【タイムスケジュール】
00:00 セラミックは本当に良い治療なのか?
00:59 セラミックインレー3本、装着開始!
01:27 つっかえ棒 バイトブロック装着
01:37 3本ラバーダムを装着する様子
02:27 ラバーダムを付ける理由
02:43 表面を酸処理
03:05 痛い!!!マイクロ頭にぶつける?!ゴメンね!
03:40 第1大臼歯 セラミックインレー装着
04:38 第2小臼歯 セラミックインレー装着
05:07 第1小臼歯 セラミックインレー装着
05:36 セラミックインレー 装着後の様子 拡大画像
05:49 ラバーダムを外す
05:56 ラバーダムを外した状態 拡大画像
06:00 動画最後のコメント(患者様、ありがとうございます!)
セラミックだから良い治療!
それは大きな間違いです!
値段が高いから、保険外治療だから良い治療!
それもホント痛恨の間違いです(笑)
むし歯治療のポイントは2つです。
むし歯を削り取ること、そして精密にぴったりと被せること!
この2つです。
むし歯は唾液中に存在する細菌が歯に感染、溶かしながら歯の内部へと感染を広げていく病気です。その細菌の大きさは0.5~1ミクロン。
肉眼の識別限界は100~200ミクロン。全く見えません。
だから絶対、マイクロスコープが必要です。
治療中に、感染させてもいけません。
だからラバーダム、絶対、必要なんです
※歯の神経まで2mm以上の象牙質がある症例、神経が炎症症状を呈していない症例では、人工歯装着の際、ラバーダムではなく、簡易防湿でも十分な場合もございます。
当院では、術前にCT撮影・診査を行い、歯の神経に近い2mm以内にむし歯が近接する症例では、歯の神経を残す覆髄治療を行い、その炎症を治めた上、補綴治療に臨みます。
それより軽度のむし歯症例や、神経の消炎を行った覆髄処置症例では、必ずしもラバーダムを必要としない場合もあるでしょう。
今回の動画は、歯の神経を残す治療後のセラミックインレー装着の様子です。
セラミックだから良いのではなく、値段が高いから長持ちするのでもなく、手間がかかるから良い治療、手間がかかるから値段が高いんです(笑)
こんな手間のかかる歯科治療は患者様との2人3脚で一歩一歩少しずつ!
治癒という同じゴール目指して頑張りたい!
仕上がり、美しいですよ(笑) 自画自賛(笑)
ぜひ最後までご覧ください!