平成23年2月4日
皆さん、よく噛んで食べてますでしょうか?
よく噛めないと、全身に悪影響を及ぼします・・・。
子供たちや若い人たちに悪い歯並びや口を大きく開けられない「顎関節症」が増えているようです。
いずれも顎の未発達が原因で、食事で噛む回数が減ったことが指摘されています。
アゴは、噛む回数を増やすことで強化できます。
ごはんはもちろん、繊維の多い根菜類や骨ごと食べる小魚、噛み切るのに時間のかかるイカやタコなどもおすすめです。
よく噛むと唾液がたくさん出て細胞が活性化し、身体中に栄養がゆきわたります。
唾液には消化を助けるアミノラーゼを始め、傷を治す、ガンを予防する、歯を強くするなどの各種酵素も含まれていて、噛めば噛むほど、アゴだけでなく身体もお肌も元気になるというわけです。
よく噛めば脳の血液循環がよくなり、他の器官からのホルモン分泌が活発になって、ものを覚えたり、学習する能力が高まるともいわれています。老化防止にも効果的です。
1回の食事で噛む回数は、4000回が理想だそうですが、現代人はなんと620回しか噛んでいないといいます。
30年前と比べると約3分の1に減っているのだとか。ちなみに若い人の大好きなハンバーガーは、1個170回の咀嚼で食べ終えられるそうです。
昔の食事時の咀嚼回数は、弥生時代 ・・・ 4041回 、鎌倉時代 ・・・ 2683回、江戸時代 ・・・ 1487回、第二次世界大戦前 ・・・ 1442回だそうです。
歯をしっかり治し、おいしい食事で全身の健康をしっかり維持したいですね。
むし歯があり痛くて噛めない・・・
歯周病でよく噛めない・・・
入れ歯が合わず、よく噛めない・・・
歯医者は痛いから行きたくない・・・
歯は全身に影響を与えています。早期の治療が大切です!
虎ノ門 宮崎歯科医院では、痛くない治療、痛くない麻酔を行います。
安心して、お早めにご相談くださいね。