日別アーカイブ: 2019年11月11日

30分ノーカット マイクロスコープ治療《歯の神経を残す》

マイクロスコープやラバーダムを活用することで、歯科治療は大きく変わっています。

従来の肉眼による治療では見えなかったものが、マイクロスコープでは診ることが出来るようになりました。

それにより、従来の治療では抜歯が治療として選択されていた歯も、マイクロスコープを活用した根管治療や歯根端切除術で歯を抜かずに残すことができるようになっています。

また、従来の肉眼による治療では判別困難であった、歯の内部深くに侵攻したむし歯をマイクロスコープで精査することで、歯の神経を取らずに、根管治療せずに、歯の神経を温存・できるだけ抜かずに残すことが可能となっています。

そのため、治療法だけでなく、その診査診断基準も大きく変わろうとしているのが現在のマイクロスコープ歯科治療といえるでしょう。

上下のスライドは、講演会にて使用した、「従来の診査(肉眼によるもの)」と「マイクロスコープを活用した診査」との違いを治療法で比較検討した表となっています。

左から右へ行くに従い、むし歯が深く進行していることを図は示しています。
それに必要な治療法が下に列記されています。「浅いむし歯(左端)」や「神経が炎症を起こしている」「神経が死んでしまっている(歯髄壊死)」(右端2つ)では、従来とマイクロスコープとの間に差はなく、同じ治療法が選択されています。

図中ほどの、「深いむし歯」「神経に達しているむし歯」の症例では、従来の治療では、根管治療が選択されていますが、マイクロスコープを活用することで、神経を残す治療が可能であることが分かります。

マイクロスコープを活用することで、この「深いむし歯」「神経に達しているむし歯」症例では、歯の神経を救えることが分かります。

むし歯の深さとその治療法について 従来の肉眼による治療法とマイクロスコープによる治療法の違いとは 深いむし歯 神経に達しているむし歯でも歯の神経は残せる

本動画は、歯の神経を残す治療の様子を通して、当院で治療の実際の様子を、ほぼノーカットで30分間お伝えしています。ぜひご参考ください。

① 治療前の説明から無痛麻酔
② ラバーダムの装着
③ 詰め物を除去してむし歯を齲蝕検知液で取り除く。
④ その後、歯の神経が露出する
⑤ 神経からの出血がない部分、つまり歯髄壊死(神経が死んでしまっている部分)部を取り除く部分断髄法を施術。
⑥ 断髄部にはMTAを貼薬
⑦ 周囲をコンポジットレジンで修復して治療終了。
⑧ その後の患者様への治療後の説明の風景

このような内容となっています。
「神経を残す治療を受けたいけど不安」
「神経を出来るだけ抜かずに残したいけど、マイクロスコープによる治療ってどんな治療難だろう?」
「当院の治療の様子、担当する先生はどんな先生なんだろう?」
こんなご不安を胸に当院を受診される患者様が非常に多くいらっしゃいます。

当院の治療の様子は動画のような感じです。
担当する院長 宮崎もこんな人間です。ぜひご参考いただき、治療の第一歩を踏み出すきっかけにして頂ければ幸いです。

また、当院にお越しいただくには遠い患者様からのご相談も多く頂きます。
全国には優しく優秀な素晴らしい歯科医師の先生方がいらっしゃいます。マイクロスコープを活用されている先生をお調べいただき、ぜひご自身の治療に生かして頂ければ幸いです。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

当院ではYoutubeチャンネルを開設し、マイクロスコープを活用した歯科治療について多くの症例を供覧させて頂いております。歯でお悩みの患者様はぜひご参考いただければ幸いです。よろしくお願い致します!

一生に一度の歯科治療 やり直しのない歯科治療をスタッフ全員で目指す 良い歯科医院 信頼できる歯科医院を目指す スタッフのため 患者様のため を目標に!