当院のYoutubeチャンネルに頂いたご質問に回答させて頂きました。
その内容は「かみしめ」です。
歯医者へ行ったら誰しもが指摘されるであろう「かみしめ」。
当院の見解をお話しさせて頂いております。ぜひご一読ください!
コメントありがとうございます!嬉しいです!
「かみしめ」=「悪」という固定概念があります。
私の動画でもそのように配信しております。
物事にはあらゆる「側面」があるものです。
コップは横から見たら台形ですが、下から見たら丸です。
1方向から光を当てれば、反対側は影になります。
かみしめも同様です。
かみしめは、皆が出来るものではありません。
骨格がしっかりしており、物事に実直に、真摯に取り組む精神性をお持ちの方にのみ出来る「行動」です。
骨格が華奢で歯並びが良くない方には「かみしめる」ことはできません。
噛みしめることで、集中力を発揮し、ストレスを緩和し、全身の正中線を感じ、あらゆる難関を乗り越えることが出来るのが「かみしめ」です。
この噛みしめ、度を超えなければ、適度であれば、それほどの問題は生じないものです。
しかし、人間関係のもつれや仕事のストレス、外的環境の変化(気圧気温の変化、引っ越し、仕事環境の変化)など、対応しづらいストレスが加わると、 それを乗り越えるべく「かみしめ」の頻度と強度が極端に増加します。
これは良くありません。 もっと良くないことは、これが常態化し、日中でもいつでかみしめている方、非常に多くいらっしゃいます。
そのようなときは、呼吸も浅くなり、口は開き、口呼吸となる。
自然と全身姿勢は丸まり、猫背となりガチです。
そんな時、舌は本来ある上あご口蓋から下がり、低い位置に変化します。
この状態でかみしめると舌や頬粘膜に圧痕、つまり「白い線」が出来るのです。
噛みしめの良い面にフォーカスすれば良いのですが、悪い側面にだけ焦点を当て、かみしめないように!とマウスピースを入れる治療には疑問を感じております。
まずは、かみしめは悪いことではないこと。
かみしめ”過ぎて”しまうのが、問題であり、その原因は、「かみしめる」という行動にあるのではなく、 ストレスコントロールにあること。
ここに目を向けて頂きたい!と皆様にはお話しさせて頂いております。
いくつかリンクを添付します。ぜひご活用下さい!
当院の考える「かみあわせ」
かみわせとは何か?
かみしめについて
マウスピースについて
根管治療はまだ続くようですね!
お口開いているの、大変ですが、頑張って!!
ちなみに、歯の根っこ、長い方かな(笑)?
コメントありがとうございました!