原因となっている”』
横にはえている、斜めに生えていることで、歯ブラシがしづらく、親知らずに限らず、隣の歯までむし歯になってしまっている状態です。
よく食べ物が溜まり易いことから、歯茎の病気「歯周病」を慢性的におこしていることもあるでしょう。
このような状態の親知らずは抜歯した方が得られるメリットが多いかもしれません。
逆に言えば、痛くない、磨ける、まっすぐに生えていて、上下しっかり噛んでいる!こんな親知らずは抜歯する必要はありません。
「親知らず=抜歯」と考えがちですが、たとえ斜めに生えていたとしても、ブラッシングできる!痛くもない!腫れたことは一度もない!
こんな状態ならば、当院では抜歯を強くお勧めすることはしていません!
親知らずに限らず、「抜歯はどんな時に必要なのか?その抜歯基準とはなにか?」について以下のリンクで解説しています。
ご活用下さいね!
コメントありがとうございます。
歯科治療はそもそも人体に「デメリット」でしょう。
治療は出来ればしないほうが良いでしょう。
ただ、治療をしないと、痛みが続く、感染がさらに拡がるという「歯科治療を行う以上のデメリットを被る」ため、仕方なく歯科治療をする。
これが現実です。 でも、だからといって、いい加減ではいけない。
むし歯は目に見えない唾液中に存在する細菌の感染症です。
徹底した歯科治療が必要です。そのためにはマイクスコープとラバーダムが不可欠です。
この上で行った「歯の神経を残す治療」は、「むし歯のみを削り取る事が出来る」「歯の削除量を極力最小限にできる」という最大限のメリットが得られます。
歯の神経を残すということは、「歯を削る量を最小限にできる」ということ。
つまりは、「歯科治療というデメリット」を最小限にできるということになります。
これは結果として、人生において、歯科治療を受ける機会を少なくし、歯の寿命を永くする可能性を高めることになるでしょう!