月別アーカイブ: 2021年8月

肉眼では亀裂が確認出来ないようで、レントゲンで亀裂は確認出来るものですか?

2ヶ月前に根管治療始め、未だ治療中です。

再度根管病巣となり、排膿も出血もせず、また激痛、歯茎の腫れとなっています。

歯科医曰く、亀裂があるのかもしれないと言われ抜歯になりそうです。 肉眼では亀裂が確認出来ないようで、レントゲンで亀裂は確認出来るものですか?

亀裂の確認は、肉眼ではできません。

肉眼で確認できるのはこの動画でもお話しさせて頂きました通り100~200㍈つまり、0.1~0.2mmです。

肉眼で確認できないということは、それ以下のヒビあるいは亀裂ということでしょう。

つまりはご担当の先生は、亀裂確認しておらず、治らない原因を、見えていない亀裂ではないか?と「推測」されているということです。

憶測でご自身の歯を抜歯するのは忍びない。

ぜひご自身の歯を大切にされてください。

この度の根管治療には、ラバーダムやマイクロスコープといった機器は使用されていますか?ぜひご自身の歯を大切に!

 

 

虫歯(茶色くなっている)は削る1択ですか?

先生は、虫歯(茶色くなっている)は削る1択ですか? 巷には、削らない治療法や削らないほうが良いと仰っている方もいるので、どうお考えかと思いまして

削る一択ではありません。

茶色かったとしても、う蝕検知液に染まらず、また健康な象牙質の硬さと同じであり、なおかつ、痛みな度の不快症状が無く、レントゲンで問題が無ければ、その部位にMTAを置き、コンポジットレジンで被覆し経過を観察します。

いわゆる間接覆髄法という治療法です。

こちらの動画をご覧下さい、その理解が深まります。

むし歯は削り取ること!
現代の歯科治療では、この方法が、科学的根拠の多い治療法です。

削らない治療法などありません。

 

 

【教えて!仁先生?】むし歯を取り残さない方法とは? #う蝕検知液 #マイクロスコープ #拡大鏡 #ルーペ

こんな質問をいただきました!

むし歯ってどうやって削ってるんですか?

歯医者さんがむし歯を削る時、歯医者さんの眼から患者さんの口までの距離は約50センチ

1センチにも満たない歯の内部のむし歯を50センチ離れたところから見て正確に削り取るのはほぼ不可能

だから、歯医者さんは、こういった拡大鏡やマイクロスコープを使って治療に臨みます

じゃないと見えづらい、僕には全く見えません

むし歯で変色した黒い所や茶色い所を削ればOKって訳でもないんです。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です

細菌が歯を溶かしながら感染を拡げていく病気、それがむし歯です。

茶色く溶かされたところは、すでに溶かし終わったところ、細菌の感染はさらに深くに進攻しているかもしれない!

細菌は0.5~1㍈、ヒトの眼の識別限界は100~200㍈(0.1~0.2mm)だそうです。

だから細菌は全く見えていない。

マイクロスコープの拡大率をもってしても20㍈が限界でしょう。

やっぱり絶対見えていない。

だから、どこまで削り取るのかっていうのがポイントになるんです

そこで活躍する診断基準がこの2つ

う蝕検知液で染色されたところを削りとる

歯の硬さをチェックする

う蝕検知液でピンク色に染色された部分は、たとえ薄く染色されたとしても徹底的に削り取る、これ大切

また、歯が健全な硬さとなっているか否かを実際に引っ掻いてチェックする、これも大切

これを確認するには、拡大鏡ルーペやマイクロスコープが役に立つ

歯医者さんではこうやって、むし歯を必死に取り除いています

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

銀歯の下のむし歯は、進行しにくい?

銀歯の下の虫歯って進行しにくいって本当ですか?2年前に銀歯の下が虫歯のような物になって、昨年にその銀歯の下の治療をしたときに神経は無事だったので。

後、なんか歯の治療されるのは嫌だけど見るのは好きです。

「銀歯の下のむし歯は進行しにくい?」

はじめて聞いた言葉です!

私の臨床実感ではそのような感覚は全くありません。

おそらくではありますが、他の歯科医師も同様の見解かと思います。

銀歯ではなく、金歯つまりゴールドは、そのような臨床実感はあります。
むし歯になりづらいというよりは、むし歯が進行しづらいという感覚ですね。

ゴールドは、柔らかく伸び拡がるような性質から、かみ合わせ的にも柔らかな当たり方。そしてなじむ。

ピッタリと適合する精密性も有した合金の性質をもつように感じています。

現在ではメタルフリー治療が叫ばれていますが、ゴールドはとても良い歯科材料のように私は感じています。

 

 

インプラントの手術の後は、どれぐらいでご飯がまともに食べられるようになりますか?

インプラントの手術の後は、どれぐらいでご飯がまともに食べられるようになりますか?

ご質問ありがとうございます。

回答させて頂きます。

「まともに」という意味合いは、人それぞれかもしれません。

そのため、今回は、たとえば、左下の奥歯、1つの歯、すでに抜歯済みの状況に対して、インプラント治療をした場合のみという前提条件で回答させて頂きます。

まずはインプラント治療、簡単な流れからご説明します、ホント、簡単に!

ご来院頂きます

麻酔します、無痛麻酔です10分です

手術室に移動します

インプラントを骨内に埋入設置します15分です

その日の手術は終わりです

翌日消毒します

1週間後抜糸します

2か月後2回目の簡単な手術30分ほどです

1カ月後に型どり

2週間後に歯が出来ます。

治療期間はだいたい3カ月、来院回数は最低5回です

ご質問は、この間、「まともに」ごはんが食べれるか否かでしたね!

「まともに」という言葉の定義が皆さん人それぞれですので、おそらく次の2つを想定されているかと思います。

①手術後は痛むだろうから、手術前の歯が無い状態と同じくらいに

②元通り、歯があった状態と同じように

まずは①について解説します。

皆さんが思っているほどの痛みはありません。

患者様のお聞きすると、その日のみで翌日から1週間ほどは疼く程度のようです。

そのため、生活に支障はないようですが、1週間後の抜糸まではお食事は避けていらっしゃるようです。

1週間ほどは、「まともに」お食事は出来ない訳ではありませんがしづらい状況かもしれませんね。

続いて②についてです。

これこそ、人それぞれ感じ方が違うようです。

例えば、グラスに水が入っています。

少し飲んで、今グラスに半分くらい残っています。

これに対して、「あとまだ半分残っている!ラッキー」と感じる方と「もうあと、半分しかない、どうしよう」と感じる方がいるようです。

例えば、前者ならば、これまで歯が痛くて噛みづらかったけど、入れ歯やブリッジで残っている歯に負担を掛けずに済んだインプラントが出来て良かった!大切にしていこう!といった感じです。

後者は、これまで歯でご苦労をされていらっしゃる方、またこのような状況が起きないだろうか?と不安に駆られている方のようです。

感じ方は人それぞれですが、前向きに捉えれば、「まともに」食事ができているように「私は」感じていますが、いかがでしょうか?

おそらくご質問は、インプラント手術後は痛く無いですか?大丈夫でしょうか?といったご質問かと思います。痛くありません!ご安心くださいね!大丈夫!

 

 

神経壊死した歯は、抜歯?

先生にお伺いしたい事があるのですが 歯の神経が壊死してると ズキズキ痛みなど,ロキソニンなど 聞かない場合になってくると 壊死した歯を抜いたりする 場合ってあるのでしょうか?

歯の神経が壊死した場合、まず第一にするべきことは、次の4点です。

これ大切!

・抗生物質を処方して頂き適切に服用しましょう
・ロキソニンやボルタレンなどの「酸性非ステロイド抗炎症薬」NSAIDsを適切に服用しましょう
・体を休めましょう
・上下の歯が当たらないように調整しましょう

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
つまり、細菌の感染力にご自身の免疫が負けてしまっているから痛むんです。

まずはその感染力を下げる抗生物質を服用しつつ、今おきている炎症と痛みを押さえる薬を飲みましょう。
2~3日で和らぎます。

そしてこれが一番大切。身体を休めること。
これには睡眠です。睡眠時間を確保しましょう。

また、炎症が起きている所を叩いたりしては治るものも治りませんよね?

痛む歯のかみ合わせは調整しましょう。

まずはこの4点を、歯科医院でご相談の上、適切に対処してください!

その上で、適切な治療は何か?をご検討下さい。

まずは根管治療で歯を残す事!これ大切です。

その努力をしたにも関わらず、治ることが無ければ、やむなしです、その時抜歯をご検討ください!

壊死したからといってすぐ抜歯。これは間違いです!

壊死した原因は何か?それに対して何が出来るのか?
歯科医師と相談の上、適切に対処してください!

大丈夫、きっと治りますよ!

 

 

抜歯 インプラント でも歯を残したい

相談内容:

動画や事例報告集、たくさん見させてもらっています。

〇〇在住です。

4月くらいから右下67番あたりが時々痛みを持つことが多くなり、7月あたりか通院を始めました。

右下67番は神経治療を過去したことがある大きな銀歯です。

(口内で神経治療がしてある歯は右下67番のみです。そして、自分で感じられる葉のぐらつきなどはありません。医師から見ると、6番が多少動くようです。)

この病院のご判断では、67番を抜歯しインプラント にした方がいいということでした。

(インプラント標榜医です。)

CTによると、67番の下に、炎症の黒い部分が見られ、歯茎の中で歯を支えている部分も、炎症により骨が弱くなっていることがみうけられるそうです。

私としては、昨年1本、今年1本すでに、この医院でインプラント にしているため、これ以上はインプラント にしたくない、歯を残したいという思いでいっぱいです。

再神経治療の可能性はあるものかとうかがったところ、「神経治療の1回目は60~70%程度、2回目は30%程度の治療成功率だと一般に言われており、あなたの歯は、歯槽骨自体に炎症が見られるため根本的な原因を解決することは、困難かと思う。また、1回目の神経治療の際に天然歯自体も弱くなっているため、2回目の神経治療の際に歯が中で折れてしまう可能性もあり推奨できない。」と言われました。

「右下67番の手前の歯にも炎症が広がってきていることが窺える為、この炎症が原因で健康な歯に影響が及ばない前に治療(抜歯)したほうが良いと思う。」とのご見解でした。

セカンドオピニオンのつもりで、行った歯医者では、右下7番は神経治療かクラウンを外した後に再判断の必要あり。

右下6番は、すぐ抜歯しなくても再神経治療をしてみても良いかも知れないと言われました。ラバーダムやマイクロスコープなどの使用はしていないそうです。

今通っている院長先生を信じている分(インプラント2本すでにお世話になっています)、余計に、混乱をましてしまいました。再根幹治療の可能性が他院ではある、と嬉しくもあったのですが、、、。

炎症部分が広がる、という事も気になりますが・・。

(鈍い痛みはあるのですが、今現在耐えられないほどではありません。)

①画像がない中での判断ですが、先生のアドバイスをお聞かせいただきたいです。

②この先インプラントが使えなくなってしまった時、どういった対処になるのかも不安なのでご教授いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

はじめまして。宮崎歯科医院です。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

実際に拝見していないため、適切な回答とはならない場合も多々あります。

その点ご理解頂きました上でご参考頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

①画像がない中での判断ですが、先生のアドバイスをお聞かせいただきたいです。

→2件目の先生のご見解では、残せる歯もあるとのことですね。

ぜひ残す「努力」をして頂きたいと感じています。

その上で、もし、結果が得られなくても、納得できるかと思います。

現時点で、残せる可能性をご説明下さる先生がいるのであれば、ぜひ残す努力を!

その際は、ぜひラバーダムとマイクロスコープがある歯科医院をご選択下さい。

根管治療専門医の先生をご選択頂くと、よりご納得得られる治療が受けられるかと思います。

②この先インプラントが使えなくなってしまった時、どういった対処になるのかも不安なのでご教授いただければ幸いです。

→「インプラントが使えなくなった場合」という文章の意味ありが読み取れませんでしたが、『その部位が抜歯となった時、インプラントができない状況となってしまった場合』という理解で回答させて頂きます。

相当なる放置をしない限りはそのようなことにはなりませんし、そうなったとしても、骨を作り上げる治療術式もございます。

これからインプラント治療をするにしても、現在の炎症を治めることが第一です。

そのためには、その歯に問題があるならば、まずは再根管治療を適切に行うことをおススメ致します。

再根管治療を行うことで、周囲の炎症は緩解するでしょう。その上で、インプラントにするのか?その歯を残して様子を見るのか?を考えて頂きたいと感じております。

現状の進行を予防するためには、噛み合わせを強く当てない事、再根管治療ができる歯科医院をご選択頂くこと、早々の対応であれば抗生物質などの薬を服用し、炎症を治めるなどの対処があるかと思います。

ぜひ現在の先生とご相談頂き、ご納得いただける治療をご選択頂ければ幸いです。

そのお気持ち、分かって下さると思いますよ!

 

 

 

 

 

 

根管(根幹)治療【神経取った】後の痛み?

いつも動画ありがとうございます。

この動画をみて家や自分の事情で中々行けずにいた歯医者さんに勇気を出して行くことができました。

つい4日前ほど治療を受けました。

今はお薬をいれて蓋をしています。

疼く、ズキズキするような強い痛みと 鼻の横あたりから耳下あたりまでの腫れがおさまりません……

特に鼻筋の横の腫れが強くパンパンになってます

 顔を洗う時も頬骨の少し下あたりや小鼻の近く触れると歯茎から歯にかけて違和感を感じ痛みがあります。

鎮痛剤をもらいましたが鎮痛剤が手放せない状態に……

次は1週間後に予約をしているので我慢していますが こんなものなんでしょうか……怖いです😭

治療後すぐあたりの動画や解説がなかなか無いので皆さんどんな感じなんだろうと思いコメントさせて頂きました

コメントありがとうございます。

回答させて頂く前に、ご質問をさせて頂ければと思っております。

①治療した歯はどこですか? 上あごの真ん中から数えて何番目の歯ですか?

②治療した歯は、治療前、どんな状態でしたか? 例えば、神経のあった歯であった、あるいは、以前に歯の神経を取ったことがある歯だった。

③また、術前の症状はどんな状態でしたか? 歯茎が腫れていた、何も症状は無かった、ズキズキしていたなど

④治療は何回目ですか? 1回目、何度か治療をしている

⑤ラバーダムやマイクロスコープなどは使用していますか?

⑥保険治療ですか?自費治療ですか?

⑦1回の治療時間はどの位でしたか?

⑧先生はどのようにおっしゃっていましたか?

⑨大体のご年齢をお聞かせください お答えいただくことで、さらに詳しく回答させて頂けるかと感じております。 よろしくお願い致します。

お忙しい中お返事ありがとうございます…!

①真ん中から5番目です(上の歯)

②神経があった状態ですが重度の虫歯で 大きな穴が空いてました。 その隣の4番目は数年前に折れてしまい 神経が死んでいて根元に膿がある状態みたいです。 親知らずにも重度の虫歯があり穴があいてます 今回治療したのは5番目のみです

③歯が痛んでいました。4番目かと思ったら5番目の歯が傷んでいたみたいです

④初めての治療です

⑤ラバーダムは使用されなかったように思います。マイクロスコープはわかりません。 タオルをかけられているのと 初めてのここまでの治療で怖くて目を瞑っていたので…… あと、自分のを見たくないと伝えたのもあるので><

⑥保険治療です

⑦1時間ちかく治療してもらいました

⑧神経をとっているので痛みはでるとおっしゃってました。

お薬をいれて仮の蓋をし、次の治療も様子をみて治療など…… 長期の治療になるが なるべく歯は残し抜かない方向でがんばろう!といってくれ、とても優しい先生でした。

今、治療してる歯も 残せます!頑張りましょう!と言ってくれました。

⑨年齢は39です。

ご返信ありがとうございます。

初めての根管治療とのこと、大変よく分かりました。
優しい先生で1時間近く保険治療にてしっかりと治療して下さっているとのこと。安心しました。
ただ、かなり大きく腫れているとのこと。
頂いたご質問では、「根管治療後の痛みはこんなものなのでしょうか?」とのことでしたね。 治療前に痛みがあり、その治療をしたのであれば、治療後2~3日は痛みますが、その後は少しずつ緩解することがほとんどです。 当院での場合ですが、術後2日程痛みがあり、その後は痛みは治まります。
腫れることはありません。
但し、現在治療して下さっている先生は、当院の術式とは異なるかと思います(ラバーダム、マイクロスコープは使用していない可能性が高い)
現在抱えている痛みが、少しずつ緩解しているのであれば、次回までお待ち頂いても問題は無いかと感じております。
しかし、悪化傾向にあるならば、まずはご担当頂いている先生にご相談頂くことをおススメいたします。
1つて手前の歯の状況も気になるところですが、ぜひ明日にでもご相談頂くことを強くお勧めいたします。
ご担当下さっている先生は優しく一生懸命に治療して下さっているご様子です。
またマイクロスコープもあるようです。
実際に診ていない私が口を出すことではないように感じます。
ぜひ明日、ご相談ください!
それでも解決しない場合はいつでもコメント欄にご相談くださいね!
この回答が少しでもお力になれていれば嬉しいです!

先生は普段の歯のケア(歯ブラシなど)はどのようにされていますか?

先生は普段の歯のケア(歯ブラシなど)はどのようにされていますか?ぜひ先生のするケアを真似したいです!

分かります!普段の歯のケア、とても大切ですよね!

私は、毎日使う大切な歯ブラシとして、フィリップスのソニッケア―を使用しています。

当院のスタッフにもプレゼントしていますし、治療が終わった患者様、皆さんにおススメしています。

沢山の種類が用意されていますが、私が使用しているのは【フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート 電動歯ブラシ ブラック HX9934/15】です。

この機種を選んだ理由は、ごめんなさい考えていません(笑)

最上位機種だったので、すべての機能が盛り込まれているからでした。

他の機種も使用しましたが、どの機種も、ベーシックな機能が充実しているので、歯を磨くという点では遜色ありません。

音波テクノロジーで歯の隙間まで汚れをかき出し、従来の歯ブラシと同じ形で使いやすい

歯医者要らずの優れものです。買わない理由がありません(笑)

どの機種も素晴らしい、おススメです。

私の使用する機種にはオシャレな充電グラスや様々なブラッシングモード、USB充電ケースがついています。

マットブラックの心地よい手触り感が、毎日のブラッシングのモチベーションを上げてくれます。

これ、一番大切かもしれません!

この歯ブラシで、起床後と睡眠前に5分以上は磨いています。

歯ブラシも大切ですが、しっかり磨くこと、これ一番大切です。

口の中に入れればあとは勝手に適切な圧力で隅々まで磨いてくれる音波歯ブラシ、ソニッケアー、ホント便利ですよ。

歯磨き粉はLIONのチェックアップのスタンダードです。

少ない泡立ちで、歯を擦り減らせる研磨剤がなく、高濃度のフッ化物が配合され、歯の再石灰化を促進します。この点に配慮した、1450ppm配合のものもありますので、むし歯のリスクを軽減してくれるでしょう!ぜひ調べてみてください。

上手に、長い時間歯ブラシするのはとても難しい。

この上手には、ソニッケアーの音波テクノロジーでカバーします。

毛先の届かないところまでプラークを除去するテクノロジー、使わない理由がありません。

また歯磨き粉がまずかったり泡立ちすぎては長時間磨けません。フッ素が配合されていても、時間が短ければ意味がない。この問題をカバーしてくれるのが、チェックアップです。

ぜひ使ってください!

これ以外で歯のケアとして気を付けていることがあります

・甘いものを一切食べない(炭水化物は最小限)

・かまない

・笑う

ウィークデーは一切甘いものを食べません。炭水化物もほぼ取りません。

朝少しの炭水化物と、その後はたんぱく質、野菜類の摂取に努めます。

炭水化物、糖質、脂質は軟らかくとても食べやすい物の、歯にこびりつき、身体を酸性化させます。身体の酸性化は、血流を阻害して、免疫機能を低下させる一因です。

この摂取を制限することで、身体の酸性化も防ぎ、歯への血流量も増加、歯の免疫も高まり、むし歯予防につながります。

そして、かまない。

これは、かみしめ、歯ぎしり、くいしばりといったことをしないように心がけているということ。

かみしめるときは、そのほとんどが、ストレスです。

肉体的ストレス、つまり、疲れ。これを予防するのは睡眠です。睡眠時間の確保が、ストレス軽減につながります。

精神的ストレス、そのほとんどが人間関係です。

これを円滑にするには、ただ一つ、笑う事(笑)

『笑いのない日は、無駄な1日である』 チャールズ・チャップリン

『楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ』(心理学者 ウィリアム・ジェームズ)

「心配事の約80%は、実際に起こらずに済む」ことがアメリカのある大学の調査により分かっています。つまり悩みの80%は、実際に起きない。どうしたらわからないような心配事は、実は全体の4%つまりあなたを悩ませる96%は「取り越し苦労」だそうです。
たとえ残りの4%の困難があったとしても、自分に必要な試練!ピンチがチャンス!と考えた方が楽しい。

唾液には、歯を洗浄する力がありますが、ストレスをため込むと、唾液は止まり、緊張のせいで口呼吸、お口の中は乾燥します。これではいくら歯ブラシしてもむし歯は進行します。

それに加えて、噛みしめや歯ぎしり、くいしばり。歯が壊れます。

歯でご苦労されている方は、ホント真面目で真摯で実直な方が多い。

私には好きな言葉あります

「人生とは、嵐が去るのを待つ場所ではなく、雨の中でもダンスをして楽しむことを学ぶ場所である。」 (ヴィヴィアン・グリーン)

ピンチはチャンスです!

ストレスからは逃げましょう、そして高らかに笑い飛ばす!

これが一番の歯のケアかもしれませんね!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

【リベンジ】「神経、残せなかった・・・」治療後からズキズキ痛む 20分ほぼ1回で根管治療終了 #不可逆性歯髄炎 #歯髄炎 #根管治療 #マイクロスコープ #ラバーダム

歯の神経、残念ですが、残せないこともあります。

今回の動画は、私が歯の神経を残す治療を行ったけれども、治療後しばらくしてから痛みが生じ、患者様とご相談の上、根管治療となった患者さまの治療の様子です

20分、ほぼ1回で終了した根管治療の様子です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

むし歯は、その細菌感染を取り除けば治ります。

やり直しの無いむし歯治療のポイントは3つ

① むし歯(細菌感染)を徹底的に取り除くこと

② その治療中に感染させないこと
③ 治療後は、再度、感染させないこと

具体的には

① マイクロスコープで目に見えない細菌を取り除き
② ラバーダムを装着して治療中に唾液感染を予防しつつ治療を行い
③ その後は精密に被せて(=補綴)再感染を予防する

マイクロスコープ、ラバーダムそして精密なる補綴。これにはセラミックおよびジルコニアが良好なる結果に貢献することでしょう。私の臨床の絶対条件です。

むし歯の細菌は0.5~1㍈

ヒトの目で見える限界は、100~200㍈(0.1~0.2mm)

つまりは、目では全く見えません

マイクロスコープ使用することで、肉眼の20倍まで拡大できます

つまりは10㍈までは見えるかも?しれません。

必ずという結果を約束できないことに悔しさを感じます。

だからといって、妥協しては治るものもならない

私は数多くの歯の神経を残す治療を行わせて頂いておりますが、その後の歯の神経の生存率はおよそ80%です。 2割は根管治療に至ります。

このことは事前にご説明した上で治療に臨んでおりますが、私もチャレンジした患者様も悔しいものです。

でも、歯の神経を取ったとしても、感染拡大する前に行えたことに目を向けて、前向きに根管治療に臨むこと、これが一番大切です。

根管治療での歯の生存率、症状改善率は90%を超えるものとなっています。

根管治療しても大丈夫!

ぜひ最後までご覧下さい、

【タイムスケジュール】

00:04 オープニング 今回の動画について
00:50 診療開始!本編スタート
01:01 詰め物を削り取る
01:46 神経を保護するMTA周囲にむし歯は無し
02:07 神経の状態をマイクロスコープで診査する
02:28 「声掛け」なぜ必要か?
02:48 神経からの止まらない出血
02:59 根管治療の開始
03:15 口蓋根の穿通
03:21 遠心頬側根の穿通
03:27 近心頬側根の穿通
04:34 各根管を拡大清掃中
04:41 今回の痛みの原因について説明
04:52 むし歯治療とはどんな治療なのか?
05:16 治療前までの痛みと、治療後の痛みの違いについて
05:58 根管の先端を穿通し、拡大清掃する様子
07:23 ゲーツグリデンドリルで根管上部2/3を清掃拡大中
08:21 髄床底の整理
08:47 肉眼では見えない4つ目の根管(MB2)を探せ
09:48 MB2発見!
10:06 ラバーダムの重要性について
10:39 60㍈以下の極細の根管を治療する!
11:00 4つの根管の先端側1/3をニッケルチタン製ファイルで清掃する
11:25 今回の原因について説明
12:51 音波洗浄
14:36 次亜塩素酸で消毒と洗浄(口蓋根と上顎洞が交通)
15:54 根管内を吸引、乾燥させる
16:08 今回の治療内容と、治療後に起こりうる痛みや注意事項について説明
17:26 (笑)お薬をいれましょう!!
17:34 水酸化カルシウムを貼薬する
18:00 仮蓋は唾液が入らないように緊密に封鎖する
19:20 根管治療終了!お疲れ様でした!
19:32 【必ずご覧下さい】このチャンネルと動画の主旨について

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル