日別アーカイブ: 2022年1月19日

根幹治療 膿んでいる 歯茎を剥がして治療

根幹治療を始めてから治療した歯の内側の歯茎がずっと腫れています。

膿んでいるようで治療するのに詰め物を外す度に臭います。

次回歯茎を剥がして中を見て削ると言われたのですがこの様な治療は一般的なのでしょうか?

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です!

根管治療は、歯の『内部に』感染した細菌を取り除く、削り取る、滅菌消毒する治療です。

むし歯は、最初、歯の外側面に感染し、歯を溶かしながら中へ中へと侵攻します。
それを放置すると、感染は更に侵攻し、歯の『外へと及ぶ』場合もあります。

そのため、『外にまで感染が拡がってしまった症例』では、根管治療をしても治らない、治りづらいという事になります。

そのような症例では、根管治療をまず適切に行う!そして治るかどうかを確認する!治らない場合は、歯の外部、つまり歯根の外に感染が及んでいると判断し、歯茎を剥がしてその感染部分をチェックあるいは取り除くという事になります。

これを歯根端切除術といいます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/20031
こちらを御参照下さい、理解が深まります。

おそらくではありますが、そのようにお考えなのではないかと推察いたしますが、ぜひご担当の先生にご質問頂くこと強くおすすめいたします。

一般的な診断ではありますが、外部にまで及ぶ状態が「一般的か否か?」というと話は別かもしれません。
大変難しい病状を治して下さっているようにお見受けいたします。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。