日別アーカイブ: 2020年11月19日

ファイバーコア アンレー 可能な限り削らない?

ファイバーコアはカリエスが深くて縁下でも適応しますか?

セラミックアンレーは脱離の危険性はありませんか?

可能な限り削らないクラウンというのはどういったものでしょうか?

こめんとありがとうございます。

回答させて頂きます。

「ファイバーコアはカリエスが深くて縁下でも適応しますか?」

←適用します。 但し、その歯を残すための付加的な治療が必要となる場合があるでしょう。

「セラミックアンレーは脱離の危険性はありませんか?」

←脱離の可能性はあるでしょう。またクラウンと比較して、クラウンの方が脱離の可能性が高くなるのは間違いないでしょう

しかし、それにより、多くの健全なる歯質を残せることの方が、その後の歯の寿命を永くする可能性が高くなるような実感が私にはあります。

またこれも、症例によっては異なる見解、つまりクラウンの方が良い場合もあるかもしれません。

「可能な限り削らないクラウンというのはどういったものでしょうか?」

←あいまいな表現で申し訳ありません。

歯肉縁上にマージンを設定したクラウンといえば分かり易かもしれませんね。

咬頭を被覆したインレーをアンレーと表現し、外周をすべて削りつつも、その境界(マージンは)は、歯肉縁上で、健全歯質を削らない。これを「可能な限り削らないクラウン」と表現させていただいてます。