日別アーカイブ: 2020年11月25日

神経はもうないから!痛みやしみたりはしないはず?

はじめまして(^^)いつも拝見してます!

小さい頃から歯医者が苦手で一大決心して通院しはじめました(。>д<)

根の治療を数回して…もうこれで限界です!と言われ、次回土台を作りますね?との事でした?

しかしまだ少し痛みがあり熱い冷たいがしみるような重苦しいかんじがあって!今日それを伝えたら神経はもうないから!痛みやしみたりはしないはずと言われたのですが… どうなんでしょうか?

神経がなくてもこのような事はあるのでしょうか(。>д<)

本当は先生から治療していただきたいのですが…新幹線で通院できないので(笑)

よろしくお願いいたしますm(__)m

コメントありがとうございます。

『少し痛みがあり熱い冷たいがしみるような重苦しいかんじがあって!今日それを伝えたら神経はもうないから!痛みやしみたりはしないはずと言われたのですが… どうなんでしょうか?』

至極もっともなご質問です。

まずは結論から。

根管治療を適切に行うべきでしょう。

実際に拝見していないため、適切な回答となっていないかもしれません。その点ご容赦ください。

根管治療後に「少し痛みがあり」「重苦しい感じ」があっても仕方ないこともあり、これは時機に無くなります。しかし、「熱い、冷たいがしみる」これは良くありません。適切な根管治療が必要です。

但し、この症状は、「治療している歯がホントに感じている?」これについてはしっかりと確認されてください。

両隣の歯が感じてる場合も多々あります。ぜひ。

「根の治療を数回して…もうこれで限界です!」

「神経はもうないから!痛みやしみたりはしないはず」

この言葉は、歯科医師の技量を表現している言葉です。

根管治療は、歯の神経を取る治療ではなく、内部に感染した細菌感染を取り除く治療です。

この点について、また今回のご質問について適切に回答した動画があります。

ぜひそちらをご参照下さい。今後の治療に対する指針が見えるでしょう。

https://youtu.be/cZnrAkP4BFg

歯の神経はもうないから、麻酔は要らない、必要ないとする説明はナンセンス。

従来の古い考えに基づいた根管治療です。

歯科医師に、「できないことを、限界を超えていることを」、これ以上お願いしても無理でしょう。

どんな職業でもピンからキリまでいるのと同じように、歯科医師にもピンからキリまで存在します。これは事実であり、これはその歯科医師の人間性を否定するものでもなく、事実です。

知識と技術と人間性は比例するものではありません。一生懸命に治療してくださったとしても、知識と技術が無ければ結果は得られません。ご自身の歯をどうか大切にお考えいただき、今後の治療を見極めて下さい。

痛みの原因は、細菌感染の残存です。

根管治療が必要でしょう!

『本当は先生から治療していただきたいのですが…新幹線で通院できないので(笑)』

大変嬉しく有難いお言葉です。

過分なるご評価、ありがとうございます。

ただ、当院には、新幹線をはじめ、飛行機、泊りがけでご来院頂いている患者様多数です。

静岡、茨城、大阪、福岡、北海道、石川、福井、海外ではアメリカ、上海、イギリス、オーストラリア、などなどなど、皆さんにご来院頂いております。

少ない回数、短期間での治療が、遠方からのご来院の助けとなっているのかもしれませんね。

ぜひ近隣の歯科医院をお探しいただき、しっかりとした治療を受けて下さい。

ご自身の歯を大切に!ぜひ!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル