歯は3層構造です。その進行度合いにより、むし歯は以下に分類され、その症状も異なります。
① 初期カリエス 痛み ±
② 象牙質カリエス 痛み ++
③ 露髄 痛み +++
④ 歯髄壊死 痛み ±
⑤ 根尖病変 痛み ± or +++
①→⑤のようにむし歯は進行します。むし歯は唾液中に存在する細菌(バクテリア)の感染症です。表面に感染し(①)、内部へその感染を拡大します(②)。その後、歯の神経に到達し(=露髄 ③)、神経が死ぬ(=歯髄壊死 ④)と歯根の先、歯槽骨内に病変を拡大させてます(=根尖病変 ⑤)。早期の治療が肝心です。
上記のうち③と④の痛みは +++。つまり激痛を伴うということです。
歯の激痛は、「何もせずともズキズキ痛む」というような痛みです。同時に「顔が腫れる」こともあります。そのような「急性症状」では、以下のような状況が考えられます。
①は、むし歯が神経に到達し、穴があいている状況です。
②は、同時に根尖に病変が認められます。
③は、根尖に病変が認められますが、治療の既往は認められません。
④は、すでに根管治療済みの歯に根尖病変が認められます。
この分類診断をせずに治療に臨むと治療後に痛みがなかなか取れずに辛い思いをします。どこに痛みの原因があるのか、そのためには何ができるのか?を明らかにした上で適切な治療に臨むことが必要です。
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。