平成23年3月10日
歯を磨かないと癌になる!?
愛知県のがんセンター研究所の調べでは、
“1日2回以上”歯を磨く人が 「口の中や食道のがん」 になる危険性は、1日1回の人より “約3割も低い”
また、
全く歯みがきをしない人が、がんになる危険性は、1日1回の人と比べると “1.8倍高い”
という結果がでています。
この結果は、愛知県がんセンターで受診した人の中で、
口の中やのど、食道などのがん患者961人と、がんではない2883人、合わせて約3800人を対象に 「歯みがきの回数」 や 「喫煙、飲酒」 などの生活習慣を調査によるものだそうです(調査した年齢は20歳~79歳まで 【平均年齢61歳】 )。
調査を行った愛知県がんセンター研究所疫学予防部によると、
『口やのどには、発がん物質とされる “アセトアルデヒド” を作る細菌がいるが、この細菌や発がん物質は、歯みがきをすると洗い流されるため、少なくても朝と夜1日2回の歯みがきは、がん予防に役立つ』 と説明しています。
調査を解析した結果、
1日2回以上歯を磨く人は、1日1回の人よりも癌になる危険性が “約29%低く”
また、
全く磨かない人の危険性は、1日2回以上歯みがきをしている人と比べ “2.5倍も高かった” そうです。
皆さん、歯をよく磨きましょう!
また、
歯のプロフェッショナルである歯科医師や歯科衛生士でも、100%歯を磨くことはできないということも発表され、わかっています。
歯医者さんでの、定期的な検診とクリーニングも大切ということですね!