インプラントの手術の後は、どれぐらいでご飯がまともに食べられるようになりますか?
ご質問ありがとうございます。
回答させて頂きます。
「まともに」という意味合いは、人それぞれかもしれません。
そのため、今回は、たとえば、左下の奥歯、1つの歯、すでに抜歯済みの状況に対して、インプラント治療をした場合のみという前提条件で回答させて頂きます。
まずはインプラント治療、簡単な流れからご説明します、ホント、簡単に!
ご来院頂きます
麻酔します、無痛麻酔です10分です
手術室に移動します
インプラントを骨内に埋入設置します15分です
その日の手術は終わりです
翌日消毒します
1週間後抜糸します
2か月後2回目の簡単な手術30分ほどです
1カ月後に型どり
2週間後に歯が出来ます。
治療期間はだいたい3カ月、来院回数は最低5回です
ご質問は、この間、「まともに」ごはんが食べれるか否かでしたね!
「まともに」という言葉の定義が皆さん人それぞれですので、おそらく次の2つを想定されているかと思います。
①手術後は痛むだろうから、手術前の歯が無い状態と同じくらいに
②元通り、歯があった状態と同じように
まずは①について解説します。
皆さんが思っているほどの痛みはありません。
患者様のお聞きすると、その日のみで翌日から1週間ほどは疼く程度のようです。
そのため、生活に支障はないようですが、1週間後の抜糸まではお食事は避けていらっしゃるようです。
1週間ほどは、「まともに」お食事は出来ない訳ではありませんがしづらい状況かもしれませんね。
続いて②についてです。
これこそ、人それぞれ感じ方が違うようです。
例えば、グラスに水が入っています。
少し飲んで、今グラスに半分くらい残っています。
これに対して、「あとまだ半分残っている!ラッキー」と感じる方と「もうあと、半分しかない、どうしよう」と感じる方がいるようです。
例えば、前者ならば、これまで歯が痛くて噛みづらかったけど、入れ歯やブリッジで残っている歯に負担を掛けずに済んだインプラントが出来て良かった!大切にしていこう!といった感じです。
後者は、これまで歯でご苦労をされていらっしゃる方、またこのような状況が起きないだろうか?と不安に駆られている方のようです。
感じ方は人それぞれですが、前向きに捉えれば、「まともに」食事ができているように「私は」感じていますが、いかがでしょうか?
おそらくご質問は、インプラント手術後は痛く無いですか?大丈夫でしょうか?といったご質問かと思います。痛くありません!ご安心くださいね!大丈夫!