【タイムスケジュール】
00:00 スタート
00:31 昼休みの急患対応
00:51 治療前の症状
01:02 歯髄壊死の原因は歯ぎしり?
01:33 根管治療すれば治ります!
01:54 術前の歯の状態は?
02:17 ラバーダムの装着の様子
02:29 セラミックを削り取る
02:38 歯と歯茎の境目のむし歯を削り取る
02:48 歯髄壊死して膿が出ている様子
03:01 根管治療 実際の様子
03:58 根管治療 終了
04:01 治療後のご説明の様子
04:17 本症例の原因「根面の露出」とは?
05:19 治療後のご説明の様子 1週間後 根管充填
06:19 前回の治療後、痛みはどうだったのか?
06:53 歯ぎしりの対処法と予防法とは?
08:41 根管充填と土台の型取りの様子
09:19 動画最後のご挨拶(必ずご覧下さい)
マウスピースに関する参考動画はこちら!
https://youtu.be/zF7fG99Dd50
https://youtu.be/wLkFnMFrXNU
https://youtu.be/ri7tPqka69E
定期検診に関する参考動画はこちら!
https://youtu.be/6nOJdaDt8dQ
歯ぎしり噛みしめ食いしばりが原因でむし歯になってしまうこともある
今回の動画は、これが一番の原因で、歯と歯茎の境目のエナメル質が失われ、そこからむし歯、神経が壊死、歯茎が大きく腫れてしまった患者様の治療の様子です(メドバイザー使用)
その原因と症状そして治療の様子に加えて、そうならないようにするための対処法と予防法を、動画の中盤と後半で解説しています
ぜひ最後までご覧ください
(中盤)
皆さん、ちょっとチェックしてみてください!
こんな状態になっていませんか?
黄色の矢印がついている歯のように、
本来みえない『歯の根の部分』が見えてしまってはいませんか??
これを根面の露出といいます。病的な状態ですね。
原因は以下のようなことでしょう
・ 歯周病の進行
・ 不適合な被せもの・冠
・ 咬合(かみあわせ)の不調和
・ 歯ぎしり、かみしめ、くいしばり
おもな症状は、いわゆる『知覚過敏』のような「つめたいものがしみる」といった症状ですが、症状が全く無い方もいらっしゃいます
この露出した根っこは、『酸』にとても弱く、ちょっとした酸性食物で歯が脱灰(歯からカルシウムが溶け出してしまうこと)して、むし歯のような状態となってしまいます。
歯のエナメル質(白い部分)はph5.4、
歯の歯根(黄色い部分)はph6.2で溶けるという文献があります
露出した根面は、ビールでも溶けてしまうということなのです。
お酒の好きな方は要注意です
冷たいものがしみる
歯ブラシするとしみる
楊枝をつかうとしみる
ぜひ最寄りの歯科医院でご相談ください
(後半)
今回のむし歯の原因となった歯ぎしり噛みしめ食いしばり
これには覚醒時、起きている時と睡眠時、寝ている時への対策が必要です
それには3つのポイントあります
①起きている時に気を付けること
カフェイン、ニコチン、アルコール、抗不安薬などの摂取は睡眠の質を下げる可能性のあるようです
また不安傾向、ストレスも同様に睡眠の質を下げかねません
歯ぎしり噛みしめ食いしばりは
睡眠が浅くなると起こります
起きている時は、睡眠の質向上への配慮が必要となるでしょう
また起きている時は、噛みしめを自覚し気を付けること
これは認知行動療法の観点からも効果があるようです
そして、日常の姿勢と呼吸、これも大切です
ストレスのないからだと心のメンテナンスにより歯ぎしり噛みしめ食いしばりは予防可能でしょう
②寝ている時
寝ている間は、今のようなことを意識することは難しいでしょう
歯ぎしりは、噛み合わせが悪いから起こるのではなく、中枢性に発症する現象です
無くすことは難しい、またこれは遺伝的要因もあるようです
そのため、寝ている時は、マウスピースで対応します
たとえ強い噛みしめを行ったとしても、その力を適切に分散し、歯に対するダメージを軽減することのできるマウスピースは効果的です
様々な種類のものがあります、
ぜひ最寄りの歯科医院で、ご自身の状態にあったマウスピースを選んで製作してもらいましょう
いくつか参考になる動画をコメント欄概要欄に添付させて頂きます
ご活用下さい
それでも防げないこともあるでしょう
そんな時は定期検診で早期発見早期治療です
こちらの動画で解説しています!ぜひ