良い歯医者、いい歯医者とは?

歯医者が苦手で、ズキズキする虫歯を10年放置した経験があります。

今回、5年ぶりの歯医者。虫歯だらけ。詰め物が取れて半年。

耐えられなくなるくらい痛みが出てきたので行くことに。

何年も虫歯の痛みに耐えてしまうくらい、治療中の痛みや(実際には麻酔が効いているしあまり痛みはないのだけど、) 恐怖が勝るんですよね。

麻酔なしの治療なんて、もしやられたら、私は一生歯医者に行かないと思います。

それくらい本当に恐怖です。

大人なのだからとか、子供も我慢しているのだからとか、絶対無理です。

トラウマに近いです。 いい歯医者さんってなんなんですかね。

コメントありがとうございます! いい歯医者さんは、治してくれる歯医者さんです!

早くて、安くて、上手い歯医者さんが良い歯医者さんです。
でも、早いには限界があります。
歯科治療は時間がかかるものです。
なので、「早い」ではなく、「予定通り」に治してくれることが「早い!」ということでしょう。
これは「治療計画通り」つまり、「適切な診査診断」が為されているということではないでしょうか。 「安い」これも難しい。
日本の保険医療は世界最安値です。でもこれも経済の落ち込みにより維持が難しい状況にあります。
絶対的な安値は無理。患者様一人一人にとって、比較的安いのが有難い。
それには「やり直しにならない」ことが不可欠。
やり直しになってしまっては、費用だけでなく、時間も無駄に費やすことに。時間は命、命は時間でお金です。
「安い」=「やり直しの無い治療」
「上手い」これはとても難しい。
歯科治療にとって、病気を治すことはあって然るべき当然のこと。
治らないのは「技術と知識」の不足です。
あってはなりません。歯科医師が努力すべきことでしょう。
また適切な診査診断が為されずに、治療が行われていることから、治るものも治らない、、、こんな状況もしばしばです。
いずれにしても、歯科医師の重責。重く考えるべきです。
しかし、患者様にも問題がある場合も!
歯科医師が適切な診断を下しているにも関わらず、自分の不安と希望から、歯科医院を転々とし、治るものも治らず拗らせていらっしゃる患者様も散見されます。
この点を解決するのは「コミュニケーション」
患者様は何を望んでいるのか?何を不安に感じているのか?それに対して歯科医師は何をしてさしあげることができるのか?このコミュニケーションが不足しがちです。
このコミュニケーションが取りづらい仕組みが「日本の保険治療の実態」です。
「上手い」とは、病態を治すことを前提に、コミュニケーションが確立することでしょう。
この3点を目標に、当院では日々の臨床に取り組んでいます!
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