嘔吐反射には様々な理由があるようです。
一番の因子は「緊張と恐怖心」
食事で飲み込む際、必ず異物が咽頭部を通過します。
その際にも嘔吐反射が生じるのであれば、それは異物が咽頭部に接触することが原因といえるでしょう
しかし、歯科治療の際のみにそれが生じるということは、他の因子が原因として強く疑われます
これに対する対応策は次の通りです
①恐怖心の原因は何かを書き出す
→もし、それがあれば、A4の紙にそれを書き出して下さい
パソコンでもいいでしょう、感じるままに書き出します
②その上で、それが起きた時に、それは本当に起こりうることなのか?嘔吐反射が起こったときに対応策はないのか?
を考えてみて下さい、場合によってはご担当の先生に相談しましょう
③さらにその上で、①の恐怖心に対する対応策を事前に練ってみて下さい
恐怖心のほとんどが、起こりもしない未来への妄想から来る不安であることがほとんどです
そのために、事前にそうならないように吐き出す「嘔吐反射」が起こっているようです
かたどりは、しばらくすれば3分ほどすれば固まり、終了します
その間、唾液が飲み込みづらければ、姿勢を起こして垂れ流せるようにしておけば大丈夫です
いかようにも対応策はあります
歯科医師側であれば、必要な部位の最小限のかたどりもあるでしょう
恐怖心の原因は何か?まずはその点を明らかにすることです
そのほとんどが、以前に誤った型取りの方法による恐怖心のような気がしております
②口内の容積がせまい
歯並びが混んでいると、いわゆる歯並びが悪い事で、口内の舌のあるべき容積が小さく、その部位に異物が入ると「苦しい」という生理現象が起こります
これには2つの要因があります。
1.遺伝的要因
2.後天的要因
1.お父様、お母様から頂いた遺伝要因、これはどうにもなりません
矯正治療により、歯並びを改善することで、改善の余地はあるかと思います
2.後天的要因
これには「緊張」がその一番の原因として考えられます
歯並びが混んでいる方は、かみしめ歯ぎしり食いしばりで、猫背の方が多いようです
https://youtu.be/ri7tPqka69E?si=jDVRFKRCiej9Oqlx
ぜひこの動画をご覧ください、お心当たりがあるかもしれません
一生懸命に物事に取り込むまじめな方は、かみしめにより、歯並びが混んでしまい、舌の位置を確保できません
そして嘔吐反射が起こることは、前述したとおりです
③鼻呼吸ができない
これは耳鼻咽喉科へのご相談が必要ですこれは歯並びが一番の原因ですが、この歯並びとなるには2つの要因があります
・緊張
・歯並び
・鼻呼吸
これにより舌の位置が確保しづらく嘔吐反射へつながっているかもしれません
これ以外の因子もございますが、上記の動画をご参照いただき、チャレンジしてみてください!