当院の根管治療

かかりつけの歯科 なかなか治療が進まない

ご相談内容

現在、かかりつけの歯科医院に通っています。

左上、前歯から数えて5本目と6本目の神経を取る治療をしています。

予約が月一しか取れず、なかなか治療が進みません。去年からそのあたりが温かいものでしみて、痛い症状があります。

ぬるい飲み物でもダメです。

とりあえず、神経を取る治療が終わらないと(一つずつつぶしていかないと)どこに原因があるかわからないから、とりあえずこのまま進めます、と言われています。

わかるのですが、飲食をするたびに痛くて、辛いです。

ちなみに冷たい物は大丈夫です。

このまま、我慢していいのか、違う視点からそちらで治療して頂いた方がいいのか、悩んでいます。

YouTubeでこちらの病院を知りました。アドバイスお願い致します。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

1カ月に1度のご予約でご通院されているとのこと。

患者様が多数ご来院されている人気の歯医者さんのようですね。

それだけ人間性にも、治療技術的にも優れたものをお持ちなのでしょう。

その観点から推察すると、ご担当の先生は、何らかの治療計画、何らかの仮診断のもと、1カ月に1度の予約で治療を進めていらっしゃるのかもしれません。

歯科医院は、「歯の痛みを取るところ」でしょう。

歯の悩みを解消してくれるのが歯科医院でしょう。

その辛いご様子を率直にお話しすれば、早々の解決策も見つけて下さるのではないでしょうか。

それだけ人気の歯科医院であれば、相応の治療技術をお持ちです。ご自身には手に負えない内容であれば、高次医療機関である大学病院への紹介状も書いて下さるでしょう。

こういったご質問やご相談では、そのほとんどが、患者様と歯科医師とのコミュニケーション不足のようです。

私も人間です、やはり合う合わないという人が存在します。

相手もそのように感じているでしょう。これはしょうがないことのようです。

もしコミュニケーション不足なのであれば、コミュニケーションが取れるのであれば、ご担当の先生と相談することが、一番の解決策です。

ぜひチャレンジしてください。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

 

 

 

矯正治療中 根管治療 1回で終わる?

田舎に住んでるのでなかなかいい歯医者が有りません。

いま下の歯に矯正がついているのですが上前歯の差し歯の根に痛みがあります。

一般歯科で見てもらったのですがメタルコアが入ってて取るのが難しくなるかもしれないため、腫れたりしてないならやらないと言われました。

2つ質問です

・上の歯に矯正つける前に根管治療したほういいか?

・矯正中でも根管治療できるのか?

できれば何度も根管治療したくないのでラバーダムなどが揃ってる歯科でやりたいと思ってます。

  根管治療一回で終わるのであれば東京まで行く価値あると思ってます

コメントありがとうございます!

まずは、今感じていらっしゃる痛みが、「根管治療由来の痛み?」なのか否かを確認したいところです。

現在、下顎前歯部の矯正を行われているとのこと。
その矯正力による痛みかもしれませんが、いかがですか?

矯正治療中でも根管治療は可能ですが、一旦器具を外して頂くこととなりますので、矯正ご担当の先生とのご相談が不可欠です。

下顎前歯部の根管治療をもし当院で行うならば、以下の手順かと思います。

①初診、診査と診断、今後の治療計画のご説明
②メタルコアの除去と根管治療(重度でなければ1回で終了)土台のかたどり
③土台と仮歯のセット

矯正治療中であれば、おそらくここまでの治療内容になるかと思います。

まずは近隣の歯科医院で根管治療専門医の先生にご相談してみてはいかがでしょうか?
適切な回答を頂けるかと思います。

 

 

治療が原因で神経が壊死してしまう事はあり得る

初めまして、コメント失礼致します。 夜分遅くに申し訳ございません。

主人の前歯の虫歯治療後の痛みについてのご相談です。

5年程前に机にぶつけたか何かで上の右側の側切歯の下半分の一部が欠けてしまい、欠けた部分をカバーする治療を受けていました。おそらく人工的な物をはめる様な。。

その繋ぎ目の部分がいつの間にか黒っぽく変色していましたが、痛みも無く何年も放置しておりました。

20年以上ぶりに歯科検診で受診すると、上記部分の虫歯を指摘され一ヶ月程前に治療しました。

虫歯が深く神経近くまでいっていたとは説明を受けたのですがそれ以外は特に何も無かった様です。

その後、一週目は違和感と冷たい物が多少しみていましたが様子を見ており、二週目はしみる度合いが増した様なのですが様子を見ていました

三週目辺りから温かい物がしみる様になりかなり不快感が増して来ましたが仕事が忙しく受診出来ず、四週目からいよいよ温かい物や硬い物を噛んだりすると勝手に涙が出る程痛がり、痛み止めを飲まないと仕事にも支障を来たす程になりましたが、中々予約が取れずキャンセル待ちをして今週土曜日に受診出来る事になりました。

もっと早く受診を勧めていたらと悔やまれます。

先生の治療法の表を拝見すると不可逆性歯髄炎、歯髄壊死に当たるのかなと、、そうなると根幹治療が必要になるのかなと、、、 治療前は痛みは全く無く知覚過敏でも無かったのに、治療した事でこの様な状況になってしまった事や治療後の経過や受診の目安などに説明が為されなかった事に残念極まりなく思っています。

治療法に問題があった可能性があるのでは無いかとさえ考えてしまいます。

拡大鏡は使用している様ですが、マイクロスコープ、ラバーダムまでは不使用だと思います。

神経を抜く事は避けたいのですがやはり避けられない状況の可能性が高いのでしょうか?

治療が原因で神経が壊死してしまう事はあり得るのでしょうか? また、治療した歯の真下の何の問題の無い歯まで連動するかの様に痛む事があるのですがその様な状況はよくある事なのでしょうか?

長文になってしまい申し訳ございません。 大変お忙しい中申し訳ありませんがご意見を聞かせて頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

コメントありがとうございます!

詳細なご説明、重ねてありがとうございます!

回答させて頂きます。

ただし、実際に拝見していないため、適切な回答ではありません。

上記に頂いた文章からの『引用センテンスのみ』に対する回答であることをご理解下さい、実際の状況は診ておりませんので、その点重々ご理解下さい。

『神経を抜く事は避けたいのですがやはり避けられない状況の可能性が高いのでしょうか?』

→大前提として、むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

その細菌が、歯に感染。歯を溶かしながら、その感染を内部に広げていく病気がむし歯という病気です。

〇【前編】歯の神経『半分でも』残せる!? 根管治療せずに、歯の神経を残す「歯頚部断髄法」とは何か?

この動画を必ずご覧下さい。

むし歯という病気についての理解が深まるとともに、これから回答する内容の理解がさらに深まります。

この細菌感染を徹底的に取り除くのですが、細菌は0.5~1ミクロン。

我々人類の肉眼による識別限界は100~200ミクロンです。到底みることはできません。

そのため、ルーペやマイクロスコープといった器具を使用して、むし歯を可能な限り取り除いているのが現状の歯科医療です。

目には見えない細菌が残っていたとしても、人間には「免疫力」というものがあります。

ご自身の免疫力で最近を抑え込むことが可能です。

話を戻しますね。

上記の通り、むし歯治療は、「細菌感染を取り除く治療」です。浅ければ削って詰めれば治りますが、神経にまで感染している場合は、その感染を取り除くために、神経を「結果として」取り除くことになります。

症状をお伺いすると、歯の神経はかなり強い炎症を呈しているように推察されます。

この原因は、感染です。

その感染を取り除くためには、結果として神経を抜く必要もあるように感じています。

『治療が原因で神経が壊死してしまう事はあり得るのでしょうか?』

→これは、正直分かりません。

当院の場合ではありますが、「治療」は必要であるからするものです。

しなければ、さらなる悪化が推測されるため、治療に臨みます。

治療は必然であり、患者様同意の上で決定されるべきでしょう。

当院では、歯の神経を残す治療を行っても、約3割がのちに根管治療に至ります。

つまりは「治療をきっかけとして根管治療になる、神経が壊死する症例がある」ということになるでしょう。

そのような症例に共通する点がいくつかあります。

・神経に至るむし歯があり、歯の神経の生死判断が非常に難しい症例

・かみしめのある症例

・血液循環の良くない症例(タバコ、口呼吸、猫背など)

こういった、全身的にも免疫機能の衰弱しがちな症例では、のちに根管治療となる可能性を高く感じています。

『治療した歯の真下の何の問題の無い歯まで連動するかの様に痛む事があるのですがその様な状況はよくある事なのでしょうか?』

→これについては、様々な条件が考慮されるため、この文章からだけでは「わからない」というのが正直なところです。

伺った限りでは、確かに、治療の時期と発祥の時期が近似していますが、25年前に半分欠けていることを考慮すると、今回の病状の原因には、その時の外傷が大きく関与しているようにかんじています。

痛みが無かったにもかかわらず、今回痛みが発症したことは大変残念にかんじますが、もしかすると、そもそも発症する時期であったのかもしれません。

可能であれば、今回の治療を前向きにとらえて頂き、適切な治療を受けて頂ければと感じております。この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

【抜歯宣告】患者様と共に考える!「ならどうするのか?」#インプラント​ #根管治療​ #根幹

神経取った歯の歯茎が腫れている。

膿は出るけど、噛んでも触ってもあまり痛みは感じない。

これ、要注意です。

今回の動画は、こんな症状を抱えて来院された患者様への抜歯宣告動画。

セラミックを外し、金属製の土台を外した後の、患者さまへのご説明の様子をご覧頂きます。

ぜひ最後までご覧下さい!

※ 今回の症例を根管治療を行い、元に戻すことは、現在の歯科治療では不可能です。

これ以上の感染拡大を予防するという観点から考えると、抜歯が最善の治療法であるでしょう。

その後の治療につきましては、ご相談される歯科医院の有する治療環境・設備、歯科医師の有する治療コンセプト、治療オプション、症例数などにより、見解は様々でしょう。

インプラント治療が得意な先生もいれば、入れ歯、ブリッジ、移植などの術式を得意とする先生もいらっしゃるでしょう。

インプラント治療は、欠損補綴の1法です。 歯科治療の目的は、審美性の回復と咀嚼・発音・嚥下などの機能の回復です。

ぜひ、最寄りの、近隣の歯科医院で十分なるコミュニケーションのもと、治療に臨まれてください。皆さんの歯が、健康になること!これがこのチャンネルの願いです!

【タイムスケジュール】

00:00 今回動画は?(15秒で解説)
00:17 『歯茎が腫れた』どんな状態?問診の様子
00:44 無痛麻酔しながら、口内を拝見
00:58 セラミックを削り取る
01:24 金属製の土台(メタルコア)を削り取る
01:45 う蝕検知液でむし歯を染色する
01:58 患者様を起こして、現状のご説明を開始する
02:33 『折れてます』マイクロスコープ画像で実際に見て頂く
03:25 レントゲンで解説
03:35 なぜ『縦割れした歯』は根管治療で治せないのか?
03:59 痛く無ければ抜歯しなくても良い??
04:08 最善の治療法である『抜歯』とはどういうことなのか?
04:23 抜歯後について考える
04:32 インプラント・ブリッジ・入れ歯?
04:38 なぜ“この症例では“インプラントが第1選択なのか?
05:02 神経を取ると、ホントに歯は脆くなるのか?


05:23 『精一杯、頑張ってくれた歯』に感謝
06:11 インプラント治療は怖い?
06:27 抜歯即時インプラント手術について


07:37 インプラントはやったことがないから不安、どうすれば??
07:59 根管治療できない症例とは??
09:01 【必ずご覧下さい】動画終わりのご挨拶

 

 

 

 

知覚過敏の症状 むし歯治療 しみる ズキズキ

かなり前から知覚過敏の症状(冷たいものやあったかいものがしみる) があり、1ヶ月ほど前に歯医者にいったのですが、虫歯の治療は全て済んだと言われました。

しかし歯がしみてしまうのが一向に改善されません。

冷たいものやあったかいものが触れるとしばらくズキズキするような痛みが続きます。

また左下の奥から3番目の歯が、硬いものなどを噛むと痛んだり、手で動かすとすこしだけグラつく感じがあります。

このグラグラする歯としみる歯が同じなのかはわかりませんが、どちらも左下の奥あたりです。

また熱いところや寒いところにいるときも歯がズキズキすることがあります。

なんと言って歯科を受診したら良いのでしょうか

またこういった症状の場合はどういった治療が施されるのでしょうか??

歯医者で「削られない」ために大切なこと!《歯が「しみる」からむし歯?削れば治るの?》

「しみる」という症状には様々な理由があります。
まずはこちらの動画ぜひご活用下さい、お役にたてることでしょう。
その上で、もう一度コメント頂けると、さらなる具体的なご質問になるかと思います!

 

次回3回目根管充塡で終了予定ですが、次回予約まで4日間しか日数を置いてませんが大丈夫でしょうか?

先日、2回目の根管治療で診療明細を確認したら根管貼薬処理(RCT)と明記ありましたが、おそらく根管内に薬を入れてあると思います。

次回3回目根管充塡で終了予定ですが、次回予約まで4日間しか日数を置いてませんが大丈夫でしょうか?

なお、次回治療まで日数を置きすぎるのも問題でしょうか?

実際に拝見していないため、適切な回答となっていない場合がほとんどであることをご理解頂いた上で、ご参考程度にご覧いただければと感じております。
当院では、1回で根管治療を修了することもあります。2回であることも、3回であることもあります。
短期間、少ない回数で治療を終了しています。
貼薬しているお薬によりますが、水酸化カルシウムを主に、当院では使用しています。
その効果は24時間で十分であり、その前に、治療の際に徹底して根管内を物理的に削り取り、次亜塩素酸で十分な時間をかけて洗浄消毒することが、一番の治療であると文献には書いてあります。
おそらくではありますが、ご担当頂いている先生の見解では、十分な根管内洗浄消毒が為されているというご認識なのではないでしょうか?
その点については、どのようなご説明がなされていますか??
今一度、ご担当の先生とのコミュニケーションを!ぜひ!

 

むし歯の見落とし?ラバーダムしなかったから感染した?

今まさに根管治療中です。

きっかけは、左上6番の銀歯のクラウンを外したら虫歯でして、神経が見えるくらいまで削りとったそうです。先生いわく虫歯はきっちり残さず取れた!と。

しかし仮歯生活1ヶ月後くらいから何もしなくても鈍痛、しみる、噛むと痛む、の症状が出始める。

それでも同時期に親知らず抜歯した為ドライソケットだろうと様子見、また別日に噛み合わせ調整、シミ止め処理、などで様子見が続き、症状変わらず結果根管治療へ。

思うに、

①虫歯治療の際はラバーダムはしていません。(保険診療でラバーダム取扱いある医院です。)その際に神経に虫歯が感染したのでは? もしくは、確認してないのでわかりませんが、

②マイクロスコープを使わず肉眼で治療して虫歯を見落としたか?

と考えるのですが、先生の見解はいかがでしょうか?

追記

根管治療となった決め手は、直前に撮影したレントゲンに微かに蓄膿?!のような白いモヤが問題の歯側に見えたことから、歯からくる蓄膿による痛みかもしれない、と詳しくCT撮影したところやはり蓄膿の白いモヤ、さらに根の先に黒い影がみられた事が決定的となりました。

大変詳細にコメントを頂きまして誠にありがとうございます。

ご推察も的を得た内容、素晴らしいですね!

ご担当する歯医者さんも、ビックリしてしまうのではないでしょうか(笑)

まずは大前提として、「全く見てもいない私が見解を述べることはルール違反」であると私は感じています。

当院には大変多くの患者様が全国に限らず海外からもご来院頂きます。

そのほとんどが、コミュニケーション不足。

つまり、「抜かれた、削られた、いつまでたっても治らない、治療が間違っているのでは」といったご心配でご来院くださいます。

その際、他院でのその当時の治療の妥当性についてのご質問を頂くのですが、原則、その評価については「診察前に」お断りさせていただくことにご署名頂いた上で初診の診査を始めさせて頂いています。

ご同意いただけない方は、前の先生にお戻り頂き、その件を解決した上で、当院にお越しくださいとお話しします。

そこまで言わなくてはならない方は、ほぼいませんが(笑)

それはなぜか?

・その当時の病状を私は知らない

・その当時の会話、状況を「患者様からの記憶情報」しか知ることができない

・そのほとんどがコミュニケーション不足

・その歯科医院で出来る限りのことが為されていることがほとんど これに該当するからです。

ラーメン屋さんに行って、ハンバーグを食べさせてくださいと言っても無理。

美容院にいって、理容室の仕事内容をお願いしても無理。

いわゆるマッサージにいって、カイロプラクティックや鍼灸をお願いしても無理。

皆さん、どこも歯科医院は一緒だと思っています。

歯科にも専門性があるため、上記のような技術・知識、症例数の違いは大きくあるものです。

そのため、今回頂いた①と②のご質問への回答は控えさせてください。

どの歯科医師も、自分の持てる限りの知識と技術と「時間」を割いて、一生懸命に治療して下さっていることは間違いないでしょう!

そこで、最後に頂いた追記。

この文章から、「根管治療は妥当であった可能性」「そもそも、抜歯以前より、根管治療が必要となるだろう可能性が存在していた」ことが推察されます。

ただ、抜歯が先で、その症状がそのあとに偶然発現しただけ。 そのために、おっしゃっているような疑いが生じただけ。 その点に対する患者ー歯科医師間のコミュニケーション不足からくる信頼関係に少し「ヒビが入りかけた?」だけではないでしょうか。

ぜひ、今後の治療、頑張って下さい!そして、治してくださいね!

 

 

ラバーダム、マイクロスコープを使ってもらえるよう伝えてもいいのか?

今後根管治療終えたのち、また別の歯も虫歯治療予定なのですが、その際は是非ラバーダム、マイクロスコープでお願いしたいという気持ちがあり、そのような要望は伝えてもいいのでしょうか?それとも歯科医の判断に任せるべきなのでしょうか?

ありがとうございます!

マイクスコープとラバーダムの取り扱いのある歯科医院であれば、そのご要望は伝えても良いのではないでしょうか!
以前、コメント欄にこんなご質問を頂きました。
『一般的に、根管治療は麻酔無しで行うのが普通なのでしょうか?』と。
『一般的』という言葉の意味はこうです。
『広く全体に共通して認められ、行き渡っていること。ありふれていること。あたりまえ。普通。広く認められ行き渡っているさま』
コメント欄で頂くご意見では、歯の神経が死んでしまっているであろう時の根管治療、また、2回目以降の根管治療では、『麻酔をしないで治療する』ということがとても多いようです。
つまり、コメント欄の意見をもとにすると、『全国で広く共通して認められること』のようです。
歯の状態によりますが、つまりは、麻酔無しで根管治療を行うことは、『一般的』なのでしょう。。。。
こんな回答をした上で、私の考え方を述べさせて頂いたのを記憶しています。
ラバーダムも同じでしょう。
現在の日本では『一般的』なようです。
でも、誰もが知る根管治療の専門書には、
根管治療時はラバーダム防湿は必須であり、「ラバーダム防湿ができないなら、根管治療は禁忌(やってはいけない)である」と聖書(世界基準の臨床歯内療法 医歯薬出版)とまで記載されています。
その聖書を読んでいるもの、読んでいないもの、歯科医師それぞれ様々でしょう。
それが良い悪いという評価は個人個人で行えば良いことでしょう。
誰もが情報を得られる今日では、どの情報を自分の正義とするか否かは、その人その人の「責任と決断」に委ねられるべきではないかと”私は”考えています。
ラバーダムとマイクロスコープの取り扱いを表記しているのであれば、それは是非使って頂きたいと”私”は感じます。
ただし、そこには多少の費用が必要となるかもしれませんが、その点のご説明は術前に頂けるかと思います。
ぜひ今後の治療、頑張って下さい!応援しています!
ご心配な時はいつでもコメントください!がんばって!

根管治療は一般的に麻酔無しが普通なのでしょうか?

現在、歯医者に通院しています。

左下奥歯を根管治療中(3回目)ですが、ファイルを指す度に痛みます。痛いと主張しますが、麻酔はなし。これは正しい治療なのでしょうか。

まだまだ根管治療は続きます。正直怖いです

 

根管治療は一般的に麻酔無しが普通なのでしょうか?

歯の神経の状態にもよるのだと思いますが

『一般的』という言葉の意味はこうです。

『広く全体に共通して認められ、行き渡っていること。ありふれていること。あたりまえ。普通。広く認められ行き渡っているさま』

コメント欄で頂くご意見では、歯の神経が死んでしまっているであろう時の根管治療、また、2回目以降の根管治療では、『麻酔をしないで治療する』ということが『多い』とても多いようです。

つまり、コメント欄の意見をもとにすると、全国で広く共通して認められることのようです。

おっしゃる通り、歯の状態によりますが、つまりは、『一般的』なのでしょう。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。歯を溶かしながら、歯の内部に感染を拡げる病気がむし歯です。

その細菌を取り除くのがむし歯治療であり、その細菌が歯の内部深くの神経に感染している場合、『細菌を取り去るために、結果、歯の神経を取ることになる』のが根管治療です。

この際、感染している部分に知覚がなければ、麻酔をせずとも痛み無く取り覗くことができるでしょう。

術前に感染により既に神経が死んでしまっている状態の場合、「神経は死んでいるから、麻酔しなくても大丈夫でしょう!」という歯医者さんのご説明や、根管治療2回目以降、だいたい神経を取ってしまっている際、「神経は無いので麻酔なしでも大丈夫でしょう」という説明の根拠はこれでしょう。

ここで、1つたとえ話を。

例えば、皮膚の一部が何らかの理由で壊死したとしましょう。

その壊死部を取り除く時、壊死部をつかんでも痛みはありませんよね?

でも、壊死部と接触している「健全な組織」はどうでしょう?健全なる感覚がありますよね?ということは、麻酔をしないで壊死部を消毒したり、取り除いたりしたら、どうでしょうか?普通に、痛み、ありますよね?

私は痛いのが嫌いなので(笑)。

また医療の本質は、痛みを取り除くこと。そのために、過剰な痛みを与えることは、その本質に反することであるという想いがあります。これは私個人の見解ですのでお許しいただければと(笑)

多くのお困りの患者様の痛みを手際よく安価に取り除くことのできる日本の優れた保険医療システムでは、一瞬の痛みをご容赦頂き、治療を速やかに行うニーズが問われているようです。

そのため、当院の臨床では、麻酔をしてほぼすべての歯科治療に臨ませていただきますが、現在の医療体制には、そういった時代背景があるようです。

麻酔をしないで治療することは、現代の日本においては「一般的」といえるでしょう。

しかし、私個人の見解としては、「一般的ではない」といえるでしょう。

 

 

 

口が開かない 対策法

私は大きな口を開けることが出来ず、このように長時間大きな口を開け続けたり、疲れると顎が外れてしまいます。

歯医者さんに行くと口を閉じる時に耳の下辺りの骨?がゴキっと言って痛いので歯医者さんの後は恐怖しかないです( ; ; )

顎は複雑で色んな原因があるから治せないと言われました。

なんか対策ないでしょうか。長文ですいません。

長い時間お口を開いて、尚且つ鼻で呼吸し続ける。慣れないと、とてもとても大変に感じることでしょう。

でも大丈夫、必ずできるようになります。

また、「ぜひできるようになって頂きたい!」これが一番の願いです。

それはなぜか??

この「ラバーダムが装着できるようになる」ことが、むし歯や歯周病、噛み合わせの問題を無くしてします予防効果があるからです。

これについて解説致します。少し長くなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。

最後までお読みいただいたときには、むし歯や歯周病、噛み合わせで歯医者さんへ通院する可能性がとてもとても小さいものになるでしょう。

ラバーダムを装着出来るようになる方は、以下の2つが出来る方です

① 大きなお口を開けることができ、それを持続できる

② 基本、いつも鼻で呼吸している

逆を云うならば、ラバーダムを装着出来ない方は、以下の2つの悪条件をもっています。

① 口が開かない

② 口呼吸

いわゆる顎関節症の患者様の典型的な症状です。

なぜこれらが悪条件なのかを解説します。

① 口が開かない

口が開きづらい、開かない方は、必ず「かみしめ、歯ぎしり」をしています。

上下の歯はいつも接触しているものであるといった固定観念もあるようです。

上下の歯は、健康であれば、1日のうち、7分から15分の接触時間であるという有名な研究論文があります。

その接触は、嚥下(飲み込む時)と咀嚼(食べる時)の2つの時だけで。

その際の噛む力はグラム単位の少ないもの。平時は基本「接触しない」のです。

口が開かない方は、いつもいつも、寝ても覚めても噛んでいることが常となっています。

そのため、噛む方向に働く筋肉は硬直し、筋肉痛を起こしています。

腕の力こぶを形作る「上腕二頭筋」の筋トレばかりすると、腕をのばしづらくなり、柔軟な腕の動きができなくなるのと同じです。

お口が開きづらく、開けることができません。

「かみしめ」「くいしばり」「歯ぎしり」にはその原因に諸説あります。

・歯並び

・全身姿勢

・ストレス

この中でも、「ストレス」が大きな要因を示すようです。

「かみしめ、歯ぎしり、食いしばり」が強く、その頻度が多い方には一つの共通点があります。

「物事に真面目に取り組まれる姿勢」です。

真面目に、几帳面に、しっかりと物事に取り組まれる精神性だけでなく、周りの方々へ細やかな配慮をされる人間性から、その困難を乗り切る際、「かみしめ」「食いしばり」「歯ぎしり」をされているようです。

「かみしめ、食いしばり、歯ぎしり」の際、脳内ではβエンドルフィンといった脳内麻薬が放出されます。

これには「健忘効果」があります。

つまり、「歯ぎしり」していることを忘れてしまうということです。これにより、皆さんほぼほぼその自覚がありません。

かみしめの力は絶大なるものです。歯が折れる、ヒビが入るほどの力を込めることが研究論文からも明らかにされています。

「一生懸命歯ブラシはしているけれど、奥歯がいつもむし歯になる。」

こんな患者様が多数いらっしゃいます。これは歯ブラシしていないからではなく、「かみしめにより歯にヒビが入り、そこにむし歯の細菌が感染してむし歯になっている」これが原因なのです。

こういった患者さま、大変多い。

歯ぎしりやかみしめ、食いしばりをしないこと。これをご自覚頂くことで、その頻度と強度は大幅に軽減されることが論文で明らかにされています。

ではどのようにしてそれを予防するのか?を解説します。

① 自覚すること

② 口を開くエクササイズをすること

③ 全身のストレッチをする、歩く

④ 舌を口蓋に、口を閉じて、鼻呼吸

この4点です。

詳細はまたいずれどこかの場所でまた解説致します。

簡単なのは、②お口を開けることです。

身体の姿勢を整えて、
「あ」
「い」
「う」
「べ(ベロを前につきだす)」

これを5秒間ずつ、3セット、朝昼寝る前、いつでも何度でもやってみましょう。

噛む筋肉がリラックスしてお口が開くようになります。

また、平時の時は、舌を口蓋につけて、上下の歯は接触しないように、前歯で1~2mm程の隙間を感じつつ、上下の唇は軽く接触、閉じて鼻呼吸です。

いわゆる「座禅」「瞑想」をする際の状態です。この状態を常としましょう。

かみしめは少なくなり、口は開くようになります。

お口を開けるようになるだけで、かみしめしなくなり、お口周りの様々な問題を予防・解決することが可能です。
簡単なのでぜひ!

②口呼吸

「口呼吸」は悪です。ぜひ改善したいものです。

ヒトは基本、原則「鼻」で呼吸する動物です。
そのように作られている生物です。

そのため、「口」で呼吸するのは「何らかの問題を抱えている異常な行為」と判断し、改善することが必要不可欠です。

鼻で呼吸することで、外界からの異物、細菌、ウィルスなどを鼻粘膜のフィルターで除去し、体内へ酸素を供給します。

「優れたフィルター」が鼻粘膜です。

これを通さず「口」で呼吸することは、体内へ「異物、細菌、ウィルス」を取り入れてしまうことになります。
これは良くありません。

でも鼻呼吸が常となっていない方もいらっしゃるでしょう。その要因としては以下のことが考えられます。

① 鼻疾患(花粉症など)

② 歯並び

③ 全身姿勢

④ ストレス

①②はぜひ、耳鼻科、歯科で改善しましょう。

③は④と関連していることがしばしばです。

口呼吸となっているそのほとんどが、④です。

前述致しましたが、④のストレス、身体的ストレス(疲労)により身体が疲れると、肩は落ち、背中は丸まり猫背となりがちです。

また精神的ストレスにより、呼吸は浅く不規則。

ゆっくりとした呼吸ができず、腹式呼吸から胸式呼吸となりがちです。

胸式呼吸では十分な呼吸ができないため、口が開き、酸素を摂取しようとする。

すると口内は乾き、唾液は乾燥。免疫機能が低下する。。。この悪循環となります。

口呼吸により、唾液が少なくなり、むし歯・歯周病になり易くなります。
口呼吸はぜひぜひ改善して頂きたいところです。

ラバーダムを装着できるということは、

・お口があけていられるということ
・鼻で呼吸ができるということ

です。お口を開くだけで、鼻で呼吸することができるようになるだけで、予防できることが沢山あります。
ぜひご参照頂きご活用ただければ幸いです。

長文お付き合い頂きましても誠にありがとうございました!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル