日別アーカイブ: 2022年7月12日

歯髄温存療法 神経ギリギリ

第一小臼歯の隣接面が小さく虫歯があり、歯間ブラシで当たりどころにより、痛みは時々ありましたが、染みたり自発痛も無く、レントゲン写真で神経ギリギリまで虫歯が写ってて、神経まで達してるかもということで、すぐ削り、がっつり露出した神経の写真を見せてくれて、抜髄になりますとなり、薬を入れて借り詰め状態です。

初日から痛みは無くてむず痒い程度で、痛み止めは飲むことなく、今も何とも無いです。次2週間後に治療が始まります。神経残せることをこちらで知り、残したいです。

今の医院で、残せる治療法を対応してるか聞いたり、セカンドオピニオンしてでも挑戦したいと伝えたらいいのでしょうか?

私のは、露髄具合が大きく感じました。 薬入れられてる時点でも神経残せますか?

歯髄温存療法をできたとして、 最終的詰物(セラミック)は歯髄温存療法を担当した歯医者で詰物するのがいいのでしょうか?

無理承知で質問させていただいてますが、お返事頂けたら助かります。

ご質問ありがとうございます!

回答させて頂きます。
実際に拝見していないため、頂いた文章からの推測しかできませんが、その点ご理解いただいた上で、まずはご担当の先生にご相談ください!

『がっつり露出した神経の写真を見せてくれて、抜髄になりますとなり、薬を入れて借り詰め状態』
←多くの患者様が当院にご来院頂き、このお言葉を頂き、神経を残したい!とご来院頂きます。
しかし、実際拝見すると、すでに根管治療が開始されていることがしばしばです。
神経を失活するホルムアルデヒド製剤が塗布されていることがあります。ぜひこの点についてはご担当の先生にお聞きください。

『今の医院で、残せる治療法を対応してるか聞いたり、セカンドオピニオンしてでも挑戦したいと伝えたらいいのでしょうか?』
←おっしゃる通りですね、まずはご担当の先生にご質問ください。

『私のは、露髄具合が大きく感じました。薬入れられてる時点でも神経残せますか?』
←上記の可能性がございます、ぜひご担当の先生にご質問ください!

『歯髄温存療法をできたとして、最終的詰物(セラミック)は歯髄温存療法を担当した歯医者で詰物するのがいいのでしょうか?』
←別の先生でも構わないでしょう。
ただし、歯髄温存療法は、ラバーダムとマイクロスコープがあって初めて成り立つものであると「私は」考えています。

むし歯治療には2つのポイントがあります。
①むし歯を取り除くこと
②そして再度感染させないこと

①が歯髄温存療法
②が精密にフィットしたセラミックです

その点に留意されている先生のもと治療にお臨み下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル