全くの素人です。
歯を削られる時にいつも気になりますが、虫歯を除去したあと、先端につけるツールを変えたり、ドリルの器具そのものを途中で何回か変えたりしながらもうひと作業やってますよね?
虫歯だとしたら悪い場所を除去し終わったら、削る(回転ツールを使用する)のが終わりではないんでしょうか?
コメントありがとうございます。
素晴らしい!よくお気づきになりましたね!おっしゃる通りです。
むし歯治療には2つのポイントがあります。
①むし歯を徹底的に削り取る事
②削り取ったところを精密に人工歯で被せる事
この2つです。
ドリルで行っているのはこの2つ。
まずは徹底的にむし歯を削り取るドリルです。
その後は、削り取った部分をできるだけ滑らかなラインとなるように「歯の形を整えます」
その形を整えるために、いろいろな形のドリルを使用して整えているんです。
この「整える」というのがとてもとても大切!
むし歯を削り取ってガタガタになったまま、歯を型どりしても、キレイな型どりができず、歯科技工士に作ってもらった「人工歯(詰め物や被せもの、インレーやクラウンんといったりします)」もガタガタです。これでは装着しても、隙間だらけ。。。、またその隙間からむし歯になってしまいます。
そうならないように、キレイに形を整えてから型どりするんです。
1センチにも満たない歯の内部の”見えない細菌感染”を削り取り、尚且つ”形を整える”」
これにはマイクロスコープが必要となるんです!
ぜひこの動画もご覧下さい!面白いですよ!
とても素晴らしいご質問をありがとうございました!