麻酔に時間はかけられません
（歯医者さんからのコメント）
いつもご覧頂きありがとうございます！
恐縮です！
歯医者さんなのですね！
おっしゃる通りですね。
歯科医院の方針、地域の求め、患者様の求めや希望、保険診療の範囲など、現在の日本の歯科治療には多くの「ルール」「縛り」があるように感じています。
とくに多くの患者様の痛みを早々に取り除きつつ、保険の診療の範囲内で結果を生み出すためには、「時間」という制約が大きなネックとなってきます。
私は以前から麻酔に時間をかけていました。
これは歯科医医師人生３０年近くになりますが(笑)、ず～と変わらずです。
保険診療であろうがなかろうが、麻酔に時間をかけていました。
理由は、歯科治療というものが、「痛みを取り除く治療」であることに他ならないからです。
私が若かりし頃、ホント歯科医師なり立ての頃、技術が未熟で患者様に言われた言葉あります。
『痛みを取り除く麻酔なのに、なんでマスいた痛いの？』
衝撃でした。。。
麻酔をしなければ、痛すぎるから麻酔をしている。。。少しでも麻酔が効けば、治療が痛く無いから、そこに意義がある。
多少麻酔が痛くてもイイでしょ？
多少麻酔の効果が少なくてもいいでしょ？
若いころ、私はそのように考えたのを憶えています、でも、すぐに、これではいけないと思いなおし、痛く無いように！するようになりました。
私も３０分の治療の場合、あります。
それでも同じです。麻酔時間に費やす時間が長い(笑) 治療は進まない(笑)
なので、どんな治療でも、最初だけ！１回目だけは１時間、患者様にお願いして治療に臨んでいます！
そうすればそこで治療を進めることができれば、その後麻酔時間や治療時間は少なくても大丈夫！
時間は我々の言い訳だと私は考えています。
患者さまに必要性を御説明すれば、時間、費用、痛みの壁は乗り越えられると！
大変意義あるコメント、ありがとうございました！
今後ともよろしくお願いいたします！
