3歯つなげたブリッジの支えの歯が折れて来院された患者様の症例です。
折れている歯は黄色矢印部の歯です。
痛みは全くありませんでしたが、ブラッシングや歯間ブラシ清掃時の出血が気になっていたそうです。上レントゲンをご覧いただくと、歯根が折れている様子がわかります。
歯を失った際の治療法として主な方法は3つあります。
・ブリッジ
・入れ歯
・インプラント
これまではブリッジでしたが、支えきれずに歯が折れてしまいました。
再度ブリッジを行ったとしても、折れない保障はありません。
残っている歯を削り、支えとして試用するブリッジでは、これまで以上の負担を支えの歯にかけることになります。
入れ歯も同様でしょう。
インプラント治療は人工歯根を骨内に埋入することで、第2の永久歯として働いてくれます。残っている歯を助ける治療がインプラントといえるでしょう。
上左右画像は、術前のCTシミュレーション画像と、術後のCT確認画像です。
ほぼ同じ位置にインプラントフィクスチャーが埋入設置されていることが分かります。
CTを撮影し、術前にインプラント手術をシミュレーションすることで、安心確実に手術を行えます。
本症例の術式は抜歯即時インプラント手術です。
従来の抜歯して治りを待ち、その後インプラント手術をする方法とは一線を画した術式です。
抜歯と同時にインプラントを埋入することで、手術回数や治療期間を短縮するばかりでなく、痛みの軽減にもつながる術式です。
当院は手術室を完備し、インプラント手術などの外科手術を行っております。
安心して手術を受けれる環境が整っています。