日別アーカイブ: 2020年11月29日

歯が折れている インプラント

みやじん先生に質問があります

左下5番の歯が、25年前、高校生の頃に神経を抜いて、金属の土台と白い被せ物にしました。

そして、何回か根幹治療(=根管治療)を繰り返していました。

12年前位に再治療したのは良かったですけど、最近痛みがあります。

被せ物に、少しぐらつきを感じます。

かかりつけ医で診察を受けたら、もしかしたら歯が割れているかも?という診断、そしてインプラントを勧められた。

歯の根っこしか残っていないのを見て、自分でもこれは抜歯?と思うのですが、こういったケースは、みやじん先生の所では、どんな対応をしますか。

私は地方に住んでいるので、みやじん先生の所には行けないけれど、みやじん先生の言葉を聞きたいので、ぜひ宜しくお願いします。

コメントありがとうございます。

ぐらつきを感じ、レントゲン撮影のみで歯が割れているとの診断のもと、インプラントを勧められた?ということでよろしいでしょうか?

当院であれば次のように診査をすすめ、その上で患者様にご理解を頂きます。

まずは、ぐらつきの原因は何か?を見極めます。

歯が折れているならば、歯周ポケット検査で異常値を示すものです。

その診査の上で、患者様に折れている可能性を説明した上で、本当に折れているのかを「目で見るため」、かぶせものと金属の土台を丁寧に外します。

その上で、折れているか否かをマイクロスコープで撮影。あわせてCTを撮影し、歯がどれだけ残っているのか?周囲の骨は健全か?を診査します。

その上で、本当に折れているのであればインプラントをご決断頂きますが、おれていないのであれば、再根管治療で歯を徹底的に残します。