平成25年12月10日
虎ノ門宮崎歯科医院には、大変に悩まれて 来院される患者さまが多くいらっしゃいます。
インターネットで情報を集め、多くの情報を御存じであるにも関わらず、悩み続けている患者さまがとても多い。。。
問題・困難が生じると、人の心は、誰でも「不安定」になるものです。
歯の治療も然り。誰もが不安に駆られるものです。
情報の氾濫する現代。
我々は、インターネットを通じて様々な情報をすぐ手にできます。
しかし、その情報源には 何らかの「意図」が存在するものです。
現象、物事は「ひとつ」ですが、その捉え方はヒトそれぞれ。
情報に惑わされ、「過去への後悔」と「未来への不安」に苛まれ、「今」に集中できない事はとても残念なことでしょう。
また、歯科治療を開始する時、つまり何かを為そうとする時は、現状の問題点を打破するために、何事も「不安定」になるものです。
つまり、何かを為すためには「心配事」は尽きないものなのです。
多くの先人・賢人が、この「心配事」について 多くの言葉を残しています。
『心配しても 明日の悲しみがなくなるわけではなく、ただ、今日の喜びが奪われるだけである。』(教育学者 レオ・バスカーリア)
『心配』するという行為には、大切な目的があります。
それは、起こりうる問題を避けるための策を見つけること。
しかし、日々変化する環境のみならず、変化進化する自分。
その策が見つからないことは多々あるでしょう。
ならどうする。。。
まだ起こりもしていない未来に対する心配は無用なのでは。。。
起きてしまった過去に対する後悔も同様に。。
コントロールできない「未来と過去」に思いを巡らせても何も生じないのです。
目を向けるべきは、唯一コントロールできる「今」なのではないでしょうか。
アメリカの研究に、こんな研究結果があります。
「心配事の約80%は、実際に起こらずに済む」
これは、アメリカの大学の調査によりわかったそうです。
この80%のうち、どうしたいいのからわからないような心配事は、実は全体の4%。つまり心配事の96%は「取り越し苦労」なのだそうです。
『ユーモアのセンスがない人は、スプリングのない荷馬車のようだ。道の小石を、踏む度にガタガタと揺れる。』(牧師 ヘンリー・ウォード・ビーチャー)
『いかなる状況でもポジティブなことを探す「ゲーム」をしなさい。感情の95%は 物事をどんなふうに解釈するかで決まります。』(ブライアン・トレーシー)
『笑いのない日は、無駄な1日である』 (チャールズ・チャップリン)
『心配しても 明日の悲しみがなくなるわけではなく、ただ、今日の喜びが奪われるだけである。』(教育学者 レオ・バスカーリア)
『楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ』
(心理学者 ウィリアム・ジェームズ)
『口角を上げて笑顔をつくるだけで、前頭葉を刺激して、思考がポジティブになる』
(脳科学者 茂木健一郎)
チャレンジに「向かい風」はつきものです。
現状に甘んじて、何もせずに、止まっていれば風は無い。
少しでも前に進んでいれば、必ず「向かい風」をうけるんです。
鳥は飛び立つ時、「向かい風」に向かって飛ぶそうです。
飛行機だって、追い風では飛べません。
どんなに強い「向かい風」であっても、希望をもって前に進めば、
その風を巻き込み、 『追い風』になります。
お心持を前向きに。
これらの言葉が、少しでも皆様のお力になれればと思います。