お知らせ

呼吸と姿勢とかみあわせ

鼻呼吸。

「鼻から吸って口からはく。」

鼻から吸えば、お腹は膨らみ、腹圧を高める。
この腹式呼吸により、腹圧を高め、骨盤を立てることが姿勢に大切です。

骨盤をたてることで、インナーマッスルが使えるようになり、身体の末端の力を抜き、楽に動かすことができるようになります。身体が疲れやすい方にはこの「インナーマッスル」が使用できていない方が多いようです。

腹圧を意識しやすくするアイテムとして私が使用しているのはこれです。
http://chrio.co.jp/jp/product/021.html

また、鼻呼吸により口唇は閉じ、舌は上顎の口蓋につき、成長期であれば上顎の適正なる成長を促すこととなります。
これは歯並びを良くすることの一因として働きます。

この上顎骨の成長は10才くらいまでに終了してしまうので、早期の対応が必要です。

街中でお口をポカーンと開いてるお子さんをよく見かけます。
また、食事中にくちゃくちゃ音を立てて口を閉じずに咀嚼する子も見かけます。

とても不安ですね、ご両親が一言注意して頂けるとその子の「歯、姿勢」の未来は明るいでしょう。

鼻呼吸のトレーニングには、昔ながらのシャボン玉遊び(鼻から吸って口からはく)やジュースのストローでのブクブク遊びが有効になると思います。

姿勢には、「立つ、歩く、座る、寝る」などの姿勢があるでしょう。

立つ際には、爪先を45度に開かないと骨盤は立てづらい。
これは人間骨格の原理のようです。
つまり内股では骨盤がたつことはなく、猫背となってしまう。女性に見られる特有の内股姿勢では、適切な姿勢は得られないのです。

内股になれば、骨盤は倒れ、頭部は前に傾斜し猫背となるでしょう。

座り姿勢においても骨盤をたてることは大切です。

その練習矯正には、アーユルチェアが最適でしょう。

適正な成長と健康維持には、
「鼻呼吸と姿勢の意識、つまり骨盤をたてること」がとても重要であり、
かみあわせの育成・維持にとっても不可欠なる因子となるようです。

かみあわせに不具合・不調を訴える患者さまには、必ずと云っていいくらい「姿勢」の問題を抱えていらっしゃいます。

無理な姿勢を繰り返し、それが常態と化しているために、ご自身の状況がわからなくなっていらっしゃるようです。
みなさん「がんばりやさん」ばかりなのです。

姿勢が悪い、などと指摘する方々を見受けます。
姿勢が悪い方はいないし、そんな姿勢で居たい方もいないのです。
悪い姿勢は、「しょうがなくその状況下で頑張っている無理な姿勢」であり、そんな無理な姿勢でも「一生懸命頑張っている」という証拠なのです。

呼吸や姿勢が、成長にに大いに関わってくることは、お子さまのいる方には是非知っておいて頂きたいことです。

しかし、ご自身だけでは姿勢を改善するのは困難でしょう。

歩き姿勢の矯正、トレーニングならポスチュアウォーキングをおすすめします。
http://www.posture.co.jp/

座り姿勢の矯正ならばアーユルチェアでしょう。
http://www.ayur-chair.com/

身体のメンテナンスはカイロプラクティックの渡邉先生をご紹介します。私の主治医です。
http://www.alife-kamiyacho-plus.com/staff/watanabe/

そして、 「かみあわせ」については私にご相談を。
https://miyazaki-dentalclinic.com/207

きっとお力になれます!

8月・9月の休診のお知らせ

8月15日(金)
9月11日(木)
9月12日(金)
は休診とさせていただきます。

宜しくお願いいたします。

 

かみあわせ 原因とは?

宮﨑歯科医院には、かみあわせの不具合を主訴とする患者様が多数来院されます。

「この歯を治療してからかみあわせが悪くなりました。この歯を取り換えて下さい…」

必ずと云っていい位、このお言葉を頂きます。
これまで、多くの歯科医院での治療を経験し、
数々のご苦労を重ねての来院。
遠方より多数の方が来院されます。

その歯の治療を「きっかけに」症状が発現しているため、その歯が「原因」であると推察されるお気持ち、とてもよくわかります。

かみあわせとは、
・上下の歯の接触関係
・歯列(歯並び)
・頭蓋と上顎骨、下顎骨の3次元的位置関係
・全身の姿勢
・生活習慣
・ストレス
と、関連する因子は多岐にわたります。

「その治療をするまでは何もなかったのだから、その治療が原因でしょ?」

たしかにその通りです。
しかし、“その治療だけ”が原因であることは少なく、「きっかけ」であることがほとんどの症例でみてとれます。

かみあわせと全身とは密接な関連があるといわれています。

人は、成長期を終え20歳を越えてからは全身姿勢はゆがみ、ひずみます。

度重なる歯科治療やエイジングなどにより、若いころとは口内の状況も全身の姿勢も異なります。歯だけでなく、身体もひずんでいるのです。

若いころであれば、それをカバーできたところが、エイジングなどにより、その方の許容量を超え、カバーしきれなくなり、なにかを「きっかけ」に発症するのです。

この歪みの原因が、全身姿勢や口内にかかる『力(ちから)』です。
この『力』には、「無理のかかる姿勢」 「くいしばり、歯ぎしり」などがあります。
日中でもくいしばっていることが普通であると思っている方もいらっしゃいます。

これらの力により、身体は消耗するのです。

例えるならば、「車」。
新車で納車した際は、各パーツも新しく、ひずみもなく、快適。
しかし、その車の使用状況により、また、悪路での度重なる使用や傾いた場所への継続的駐車などで、車はひずみます。
車検のたびに、ちいさなパーツを交換。 しかし、ちいさなパーツの交換だけでは補償しきれなくなる時が来る。

「まっすぐ進まないだよね。このハンドルが傾いてるんじゃない?この間治してもらったのに傾いている。ハンドルが悪いんじゃない?交換してよ」

ハンドルの傾きは、本当にハンドルの設置が原因なのでしょうか?

経年的に、車体自体が歪み、それに応じてハンドルが傾いてしまう。
また、4輪のタイヤの擦り減り方の違いで、ハンドルが傾く。
または、そのタイヤをつなぐ軸がひずんでいるために、ハンドルが傾く。。。

原因は多岐にわたります。
それらは、使用していた状況や時間による「ひずみ」が原因なのです。

ハンドルだけを交換するだけでは、車はまっすぐ進むようにはならないのです。

つまり、症状発現の「きっかけ」となった歯だけを治療しても、病状は改善しないのです。

これまで重ねてきた生活習慣、これまでの病歴から、絡み合った多岐にわたる原因因子を明らかにし、一つ一つ解決することでしか、病状の改善はないのです。

かみあわせ治療とは、とても複雑なものではありますが、適正な診査と徹底した問診で、解決の糸口をみることができます。

かみあわせの不具合、大変なご苦労を伴うものです。

多くの患者様を拝見し、そのご苦労、多大なるものと理解しております。

かみあわせの不具合は、いまにはじまったことではありません。
生活習慣、くいしばり、多くの歯科治療により重ねたひずみが一番の原因なのです。
その原因を明らかにするためには徹底した診査と問診が必要です。

こういった「力」の診査には、「写真」が効果を発揮します。
かみあわせの診査には全身、顔貌、口内の写真検査を行います。

つでもご相談ください、きっとお力になれます。

取材

写真の椅子(チェア)をご存知ですか?

この椅子、 『アーユルチェアー(ayur chair)』 といいます。

私が診療室で使用していることもあり、
先日、アーユルチェアーの取材を受けさせて頂きました。

姿勢矯正のツールは多々ありますが、
アーユルチェアーは、日本人の身体の特性に合わせてつくられた姿勢矯正の椅子です。

宮崎歯科医院では、「かみあわせ(咬合) 」治療を行う際に、全身姿勢を診査項目に診査診断を行っております。

身体に負担のかかる姿勢では、「歯」「かみあわせ」にも同様に負担がかかります。

パソコン仕事の多い現在、「猫背・まえかかがみの姿勢」を維持しつつ、一生懸命に仕事に取り組まれると、自然と負担のかかる姿勢が習慣となってしまい、全身・かみあわせに悪影響を与えます。

成長期にあるお子さんでも同様です。
お食事中、勉強中、テレビゲームでも、
身体を丸くした姿勢を良く見受けます。

成長期にあるお子様が、右写真のような、骨盤のねた猫背の姿勢で生活することは、その子の本来持つ身体のポテンシャルを発揮できずに成長することとなり、いあゆる「悪いかみ合わせ」「歯並びが悪い」になるのです。

私も仕事柄、かがんだ姿勢をキープしつつ診療に臨むことが多かったため、かみあわせだけでなく、姿勢への負の影響が多大となり、身体を壊すこととなりました。

そのため、一日の大半を費やす「椅子」に注目し、アーユルチェアーを発見することができました。

このアーユルチェアーは、姿勢矯正ツールとして大変有用であり、
成長期にあるお子さんには必須のものと考えております。

宮崎歯科医院でも、診療用として使用しております。


宮崎歯科医院
には、「かみあわせ」の不具合を主訴に来院される患者さまが多くいらっしゃいます。
それまで通院していた病院では「不定愁訴」として扱われることがほとんどのようです。

・徹底した問診
・口腔内写真は当然のこと、顔貌および全身写真
に代表されるかみあわせの診査を行うことで、その方の抱える「原因」が見えてきます。

その原因には、その方の「生活習慣」つまり「全身姿勢」の因子が必ず関与するのです。

今一度、ご自身の全身姿勢座る姿勢。見直してみませんか?

アーユルチェアーサイトはこちらをクリック。

 

力のコーディネーター

宮崎歯科医院のスタッフ(歯科衛生士、歯科助手)は、
かみあわせ(咬合)治療に必須である、「力」を読み取る知識と技術を研鑽しております。

「力」とは、態癖(ほおづえ、睡眠態癖)、姿勢、くいしばりなど、
口腔周囲、頭頸部周囲にかかる異常な「力」をいいます。

このような「力」を診査し、読み取ることなく、かみ合わせ治療は治癒へと向かいません。

歯科医師だけでなく、
勤務するスタッフも巻き込み、この「力」を読み取る、コーディネートすることが必須です。

当院では、スタッフすべてが、「力のコーディネーター」の認定証を取得しております。

かみあわせ でお悩みの方は、スタッフまでご相談ください。

 

かみあわせのコントロール

スタッフ全員で「力のコントロール」の講習会に参加してまいりました。

歯科治療は、以下の2つのコントロールが必要です。
① 「炎症」のコントロール
② 「力」のコントロール

①は細菌の感染症である「むし歯、歯周病」のコントロールです。
②は咬合つまり「かみあわせ」のコントロールです。

「むし歯、歯周病」のコントロールのために、定期的に歯科医院に通院し、メンテナンスを受けている方は多いことでしょう。
「むし歯、歯周病」のコントロール、つまり「定期的なクリーニング」です。

しかし、その際に、「かみあわせのコントロール」
つまり「かみあわせの診査」は受けているでしょうか?

「かみあわせ」の異常は、
生体に、様々な異常症状を引き起こします。

「かみあわせ」は生体の「機能」であり、それは「力」です。

正常な「力」は、正常な「形態」となり、異常な「力」は、異常な「形態」となって、生体に表現されます。

その異常な力を読み取ること。これがメンテナンスでは重要となるのです。

宮崎歯科医院では、歯科医師だけでなく、
歯科衛生士歯科助手までもが、この「力のコントロール」に精通できるよう日々研鑽しております。

かみあわせでお困りの際は、是非、スタッフまでご相談ください。

休診のお知らせ

3月19日(水)・3月20日(木)は休診とさせていただきます。

宜しくお願いいたします。

診療時間の変更

平成26年1月20日

下記のように診療時間を変更させて頂きます。

1月21日(火) 10時~16時
1月22日(水) 15時~18時

よろしくお願い致します。

新しいスタッフ

平成26年1月8日

昨年末より、新たなスタッフが仲間に加わりました!

日熊沙也佳さんです。

皆様、どうぞよろしくお願い致します!

スタッフ紹介はこちらを

お心持を前向きに

平成25年12月10日

虎ノ門宮崎歯科医院には、大変に悩まれて 来院される患者さまが多くいらっしゃいます。

インターネットで情報を集め、多くの情報を御存じであるにも関わらず、悩み続けている患者さまがとても多い。。。 

問題・困難が生じると、人の心は、誰でも「不安定」になるものです。

歯の治療も然り。誰もが不安に駆られるものです。 

情報の氾濫する現代。
我々は、インターネットを通じて様々な情報をすぐ手にできます。

しかし、その情報源には 何らかの「意図」が存在するものです。

現象、物事は「ひとつ」ですが、その捉え方はヒトそれぞれ。

情報に惑わされ、「過去への後悔」と「未来への不安」に苛まれ、「今」に集中できない事はとても残念なことでしょう。

また、歯科治療を開始する時、つまり何かを為そうとする時は、現状の問題点を打破するために、何事も「不安定」になるものです。

つまり、何かを為すためには「心配事」は尽きないものなのです。

多くの先人・賢人が、この「心配事」について 多くの言葉を残しています。

『心配しても 明日の悲しみがなくなるわけではなく、ただ、今日の喜びが奪われるだけである。』(教育学者 レオ・バスカーリア)

『心配』するという行為には、大切な目的があります。
それは、起こりうる問題を避けるための策を見つけること。

しかし、日々変化する環境のみならず、変化進化する自分。
その策が見つからないことは多々あるでしょう。

ならどうする。。。 
まだ起こりもしていない未来に対する心配は無用なのでは。。。
起きてしまった過去に対する後悔も同様に。。

コントロールできない「未来と過去」に思いを巡らせても何も生じないのです。

目を向けるべきは、唯一コントロールできる「今」なのではないでしょうか。

アメリカの研究に、こんな研究結果があります。

「心配事の約80%は、実際に起こらずに済む」

これは、アメリカの大学の調査によりわかったそうです。

この80%のうち、どうしたいいのからわからないような心配事は、実は全体の4%。つまり心配事の96%は「取り越し苦労」なのだそうです。

『ユーモアのセンスがない人は、スプリングのない荷馬車のようだ。道の小石を、踏む度にガタガタと揺れる。』(牧師 ヘンリー・ウォード・ビーチャー)

『いかなる状況でもポジティブなことを探す「ゲーム」をしなさい。感情の95%は 物事をどんなふうに解釈するかで決まります。』(ブライアン・トレーシー)

『笑いのない日は、無駄な1日である』 (チャールズ・チャップリン)

『心配しても 明日の悲しみがなくなるわけではなく、ただ、今日の喜びが奪われるだけである。』(教育学者 レオ・バスカーリア)

『楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ』
(心理学者 ウィリアム・ジェームズ)

『口角を上げて笑顔をつくるだけで、前頭葉を刺激して、思考がポジティブになる』
(脳科学者 茂木健一郎)

チャレンジに「向かい風」はつきものです。

現状に甘んじて、何もせずに、止まっていれば風は無い。

少しでも前に進んでいれば、必ず「向かい風」をうけるんです。

鳥は飛び立つ時、「向かい風」に向かって飛ぶそうです。

飛行機だって、追い風では飛べません。

どんなに強い「向かい風」であっても、希望をもって前に進めば、

その風を巻き込み、 『追い風』になります。

お心持を前向きに。

これらの言葉が、少しでも皆様のお力になれればと思います。