当院の根管治療

虫歯は放置すると、どのくらいのスピードで神経までいってしまうのでしょうか? 一般論

虫歯は放置すると、どのくらいのスピードで神経までいってしまうのでしょうか?

一般論でいいので教えて下さい。

まずは結論から!

歯の神経が健康であれば、むし歯は進行しづらいようです。

でも、10日で感染するという報告、そして、150日では確実に広がっているとする論文もあります。

随分とバラツキがあります。

それは、状況が違えば、むし歯進行スピードにも違いがあるということです。

https://miyazaki-dentalclinic.com/19505

ぜひこちらのリンクのレントゲン画像をご参照ください。

理解が深まります。

そのレントゲン画像に番号を振ってありますので、その番号を使用して、ここから解説していきます。

レントゲンでは、硬いものが白く、やわらかいものが黒く写し出されます。つまり、歯がむし歯になると、本来白く写し出されるところが、黒く写るということです。

歯は3層構造です、外側からエナメル質、象牙質、神経となっています。

エナメル質がより硬く、真っ白に映し出され、それより軟らかい象牙質はやや白く、神経は軟組織なので黒く表現されます。

正常な歯は、正常なレントゲン(正常)のような像となりますが、むし歯でエナメル質が溶かされ、象牙質にまで至ると、

①のような状態となります。

①は、神経のある歯がむし歯になり、神経近くにまでむし歯が及んでいる状態です。

②は、神経を取る根管治療を行っている歯ですが、かぶせものに隙間があり、その隙間から感染した状態です。

③は、②と同様に根管治療が行われているものの、かぶせものが外れてしまい、そのまま放置。歯根の先端にまで細菌感染が及んでいる状態です。

④は、根管治療途中でそのまま放置、歯が折れてしまった状態です。

詳細はこのリンクをご覧頂ければと思いますが、このコメント欄では省き、結論をご説明しましょう。

①のような象牙質にまで至るむし歯の状態では、わずか10日間で、象牙質内にむし歯の細菌は感染してしまうことが論文で証明されています。

健康な神経であれば、ある程度の抵抗を示すとする結果もありますが、だからといって、放置することは賢明ではないでしょう!早々の治療が望まれます。

また、神経を取ってしまった歯で、根管治療途中や根管治療したけど、土台や被せものが外れてしまったなどの状態では、150日間放置することで、歯の内部深くにまで感染が広がることが証明されています。

いずれにしても、放置はダメ。早々に治療した方が良い!という結果のようです!

 

 

10年前に神経を抜いた銀歯に膿がたまり痛みます。

10年前に神経を抜いた銀歯に膿がたまり痛みます。

治療してもらいましたが、また同じような痛み繰り返しているため、歯医者に行くと抜歯しかないと言われました。治まっては痛み、治まっては痛みの繰り返しです。やはり抜くしかないのでしょうか…。

歯の神経を取る抜く根管治療をしても痛みが治まらず繰り返している方からのご質問、大変多く頂いております。

現在の痛みはいかがでしょうか?心配ですね。

今回の痛みへの気づき、このチャンネルへのコメントは、この歯をどうにかしよう!という良いチャンスです。

ぜひ前向きに対処して頂きたいと感じています。

その前に、痛むままでは前向きな考え方は生まれません。

現在抱える痛みが酷い時は、ぜひ次の3つのアクションを起こしましょう!

まずは今の痛みを和らげること、これが大切です。

① 被せものが装着されているのであれば、その接触を弱く調整してもらいましょう!

外してもらうことも良いことです。その上で、上下の歯が接触していないことを確認されてください。これだけで痛みが治まることあります。

② 抗生物質と鎮痛消炎剤を処方してもらいましょう!

※鎮痛消炎剤は、市販のロキソニンでも大丈夫でしょう。

但し、アレルギーなどについては、説明書を熟読頂ければ幸いです。

③ 身体がお疲れかもしれません。

睡眠をしっかり確保して頂くだけで、痛みは治まるかもしれません。

その上で、現在痛みを抱える歯が、本当に抜歯が必要となる歯なのか否かを調べましょう。

【 インプラント治療は”簡単には”するな!】根管治療10分で終了!抜かずに残したい!

 

歯が折れてもヒビがあっても、抜歯してはいけません!《他院にて歯が折れているから抜歯と宣告された歯の再根管治療》

 

【抜歯宣告】患者様と共に考える!「ならどうするのか?」

この3つの動画をご覧頂くことで、抜歯が必要か否かが分かります。

また当院での抜歯基準のリンクも添付しますのでぜひご活用下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/25415

抜かなくてはいけない場合は、この動画のようなときでしょう。

それ以外は、再根管治療でぜひ治して頂きたい!

ご自身の歯を大切に!頑張って下さいね!

 

 

 

歯根端切除 歯茎の違和感 腫れた感覚の圧迫感 おでき 治りません

宮崎先生始めまして。いつも動画配信楽しみにしてます。 昨年1月に右前歯1(28年前に折った歯)の歯根端切除術を、大学病院の口腔外科にて施術されましたが、1年8ヶ月経過した現在も、施術付近の歯茎の違和感・前歯裏のヒダの腫れた感覚の圧迫感(おできが出来た感覚)が治りません。 主治医は手術後3ヶ月目に、近郊の病院に移動で居なくなり、今は、骨隆起の施術をして頂いた、転院した医師の上司に診てもらってます。 今の病院見解は、感覚障害的な症状が出てしまったみたいです。とのことです。 重ねましてCTばかりを撮られ、脊柱管嚢胞もある様で、ん〜…と言う現状です。 現在歯のオーバーホールにて、保存科・補綴科にも受診してますが、保存科の教授からは、毎回の受診で歯根端切除術の経過を聞いてきます。 この様な事例は少なからずあると言われましたが、結論としては今後どうしたら良いでしょうか。 長文にて失礼致しますが、何かアドバイス等頂けましたら幸いです。

コメントありがとうございます!

実際に拝見していないため、適切な回答とはならない場合もございますことをご了承いただければ幸いです。

そのため、当院にて、あるいは他院から転院されてきた、以下のような患者様について、当院がどのように対応しているのかを回答させて頂きます。

的外れな回答となっていなければ良いのですが、よろしくお願い致します。

根管治療をして、歯根端切除術を行ったけれども、以下のような所見が認められる状態。
・レントゲンでの透過像(根っこの先が黒く写っている状態)
・歯根先端相当部が時々腫れる
・時々膿がでるものの、痛みはない
・噛んだ時の違和感、痛みほどではない

このような場合、当院では、以下の動画にある基準に則り、再根管治療が必要か否かを判定しています。
ぜひ動画をご活用下さい。

その上で、必要であれば再根管治療、そして再歯根端切除術を行い経過を観察します。

上記の基準を満たした適切な根管治療であれば、そのまま予後を観察します。

ポイントは1つです。

「歯根の先の透過像が拡大しないか、否か?」です。

歯根端切除術を行ったとしても、歯根先端で「肉眼では見えないヒビ」や「側枝といった、微細な根管内の汚染」により、経過が良くないこともあります。

このような症例では、それほどの痛みはないものの、時々腫れたり、違和感が出たりするものです。

当院では、そのような白黒はっきりしないグレーゾーンでも、ご自身の歯を大切にして頂き、経過を観察しながら使用して頂くことをおススメてしています。

しかし、もし、透過像が拡大、つまり感染拡大するようであれば、残っている歯へ波及しないように、抜歯が適切な治療となるでしょう。

この回答が少しでもお力になれていれば嬉しい限りです。

 

 

【歯の神経壊死】60分ノーカット 根管治療すべて見せます!

今回の動画は、歯の神経を取る抜く根管治療をほぼ1回で終了した治療の様子

60分ノーカットです

長い動画です、タイムスケジュールをコメント欄に添付します。

動画の最後には、治療後の患者さまへのご説明の様子を収録しています

そちらからご覧頂くと、治療の内容のご理解がさらに深まるかもしれません

歯医者さんの治療には不安がつきものです。

そんな治療の様子をマイクロスコープで動画記録し、治療後に患者様へのご説明に役立てています。

患者さまが安心できる透明度の高い歯科治療、マイクロスコープによる根管治療

根管治療とはどんな治療なのか?

歯医者さんは治療の時、どんなことをしているのか?

ぜひ最後までご覧下さい!

【タイムスケジュール】

00:48 治療前の問診の様子
02:07 無痛麻酔の様子
05:15 ラバーダムの装着}
05:59 術前の歯の消毒
06:36 ゴールドインレーを外す
07:11 神経を保護していた薬を削り取る
08:01 さらに深くのむし歯を削り取る
08:35 むし歯が神経に達し、神経は壊死している
08:56 う蝕検知液でむし歯を染色する
09:05 感染部分を削り取るべくさらに深く掘り進む
09:55 神経の壊死は歯の内部深くにまで進行していた
10:13 根管治療後の痛みについて説明
10:35 壊死した神経と感染している歯の内部を削り取る
12:03 ゲーツグリデンドリルで根管内の感染を取る
13:39 根管の入り口を探し、先端まで器具を通す(穿通)
14:22 根管の先端まで見えないため、手指による感覚を頼りに治療を進める
19:26 根管の先端を見つけた後は、その先端を150㍈にまで拡大する
21:30 ゲーツグリデンドリルで根管上部1/3を清掃する
24:01 ニッケルチタン製ファイルで根管の先端1/3を清掃する
33:42 次亜塩素酸で音波洗浄
35:28 髄床底の整理
36:27 肉眼では見えない根管を探す(MB2)
48:48 見つけた極細の根管を拡げて清掃する
55:16 次亜塩素酸で洗浄消毒する
57:16 根管内を乾燥する
58:32 水酸化カルシウムを貼薬
01:00:34 仮蓋して根管治療終了
01:01:55 動画最後のご挨拶
01:02:57 治療後の患者様へのご説明

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

銀歯 ズキズキ痛い

今現在10年前に銀歯にした歯を 根管解放中で膿が出てくるのを待ってる最中だけど 薬切れた瞬間痛すぎて目覚めてどうしようもなくてのたうち回ってる(午前3時。しんどき。)

鎮痛剤とか救急車呼んだら病院でうってくれないのかな、、、 本当に痛すぎて死ぬ どうしたらいいのこれほんとに

まずは歯医者さんへ!

抗生剤と鎮痛剤、そして銀歯を外すと楽になります!

 

 

 

【教えて!仁先生】歯の神経を取ると、ホントに脆く弱くなるの?歯が折れるの? #神経取る #神経抜く #歯が折れる #根管治療 #根幹

こんにちは!

こんな質問をいただきました!

歯が痛みます。今度、神経を取る治療の予定ですが、神経を取ると、歯が脆く弱くなり、将来、折れてしまうと聞きました。仁先生、神経、取らないほうがいいでしょうか?

Youtubeで動画を配信するようになってから、大変多くの方から頂くトップオブトップのご質問、歯の神経を取ると脆く弱くなりますか?

将来、歯が折れてしまいますか?どの位持ちますか?将来抜歯ですか?神経取らないほうがいいですか?これです!

むし歯治療とは、唾液中に存在する細菌が、歯に感染し、歯を溶かしながら、内部へと進行し、感染を拡大する病気です。

歯を削り取ることで、細菌の感染を取り除くのがむし歯治療です。

そして、その感染が歯の神経にまで及び、神経が炎症を起こし、さらには壊死してしまっている場合、その感染を取り除くために、結果として神経を取り除きます。これが根管治療です。

ではどんな時に、どんな症状の時、根管治療が必要となるでしょうか?

それはこの2つの時

① すでに歯の神経は、感染により回復することのない炎症を起こしている場合

② 既に歯の神経が死んでしまっている場合

①を不可逆性歯髄炎、②を歯髄壊死といいます。

それはどんな症状の時か?

①はズキズキ、ジーンとした我慢の出来ない痛みがあり、痛み止めが必要なほどです。

②は①のような痛みがある場合と、全くない場合もありますが、レントゲンで見ると、根っこの先端が黒く映る場合があります。歯茎が腫れることもあります。

現在の症状から、現在の病状そして、それに対する適切な治療法について簡単にチェックできる表です。コメント欄にリンクを添付しておきますのでご活用下さい。

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

神経は残せるか否か?根管治療は必要か? (miyazaki-dentalclinic.com)

このような症例ではいたずらに「治療時期を遅らせる」ことで、むし歯はさらに感染拡大・進行し、その後に行う治療では、さらに歯の内部を削る量が多くなるばかりでなく、歯を支えている骨にまで悪影響を及ぼします。

「歯の神経を残したい、取りたくない」とする希望・不安の裏には「歯の神経を取ると、歯が脆く弱くなる」という間違った解釈があるからではないでしょうか?

でも、その「弱くなる、脆くなる」ってどの程度でしょうか?

本当のことでしょうか?

脆く弱くするには、他の原因があるのではないでしょうか?

ここに3つの論文があります。

① 根管治療歯と生活歯の含水率の違いは2%以下

(Papa et al Endod Dent Traumatol 1994)

② 根管治療歯と生活歯の生物学的特性の変化は殆どない

(Sedgely and Messer J Endod 1992)

③ 根管治療を行っても、剛性の低下は5%であったが、辺縁隆線を超えて形成を行うと、64%の剛性が低下する(Reeh and Messer JOE 1989)

①と②の論文は、根管治療をしても、歯は脆くならないことを証明する論文です。

根管治療をしても、皆さんが想像するほど、歯は脆くも弱くもなりません。ご安心下さい。

但し、③の論文はその逆。歯が脆くなることを証明する論文です。

その内容は、根管治療の際に「削られた歯の部位」によっては、歯は脆くなることがあることを示しています。

https://miyazaki-dentalclinic.com/26959

その部位は写真の赤矢印部分「辺縁隆線」です。

この部分にむし歯があれば削らざる得ません。

もう少し分かり易くお話しすると

歯の神経を取る事で、約2~5%、少しだけ弱くなりますが、おそらく皆さんが想像しているほどは脆く弱くはならないということです。

「削り方」「むし歯の削る量」によって、歯の脆く弱くなる程度は、大きく影響を受ける!ということになります。

つまりは、怖がっている時間は、感染拡大の時間であり、無駄であるといことになります。

これ以上の感染を拡げないためにも早々の根管治療が必要です。

そして何よりも、今ある痛みを改善できること、これが一番大切なこと。

痛みのある中では、冷静に考えることなどできません。

歯の神経を残すことも大切ですが、たとえ歯の神経を失ったとしても、その後の、根管治療を適切に行う事がとてもとても大切です。

早期に治療すれば、歯は永く長く使用できるのです。

そのためには、早期発見・早期治療。ラバーダム+マイクロスコープが不可欠といえるでしょう。

今後も皆さんから頂いたご質問に回答させて頂く動画を配信します。

ぜひチャンネル登録して頂ければ嬉しいです!

ご質問はぜひコメント欄にお願いします!

その内容は可能な限り詳細に!

皆さんの歯が健康になること!これがこのチャンネルの願いです!

今回も最後までご覧頂きましてありがとうございました!

この動画の内容は私個人の見解です。歯科医師によって考え方は様々でしょう!

素晴らしい先生、全国に沢山いらっしゃいます。

詳しくは最寄りの歯科医院でぜひご相談下さい!

それではまた次回の動画でお逢いしましょう!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

フィステル ファイルが残っている 抜歯 根管(根幹)治療?

いつも見ています!

初コメント失礼致します。

僕は大阪在住30歳で今左下の奥歯を治療中です。

小学生の時の神経を抜き、銀歯を被せていたのですが、その後、20歳、26歳で疲れがある時や風邪の時に、しばしば銀歯の部分が痛んでいました。

25歳の時に歯医者に行って、再根管(根幹)治療をして治してもらいました。

しかし、最近フィステルというものが歯茎にでき、いつもより少し痛みも強かったので、また歯医者さんに見てもらったのですが、そこでスクリューポスト?金属のネジみたいなものが入っていると言われ、まずは、それを取り、その後に根管(根幹)治療を続けていたのですが、次はファイル?リーマの先端が残っている。しかも、歯の根の先が割れているとのことでした。

先生には治療を続けて歯を残すか、抜歯するか悩みどころですと言われています。

抜いた場合はインプラントする形なのですが、正直、その先生も30歳でお若いので、経験面の部分で少し不安な部分もあります。しかし、めちゃくちゃ親身になって下さる良い先生なので悩みます。

ベストなのは、どの形なのでしょうか?

実際に拝見していないため、頂いた文章からしか推測できませんが、回答させて頂きます。

ご参考いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

ご質問、そしてお悩みの点こんな感じではないでしょう!

・治療のキッカケはフィステル

・根管治療をしているものの、根っこの先端にファイルが残っている、後付けで説明を受けた。また、根っこの先が割れている可能性があるとも言われた。それを根拠に、抜歯の可能性の説明を受けている。

・ご担当の先生は、メチャクチャ良い先生。人間的には信頼できるものの、治療としては、やや納得できない部分もあり、本当に抜歯が正解なのか?疑ってしまう自分がいる。

まずは、フィステルについて!

フィステルとは、歯茎から膿が排出するその出口、排出孔をいいます。

歯根の先端に相当する部分が腫れて、その辺りの歯茎にプクッとできるニキビのような小さな穴です。

「瘻孔(ろうこう)」「サイナルトラクト」ともいいます。

原因はこれです。

①不十分な根管治療

②歯の神経の壊死

③歯根が折れている

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

①~③いずれにしても、原因は、細菌感染です。

①は適切な再根管治療、②も同じ、適切な根管治療です。

①と②は、歯根端切除術という治療が必要となる場合もあります。

③は抜歯となるでしょう。

フィステルには以上のように①~③があります。

それを適切に対処すれば問題は解決します。

ただ、今回の問題は、突き詰めると次のようなことではないでしょうか?

①ファイルが折れていることは、事前にレントゲンなどで分かっていたことではないだろうか?

②折れているといわれたが、実際に折れているところを見ることができていないので、納得しづらい

③ご担当の先生の人間性は、メチャクチャ素敵でとても優しい

でも、そこに知識と技術が伴っているか否かは、患者には分かりづらい

ここが悩みどころなのでしょう。

ここで冷静に、原点に立ち返る必要があるようです。

なぜ、歯科医院に行っているのか?

歯科医院は、歯の問題を抱えた患者様が、その問題を解決する場所です。

患者様の今回の問題解決法の希望は、「再根管治療で歯を治すこと、つまりは抜歯せずに残すこと」でしょう。

それが出来る歯科医院なのか?否か?これを譲ってしまっては、感情論で判断するしかありませんし、出来ないものをお願いしかねません。

歯科医師にも得意不得意があります。

私は一般的な矯正治療はできますが、症例数が少ない。どちらかといえば不得意です。

なので、難しい矯正治療をご相談頂いた際は、診査診断の上、専門医へ依頼します。

ご担当頂いた先生は、人間性はとても素晴らしい先生とのこと。

まずはこのご相談内容を率直にご担当の先生にぶつけてみてはいかがでしょうか?

もし再根管治療で歯を残す術をお知りであれば、たとえ治癒の可能性が低かったとしても、治療に臨んで下さるかと思います。

また、ご自身ではできないと判断されたときは、専門の医療機関をご紹介いただけるでしょう。

私なら、そうします。自分の至らないことを認めて、出来る人に紹介できる歯科医師こそ、患者様にとって信頼できる、そして信頼に足る歯科医師ではないかと思います。

根管治療が出来ずに抜歯が必要となる場合はこの動画をご覧下さい、参考になるかと思います。

抜歯宣告

https://youtu.be/C0gkYK-oGZU

抜歯が必要な場合はどんな時?(動画)

https://youtu.be/VjBHd6qEkws

抜歯が必要な場合はどんな時?(当院ホームページでご説明)

https://miyazaki-dentalclinic.com/25415

根管内のファイルを取り除く様子

https://youtu.be/J_wpV0IoWhQ

ご相談したにも関わらず、納得できる回答が得られないこともあるでしょう。

その際は、ぜひラバーダムとマイクロスコープを活用している歯科医院にて、根管治療にお臨み下さい。

出来る限りご自身の歯は大切にして頂きたいと「私は」感じます。

その上で、やはり、今、診て下さっている先生の良さが再認識できるのであれば、もう一度戻りましょう!

先生、喜んでくれると思いますよ!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

左顎を押すと痛みがある 大きなむし歯治療した。。神経取った方がいい?

相談があります。大きい虫歯を治療したのですが、まだ中学生なので、神経がちゃんと出来ていないようで、薬で様子みてから、もし痛くなかったら神経抜きましょうってことになりました。

治療後1ヶ月は、ホントたまにズキっていうのがあったのですが。耐えられるくらいだったので、それを先生に話したら、完璧に封鎖して、その歯の治療は終わりました。

でも、それから何週間か経ちますが、左顎を押すと痛みがあるんです。

丁度その場所の上にある歯が、先日、大きな虫歯を治療した歯で、これって神経抜いた方がいいのでしょうか?

宮崎県は近いので、相談しに行ってもよろしいでしょうか?

まずは、当院の場所についてです。

こちらのリンクをご参照ください、宮崎は「私の名前」で宮崎県ではございません(笑)

https://miyazaki-dentalclinic.com/accessinfo

ご質問は「神経を抜いたほうが良いでしょうか?」とのこと。

そのご質問に至る症状は、「左顎を押すと痛みがある」とのこと。

この2つに関連があれば、神経を取る事で、症状が改善することもあるかもしれませんが、全く関連が無いかもしれません。

口内の痛みの原因は、一般的に3種類です。

むし歯、歯周病、かみあわせ。

実際に拝見していないため、全く分かりませんが、原則、この3つしかありません。

年齢は13歳から15歳の中学生。

男の子であれば、ちょうど身長が伸びるころでしょう。

上記3つのうち、歯周病は考えづらい。歯周病は30歳以降に良く認められます。

もし、この病気が現在の年齢であるとするならば、先日の治療の際に、ご担当の先生は気づかれていますので、なおさら痛みの原因は、歯周病ではないでしょう。

そして、むし歯。

もしむし歯が原因ならば、根っこの先に相当する部分の歯茎が腫れていることでしょう。もしくはそこに該当する部分を触ると痛みます。

どうでしょう?手を洗って、口内に指を入れて触ってみてください。

そして、かみあわせ。

噛み合わせについてはこちらのリンクをぜひ読んでみてください!

https://miyazaki-dentalclinic.com/11428

かみあわせ、こんな悪い癖を持っていませんか?

https://miyazaki-dentalclinic.com/12239

現在、歯並び育成中かと思います。

日によっては、疲れたり、ストレスを感じたりすると、寝ている時に強く噛んでしまっていたりすれば、かんだ時の違和感があるかもしれません。

また噛む時に使われる咬筋、噛む筋肉に痛みがあることあるでしょう。

左を下にして横になって寝る癖があるならば、こんな症状を強く感じるかもしれませんので、ぜひ上を向いて寝て下さい。

これが原因ならば、神経を取る必要はありません。

このように、歯の痛み、歯の周りの痛みは、単純に「むし歯」だけが原因ではありません。

ぜひ、ご担当の先生に再度ご相談してみてください。

納得できる説明があれば良いですが、なければ、お近くの他の先生に相談してみましょう!

この回答が少しでもお力になれていれば嬉しい限りです!

根幹治療 根管治療 デメリットとは?

チャンネル登録させて頂きました!今根幹治療の動画をいくつも拝見して、素晴らしい先生だなと感動しています!

4つほど質問させて頂きたいです🙇‍♀️

神経が死んでしまい根幹治療を明後日することになったのですが、私は前歯なのでとても不安です

現在20歳なので今後前歯がなくなることが本当に怖いです

前歯は他の歯と比べて薄いと思うのですが、難しい治療になるのでしょうか?割れたり失敗するなどのリスクはあるのでしょうか?

また、前歯なので歯の中に白いもの?を入れて黒ずまないようにすると言われました。それはする事でデメリットなどはあるのでしょうか?

また、本日1回目の摂取をしてきました。副反応は今肩が少し痛いくらいなのですが、根幹治療に何か問題はあるのでしょうか?

最後に、動画を見てて怖く感じたのですが、治療中はやはりかなり痛いのでしょうか?麻酔はしてもらおうと思ってます

返信頂けたら幸いです

チャンネル登録ありがとうございます!

『前歯は他の歯と比べて薄いと思うのですが、難しい治療になるのでしょうか?割れたり失敗するなどのリスクはあるのでしょうか?』

まずは回答から!

難しくありません!割れたり失敗するリスクがあれば、治療前に説明があるでしょう!

その説明がないならば、大丈夫!

まずはこちらの動画をご覧下さい!

根管治療で歯が脆く弱くなるのか?について、冒頭で解説しています。

またこの動画は、根管治療4部作の最終章です、リンクが添付されていますので、ぜひ他の動画もご覧下さい!

 

根管治療の流れが分かる動画、すべてまとめたリンクを添付します、こちらもご活用下さい!

 

前歯の根管治療は「私は」難しいとは感じたことはありません。

この動画は、前歯の根管治療を1回で終了した様子です、ご活用下さい!

 

『前歯なので歯の中に白いもの?を入れて黒ずまないようにすると言われました。それはする事でデメリットなどはあるのでしょうか?』

どのような治療法なのか?この言葉だけからは分かりませんが、医療としての大前提をまず考えてみましょう!

私は原則、患者様にデメリットのあることは、口にしません。これです。

例えば歯の神経を取る抜く根管治療が必要な患者様がいらっしゃるとしましょう。

その患者様にとって、歯の神経を取ることは、感染を拡大させないためには絶対必要なことです。

つまり、デメリットではない。これはメリットです。

これを放置したり、決断を先延ばしにすることは、患者様にとって最大のデメリットです。

その治療によって、治療後痛みがある、治療期間や費用がかかるなどの必要なことは、デメリットでは無いと考えています。

最大のメリットであり、治療の目的である、これ以上感染を拡げないことを達成するために必要なことでしょう。

これをデメリットと感じてしまう方もいらっしゃいますが、できるだけ分かり易くスタッフ総出で説明しています。

ご理解いただけない方もいらっしゃるのは事実ですが、そのご決断は患者様ご自身のご決断、尊重しています。

話がそれましたね(笑)

おそらく、ご担当の先生は、その点に立脚してお話しされています。

ただ、コミュニケーションが十分ではないのかもしれませんね(笑)ぜひご担当の先生とお話ししてみてください!

『本日1回目の摂取をしてきました。副反応は今肩が少し痛いくらいなのですが、根幹治療に何か問題はあるのでしょうか?』

歯科治療は外科治療です。治療後は大変疲れますし、体調が良く無いと、免疫機能も低下しがちです。

ご自身のお身体と相談した上で、治療に臨まれてくださいね。

『動画を見てて怖く感じたのですが、治療中はやはりかなり痛いのでしょうか?麻酔はしてもらおうと思ってます』

まずは、この動画をご覧下さい。

あとはすべての動画をご覧下さい(笑)

痛がっている患者様いらっしゃらないかと(笑)

麻酔が効けば、痛みは全くありません!ただし!治療後は痛みますので鎮痛剤でしょう!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

根幹根管治療 自由診療のクリニックを選択すればよかったのではないか?

再根幹治療が必要と診断された歯が4本あり 数ヶ月前から 先生の動画を参考にさせていただき マイクロスコープとラバーダムを使用しているクリニックを探し 治療を開始しています。

担当の先生は治療中は寡黙で 全くと言っていいほど発語はありませんが 宮崎先生の動画で勉強済みなので なんとなく 今何をしていただいているのかが分かります。

気になるのは 動画では宮崎先生は 治療中は 終始 マイクロスコープを使用しているように見受けられますが 担当の先生は 要所要所で使用する程度で 殆どはルーペも使用しない中での治療となっています。

保険診療でマイクロスコープとラバーダム使用が可能なクリニックなのですが やはり自由診療のクリニックを選択すればよかったのではないか と 現在悩み中です。

昨日で2回目の治療でしたが 下の奥歯の3本の根幹のうち 一本が治療中に痛みがあり 出血が見られるとかで 水酸化カルシウムを入れて2週間後に診察し 落ち着いていれば MTAセメントを入れる予定です。

長々となりましたが 本当に宮崎先生の情報発信で 田舎にいても最新の情報が得られ 感謝しています。

コメントありがとうございます!

このチャンネルをご活用いただき、大変うれしく感じております!

保険診療の範囲内でマイクロスコープとラバーダムを使用して治療に臨んで下さっているご担当の先生、ありがたいかぎりですね!

私はインプラント以外は、すべての診療でマイクロスコープを使用していますが、まだまだ珍しいタイプかと(笑)
また、治療中に実況中継するかのような発語は、さらに珍しい(笑)

まずは現在の先生とご相談の上、納得できる治療を受けて頂けること切に願ってやみません。治療頑張って下さい!