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【この動画の概要】
下顎の奥歯(第一大臼歯)の歯茎にプクッとした腫れがあり、かかりつけの歯科医院で3年間経過観察となっていた患者様の再根管治療の記録です。 歯列矯正の相談で受診された矯正歯科の担当医(仁先生が大学で指導した教え子)から、「まずは根管治療を専門的にやり直すべき」との適切なアドバイスを受け、当院へご紹介・受診される運びとなりました。 長期間、治療が進まずに経過観察となっていた最大の理由は、患者様のお口が小さく器具が奥歯まで届きにくいという「物理的なハードル」と、根管内部が硬く塞がってしまう「石灰化」にありました。これは決して前医の怠慢ではなく、通常の設備と肉眼での治療においては手を出せないという、臨床現場のリアルな真実をお伝えする内容となっております。
【このような症例にどう対応したか?】
対象は下顎第一大臼歯です。長期間の感染により、歯茎にはフィステル(サイナストラクト・膿の出口)が形成されていました。 徹底した無菌環境を作るためラバーダム防湿を行い、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いて内部を拡大して確認したところ、お口の小ささと石灰化により、前回の治療では「近心舌側根」などの一部の根管が未治療のまま残されている状態でした。 マイクロスコープの視野のもと、石灰化した非常に細い根管を専用の器具で少しずつ慎重に探索し、すべての根の先端まで確実に道を通す(穿通させる)精密な拡大と清掃を実施しました。 動画の後半では、治療後の患者様へのご説明の様子と、2回目のご来院時に歯茎の腫れ(フィステル)が綺麗に消失し、無事に治癒へと向かっている改善の様子を収録しております。
【同じような症状でお悩みの方へ(受診のためのアクションプラン)】
歯茎の腫れや膿が長期間治らず、経過観察が続いている場合、先行きの見えない不安を感じられることと思います。しかし、お口が小さくて治療が難しいケースや、神経の管が石灰化しているケースであっても、マイクロスコープ等の適切な設備を用いた精密治療を行うことで、根本的な原因を解決できる可能性は十分にあります。 決して諦めず、まずは現在通院されている主治医の先生と今後の治療方針についてしっかりとお話し合いを持たれるか、もしくは最寄りの近隣の歯科医院へご相談・セカンドオピニオンで受診されることをお勧めいたします。この動画が、ご自身の大切な歯を守るための前向きな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
【タイムスケジュール】
00:00 ダイジェスト
00:25 問診
01:09 咬合診査と無数麻酔
05:25 セラミックを外す
06:39 ラバーダムの装着と術前の消毒
08:36 再根管治療
32:23 治療後のご説明
34:40 後日、果たして治ったのか?
このチャンネルの動画は、当院にご来院頂いた患者様にご同意を頂いた上で配信させて頂いております。
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