根管治療を行っても、痛みがとれない、違和感がある、歯ぐきの腫れが引かないなどの症状が残る場合があります。根管治療をしても、このように症状に改善がみられない場合は、歯根端切除術を行います。根尖性歯周炎の外科的な治療法です。
感染が根尖外へ波及した症例、根尖3㎜の神経の分岐症例では通常の根管治療による感染除去では困難な場合があります。その際は外科的に根尖部分を取り除きます。当院では歯根端切除術を拡大鏡あるいはマイクロスコープ下で行います。肉眼でおこなう方法に比べ成功率が飛躍的に向上します。
歯根端切除術(再考)―当院の根管治療に対する考え方―
日本の15年先をいくアメリカ根管治療の現状と今後の根管治療について記載しております。ご参考ください。
歯根端切除症例
〇右上6番 近心根 歯根端切除症例
〇上顎前歯部 歯根端切除症例
〇イスムス 歯根端切除適応症例について
〇下顎前歯部 歯根端切除術+MTA逆根管充填(マイクロスコープ)