月別アーカイブ: 2016年4月

CT 必須です!

ここ10年の歯科医療の進歩は目覚ましいものがあります。
以前であれば、『なんとか頑張って、抜かずに残してみましょうね!』という言葉のもと、患者様とともに治療に臨むこともしばしばでしたが、最新の診査機器、治療機器のもとでは、診断の「グレーゾーン」がなくなり、徹底した診査を最新の機器で行えば、その治療の予後は明白なものとなっています。

『なんとか頑張って、抜かずに残してみましょうね!』という歯科医師の言葉はとても、優しく心に鼻響く、素敵な言葉ですよね。でも、いまでは必要のない言葉なのかもしれません(笑)。

宮崎歯科医院では、すべての診療において、拡大鏡(5から10倍拡大率)を用いて、治療前にCT撮影を行い治療に臨みます。原因が明確となり、当然「がんばろう!」という名の無駄な労力は必要なしの治療ですね。

上のレントゲン写真は右上小臼歯部の歯を撮影しています。当院はデジタル撮影のため、被ばく量も格段に少ない身体に優しいレントゲン装置ですが、アナログ式に比べ、その画像はくっきり明確です。確実なる診断に寄与しています。

レントゲン写真は硬いものがより白く、軟らかいものが黒く描写されます。よって、硬い組織を扱い歯科領域においては、「黒く描写される」ことは「病巣」を疑うこととなります。黄色線で囲ったお部位、なにもないように見えますが、患者様は違和感を訴えていらっしゃいました。歯肉はMaynardの分類でもしっかりとした分類に属しており、触ると違和感、見た目は健康そのものです。

そこでCT撮影を行います。
右写真がその分析画面です(クリックで拡大ができます、ご覧ください)。

従来のレントゲン撮影は 3次元を2次元に落とし込むために、重なり合った部位、その厚みや正確な立体像は読み取ることができません。そのため我々歯科医師は、これまでの症例との重ね合わせや臨床経験より疾患を推断し、治療に臨むため、いうならば「経験にもとづく勘だより」の診断となることがありました。

右写真は、横と前からのCT画像を拡大したものです。黄色写真で囲まれた部位に「黒く描写された病巣」がはっきりと映し出されています。

レントゲンでは重なりわかりづらかった部位も、CTでは明確に見て取ることができます。

病巣は拡大傾向にあったため、早期に抜歯。抜歯した歯を精査すると、マイクロクラックが 2本歯根に認められました。そこからの感染により歯槽骨の吸収(歯を支える骨がとけてなくなる)がおこり、患者様は違和感を訴えていらっしゃいました。

CT診査は、我々歯科医師の目となるだけでなく、患者様にもわかりやすい「目」となります。

宮崎歯科医院では、インプラント治療、根管治療(歯の根っこの治療、神経の治療)、歯周病治療には、CT診査を必須のものと考えています。

当院にはCT診査機器、拡大鏡などの最新機器を導入し、治療に臨んでいます。


休診のお知らせ(5月)

5月2日(月)、6日(金)を休診日とさせて頂きます。
よろしくお願い致します

根管治療、補綴の成否

定期検診での来院。

以前に、上下顎臼歯部に根管治療後、ファイバーコアを植立し、オールセラミックスクラウンをかぶせた患者様。

ホワイトニングで本来の白さを取り戻したのちのオールセラミックスの治療

右のレントゲンは根管治療後のレントゲン画像。

定期検診時のレントゲン診査は、当院で施術した根管治療や補綴治療(かぶせる治療)の成否を『明確に』判定することができる。

歯科医師としては、定期検診時のレントゲン撮影は緊張する一瞬。

生理学的な根管に追随するように、根管治療がなされていること、また被せたオールセラミックスの精度に問題がないことが右レントゲンからわかる。ホッとする一瞬。

次回は本来の歯の美しい白さを維持するためのホワイトニング!

患者様の美意識の高さに頭が下がる思い。

宮崎歯科医院には、日本審美歯科学会認定のホワイトニングコーディネーターが在籍。
桑野さん
に任せれば大丈夫。よろしくお願い致します!

 

 

インプラントは都内虎ノ門神谷町霞ヶ関宮崎歯科医院

来院時には歯が割れ、大きな病巣を形成していました。

まずは丁寧に抜歯をし、病巣をきれいに取り除く。インプラントを前提に骨ができるように処置をして骨ができるまで経過をまちます。

この症例では、他の歯の治療もあったため、約1年間、しっかりとご自身の骨ができるまでまってからインプラント手術です。

痛みなく、30分ほどの処置。

下あごの臼歯部(奥歯)には、神経が走行しているため、CTで確認しつつインプラントを埋入します。神経からは2mm距離を置いて埋入です。

次の日には傷もふさがり、痛みもなし。

歯ではとてもご苦労を重ねているにもかかわらず、いつも前向き笑顔な患者さま。
あともう少しですね、がんばりましょう!(^^)/

 

 

親知らずの抜歯


矯正医より依頼され、上顎(上あご)の親知らずを抜歯。

矯正治療を邪魔する親知らず。
左右の上あごにあるのですが、右側(向かって左側)は先日私が抜歯。

本日は左側(レントゲン向かって右側)の親知らずの抜歯でした。

歯ぐきの下に埋まっているだけでなく、骨の中にも埋まっている、、、、(笑)(^-^;

しかも2つの歯がくっついている癒合歯(笑)。難易度が上がる。親知らずの抜歯では、周りの骨を削って抜歯することがしばしばですが、この症例は、矯正治療の予後のためにも「最小限」にしたいところ。

CTにて精査の後に、拡大鏡下にて抜歯。

時間にして40分ほどで完了。

CT診査はレントゲン撮影診査に比べ、問題を明確にすることが可能です。

親知らずの抜歯に限らず、インプラント治療、根管治療、矯正治療など、歯科のすべての治療で必要不可欠な診査です。とても助かりました。

矯正の器具が装着された状態でしたので、2重3重のハードルでしたが、患者様が寝ている間に抜歯が終わり、ひと安心でした。

 

 

 




安心してください 痛くないですよ

先日テレビで「痛み」に関する放映がされていました。

内容は、腕や身体に鉄製の串を刺すという行為を「芸」として世界を渡り歩く老人について。

「本当に痛みはありませんか?」とのテレビスタッフの問いに、「全然痛くないよ、ただし頭の中でスイッチを入れればね!」と答え。 

その老人の「無痛」について、様々な医学的方法でそのメカニズムを解明するという内容。

結果、トリックなどはなく、本当に串刺しをしており、痛みも感じていない。。。なぜか?

串刺しの時、その老人の脳波を計測すると、 『α波』が出現。
つまりは老人はスイッチを入れることで、究極のリラックス状態を作り上げ、痛みを感じずらくしていたのです。

我々の日々の臨床でも、患者様の感ずる不安や恐れ、恐怖などは、精神を緊張させ痛みを増幅させているようです。

ちょっとつねっても全く何も感じない人もいれば、ちょっとつねっただけで、飛び上がるほど痛みを感ずる人もいます。その人それぞれであり、その人を取り巻く環境過去の経験、精神状態もそれぞれであり、それらも「痛み」に影響を与えるようです。

宮崎歯科医院では、インプラントや親知らずの抜歯、歯周病治療や根管治療など、すべての治療において「無痛治療」「痛くない麻酔」「痛くない治療」を心掛けています。

治療前に、「本当に痛くないんですか?」とよく聞かれます。
過去の歯医者さんでは痛かったのでしょうね。。。

『安心してください、痛くありませんよ!』

いま流行りの芸人さんのギャグみたいですが、本当です(笑)
安心して来院してくださいね。

神谷町、虎ノ門、霞ヶ関、東京、関東、信頼できる歯医者、歯科、宮崎歯科医院。
インプラント、根管治療、かみあわせ(噛み合わせ)咬合治療、歯周病、矯正、審美歯科治療、ホワイトニング、金属アレルギーに対するメタルフリー治療、無痛(痛くない)治療をCT、マイクロスコープを駆使して挑む。セカンドオピニオン、メール、いつでもご相談下さい!

 

脳は変化を拒絶する


歯の治療はストレスです。

できることならしたくないことでしょう。しかし、決断をせずに放置すると、あとでとんでもないしっぺ返しがあるのです。

こんな言葉があります。

『脳は変化を拒絶する』 (ロバート・マウラー)

「すぐに結果を出したい!」
「目標達成には厳しい努力をしなければならない!」
「辛い事を耐える為に、セルフコントロールをすべき!」

これらは「方向違いの努力」なのだそうです。

つまり、“挫折する人の脳の仕組み”であり、一歩を踏み出せない人の思考回路なのです。

仮に「1ヶ月でダイエット!」の「大変革」をしようとすると、脳の扁桃体が警報を発生して、その「変化」を拒絶します。生体は、自分自身の生命の「安定」を好むのです。

そして、脳は「変化」に恐怖を抱くのです。

しかし、メジャーリーグ イチローの考え方はちょっと違う。

『今、与えられた課題を1つずつクリアしていく。今日、自分にできる事を1つずつ』

脳に気づかれないように、少しずつ少しずつ、無理をせずに努力をするんだそうです。
小さな1歩がを積み重ね、大きな変化を遂げる。これが『最短の道』となのでしょう。

当院では、徹底した診査の上、最短の治療計画を立案し、すべての治療において無痛治療で挑みます。

決断の先送りではなく、まずは小さな一歩を。
いつでもご相談ください、きっとお力になれるでしょう。

 


矯正治療

宮崎歯科医院では、矯正治療をおこなう前に、徹底した診査を行います。

適正なる診査と診断は、治療期間を短くします。
適正なる診断なき治療は、治癒の遠回りです。

そのため、診査の見落としがないように、誤った診断とならないように、その都度、矯正専門医の先生が主催する研究会に症例を報告し、当院の診断に誤りはないか? 治療方法に問題はないか?など精査をします。

矯正治療だけでなく、全顎的治療(口内全体のかみあわせ治療)にも同様な精査が必要でしょう。  
上記写真は、その症例スライドの一部です。

全顎的治療・矯正治療の症例すべてにおいて、このスライド記録作業を行います。

このようなスライド製作には、膨大なる時間がかかります。そのため診療後に行うのですが、とても骨の折れる作業です。

しかし、患者様の治癒には不可欠な作業。
手抜きは不要、今日もがんばります。