日別アーカイブ: 2023年4月24日

根管治療後 インレー?クラウン?

この歯はインレーで終わるのですか? 神経をとる治療だとクラウンはさけられないと勝手に思ってました。 インレーの場合細かいヒビからの虫歯感染なら上からすっぽり被せなくても大丈夫なのですか? また咬頭は何故残した方がよいのですか? 私の主治医は問題ないと削りましたので気になりました、。

コメントありがとうございます!

この症例はファイバーコアと咬合面を一体型にした状態で接着して終了する予定です。

ご承知の通り、咬合そしてヒビへの対応が必要です。
その上で、ファイバーコアと咬合面一体型で対応します。

確かに上からすっぽり被せた方が安心ですが、それを受け入れるか否かは、患者さま自身のご希望も踏まえて決めなくてはいけません。

またそのような対応が、今後出来るようにしておけば大丈夫でしょう。

咬頭に限らず、健全な歯は残した方がいいでしょう

可能であれば咬頭に限らず辺縁隆線を保存したいところですが、本症例ではそれがコンポジットレジンに置き換わっています。
そのため、おっしゃる通りクラウン形態が安全確実ではありますが、患者様のご希望なども踏まえた上で、上記の通りにする予定です。

これにより、患者様メリットもありますが、いただいたご質問の通りのデメリットの可能性もあります

この点については患者様と歯科医師で相談の上、ご理解ご同意頂いた上での治療法決断が不可欠です。

大変貴重なるご質問をありがとうございます!