当院の根管治療

歯の根幹治療をしたのですが、ズキズキした痛みがあります。歯の神経をとっても治療後に痛みは出るものなんでしょうか?

歯の根幹治療をしたのですが、ズキズキした痛みがあります😓 歯の神経をとっても治療後に痛みは出るものなんでしょうか?

大変多く頂くご質問です。

回答させて頂きます!

まずは結論から!

歯の神経をとる根管治療後は痛みます。ズキズキやジーンとした痛みがあるのが普通のことですのでご安心下さい。

痛みは術後、2~3日続きますが、1週間ほどかけて少しずつ弱まります。

痛みが弱まらない

悪化してきた

耐えがたい

強烈な薬の臭いがする

こんな治療後の病状も、このチャンネルのコメント欄で伺うことがあります。

これについては、あとでご説明させて頂きます。

治療後に痛むと皆さん不安になるようです。

痛みを取るために治療したのに、

これ以上悪くならないようにするために治療したのに、なんで治療後こんなに痛むの?

こんな認識であれば、不安になるもの当然です。

人は知らないものに恐怖を感じます。

まずは根管治療とはどんな治療なのかをキチンと学ぶことが大切です。

歯医者さんは、根管治療を患者様に分かり易く説明するために、「歯の神経を取る」「歯の神経を抜く」治療と説明します。

これは決して間違いではないのですが、ここだけを切り取って解釈すると、術後に痛みがあることが理解しづらくなってしまいます。

歯の神経を取る、抜くというのは、治療後の結果だけを見て表現しています。

結果だけではなく、その治療がなぜ必要なのかを理解することがとても大切です。

根管治療がなぜ必要なのか?これはむし歯の治療をご説明することで理解することができるでしょう!

歯は3層構造です。表層からエナメル質、象牙質、神経です。

唾液中に存在するむし歯の菌、歯を溶かしながら、歯の内部にまで感染を拡げていく病気がむし歯です。

細菌の感染症なんで、放っておいても治りません。

でも取り除けば、治ります。

取り残せば、治りません。

放置すれば感染拡大進行します。

だから、徹底的に感染を削り取る。これがむし歯治療です。

むし歯が2層目、象牙質に至ると冷たいもの甘いものが染みるようになります。

神経に近ければ、神経を「間接的」に薬で保護して凍みないようにしてから治します。

これを間接覆髄法っていいます。

神経のことを歯髄っていいますが、その歯髄を覆って治すので、覆髄法っていうんです。

さらにむし歯が深くて、神経に達していれば、冷たいものが強く凍みて痛みます。

こんな場合は、直接、神経に薬を付けて治します。これを直接覆髄法っていいます。

さらにさらに深く進行すると、神経が炎症を起こして治らない、神経が死んでしまうこともあります。この場合は、炎症を起こした神経や壊死した神経のみ取り除き、部分的に健康な神経を残します。これを部分断髄法っていいます。

もっと深くにまで進行してしまうと、流石に神経を残すのは難しい。

こんな時は、徹底して感染を取り除くべく、神経を取る・抜く治療といわれる「根管治療」が必要となるんです

これ以上感染拡大し、歯を支える骨にまで悪影響を及ぼす前に行う治療、それが根管治療です。

つまり、むし歯治療は、その進行度合い、感染の深さで、適切な治療法が決まるんです。

歯の内部に感染した細菌を徹底的に取り除いた結果として、歯の神経が抜けた状態、歯の神経を取った状態となる。これが根管治療なんです。

細菌感染を徹底的に取り除くこと、これがむし歯治療の最重要ミッションなんです。

神経を取ることが治療ではないんです、神経を抜くことが治療ではないんです。

感染を取り除くことが必要なんです、これ大切!

歯も身体の一部です。

根管治療は、例えるならば、腕に刺さった汚れた棘を取り除くようなものでしょう。

汚れた棘が刺さっていれば、皮膚は腫れ、ズキズキ、ジーンと痛みます。

歯の内部に細菌が刺さっていると想像していただければ分かり易い。

その棘を麻酔をした上で、炎症起こした部分も含めて抉り取る。

これが根管治療です。

抉り取られた部分には知覚はありませんが、その周囲の組織は健全です。

当然、麻酔が切れれば痛みますよね

また、身体は、えぐられた部分に血液を流して治そうとします。

すると、血液の流れ、つまり心臓の鼓動に一致したようなズキズキ、ジーンとした痛みが生じるんです。血液循環が身体を治すのは、身体の免疫機能の原理原則です。

つまり、痛みは「今治っているよ!」っていうサイン!

悪いことではないんです。むしろ良いこと!

でも、先ほどお話しさせて頂いたように

痛みが弱まらない

悪化してきた

耐えがたい

強烈な薬の臭いがする

術後、こんな症状がある時は注意が必要でしょう。

「痛みが弱まらない、悪化してきた」

術後こんな症状の時は、以下のことが考えられますので、ご担当の先生にご相談下さい

①まだ治療途中、感染が残っている

治療術式にもよりますが、1回の治療で感染をすべて取り除けないこともあるでしょう。

そのような、細菌感染が残っていて、なおかつ、クスリでその炎症や感染を取り除ききれない場合は、症状が改善しづらいこともあるようです。

②免疫機能が低下している

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であり、その細菌は0.5~1.0㍈、目で見ることもマイクロスコープで見ることもできません。そのため、100%感染を取り除くことは難しく、人の免疫に頼らざる得ないのが現状です。

人の身体には、そもそもこういった細菌を駆逐する、自分の身体を治す力があります。

これを免疫といいます。これには個人差がありますが、誰しも共通していることは、身体が疲れると、精神的に疲れると、免疫機能は低下します。

皆さん、お仕事、育児に家事、勉強、人間関係に、日々、頑張り過ぎです。チョット身体を休めてあげて下さい。それだけで治ってしまうこともあるようです。

③気温気圧などの外的環境の変化

気温・気圧の急激な変化に身体は敏感です。それだけで身体は疲労します。

具体的には、雨、台風、季節の変わり目、飛行機、登山、スキューバダイビングなどは、気温・気圧に変化を及ぼします。根管治療後は、ご注意ください。

以上のようなときは、ご担当の先生に一度ご相談下さい。

ただし、先ほどもお話しさせて頂きました通り、術後2~3日は痛みます。これは普通のこと、その後は和らぎますが、それが弱まらない、どっちかといえば悪化している時は、ご相談下さい!ということです。

そして最後に、「強烈な薬のにおいがする、耐えがたい痛み」

むし歯を削り取り、歯の内部の細菌を滅菌消毒する薬としてホルムアルデヒド製剤が使用されることがあるようです。

この薬は気化することで、根管内の細菌を消毒します。

そのため、歯の内部で圧力が高まり、その薬理作用で痛みが強く生じる場合もあるようです。

特に、歯が痛くて歯医者さんへいって、即日根管治療、そしてこの薬を使用すると、術後の痛みと、薬の作用のダブルパンチ。結構つらい痛みが続くようです。

ぜひ早々にご担当の先生にご相談ください。

根管治療は、歯の神経を取る・抜く治療ではありません。

神経を取ることで、確かに歯の知覚はなくなりますが、歯を支える周囲の組織は健康です。

その部分には感覚があり、治療期間中、そこには多少痛みや違和感があるものです。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です

根管治療の目的、つまりむし歯治療の目的はその細菌を取り除くこと!

これにはラバーダムとマイクロスコープそしてご担当する歯科医師の優しさが、

三種の神器となるでしょう!

 

 

 

 

【超重要】歯医者が5万人に伝えたい!『根管治療が失敗する理由の1つ』とは何か?

13,051,017回+48000回

私が念仏のように唱えている歯科治療で超重要なことについてお話しする前に!

それよりも!

あと少しで登録者数5万人

今年はじめに1万人、約1年で5万人

これはすべて皆さんのお陰です、ありがとうございます

支えてくれるスタッフ、来院くださる患者様、そしてご覧いただいている皆さまのお陰

ありがとうございます!

ぜひ皆さんのお友達、お仕事仲間そしてご家族の方にもご登録を頂き、

このチャンネルの目的である、『皆さんの歯が健康になること』に貢献できれば嬉しい限りです!皆さんご協力、よろしくお願い致します!

そこで今回の動画は、このチャンネルで、私が念仏のように繰り返し唱えているワードに関する動画です

OK!とか、頑張って!とか、ありがとう!といったワードではありません(笑)

これも大切ですが、もっともっと大切なことでしょう!

これは、根管治療の失敗率が高いことと密接関連しています

では本題

一般臨床医による根管治療の失敗率が高いことの原因の1つが、これらの5つ論文で

すでに明らかにされていることを皆さんはご存知でしたか?

1965年に『むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症である』ことが明白となっていましたが、

それより遙か以前の1864年に治療中の唾液接触を予防するラバーダムは導入されていますしかし、未だその普及が一般化されていない。

根管治療の失敗率が高いことの原因の1つ、そうです、ラバーダムを使用しているか否かです。

根管治療の聖書では、「ラバーダムができないなら、根管治療は禁忌である」とまで記載されています。

そこで、このチャンネルで、私が耳にタコが出来る程、念仏のように唱えているセンテンスそれがこれ!

『むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症』です

このセンテンスを私がどれほど繰り返しているのか?

1日に20名の患者様に話したとして1週間(5日診療)で100回。

1カ月で400回で1年で4800回、ここ10年で48000回

そして、それに加えてこのYouTubeチャンネルの視聴回数の合計は

13,051,017回です(笑)

どれだけ大切なのか、もうお分かりになりましたよね(笑)

今回の動画は、いつもながらの当院の治療の様子

この動画の続きです。

ここ10年で48000回

そしてこのチャンネルで13,051,017回

お伝えするほど大切なラバーダム

その大切さを患者さまに説明しながら、治療に臨んでいる様子です

皆さんに周知して頂ければこれほど嬉しいことはありません!

ぜひ、最後まで!最後まで!ご覧下さいね!

 

 

【歯ブラシは無駄】 磨いても、甘いものを避けても無駄・・・むし歯になる理由とは?#歯の神経を残す #根管治療 #マイクロスコープ

甘いものを食べるからむし歯になる

磨いてないからむし歯になる

そんな考え方はもう古い

今回の動画は、歯の神経を取らなくてはいけないと言われ

当院にご相談下さった患者様の麻酔と治療前の問診の様子です

痛く無くするための麻酔なので痛むはずもなく、明るく楽しく麻酔です

その上で患者様の病歴を伺います

たしかに、甘い物ばかり食べていれば、口内も身体も酸性化

その上、歯を磨かず放置すればむし歯になるのも当然です

でもこの患者様はブラッシング良好、そこに問題はありません

では原因は何でしょう?

磨いているのにむし歯になる、こんな方はぜひ最後までご覧下さい

プラス、この動画も参考になりますよ!

 

 

 

 

助かりもしない根っこの治療は無駄?

助かりもしない根っこの治療をむだにやって、結局、近い将来抜歯になっている。早く抜いてしまった方が、残った歯にとってもベストである、と言われましたが正しいでしょうか?

→「助かりもしない根っこの治療」の定義が大切かと感じております。

当院での「助かりもしない歯」つまり抜歯基準は2つです。

・歯の周囲の骨がほとんどなくなっており、グラグラしている

・歯が真っ二つに縦に折れている

これ以外は、根管治療が可能です。

たしかに、根管治療したとしても、違和感が残ったり、数年後には歯が折れてしまうこともあるかもしれません。

でも、私は、その数年でもその歯が残ったことに喜びを感じ、治療に挑む前向きな治療が「医療の本質」ではないかと感じております。

 

 

神経を抜く治療があるのですが、どのような痛みがどれくらいあるのでしょうか

神経を抜く治療があるのですが、どのような痛みがどれくらいあるのでしょうか

コメントありがとうございます! 麻酔をして治療を行うでしょう! よって、痛みは全くありません! 治療後は多少の痛みを伴うかと思いますが、1週間ほどで緩解するかと思います。 術式が歯科医師によって異なりますので、ぜひかかりつけの歯科医院、歯科医師の先生にお尋ねください!!

 

 

根幹治療は一回で終わることはあるのでしょうか

質問です。 虫歯が神経までいっているからという理由で、痛くなかった歯の神経を抜き、銀歯を入れることになってしまったのですが、痛くないのにも関わらず神経まで虫歯が進行していることはあるのでしょうか? また同じ歯なのですが、根幹治療は一回で終わることはあるのでしょうか?お金儲けのために騙されて銀歯にされてる気がして怖いです。

「痛く無いのにも関わらず・・・」

→むし歯が神経にまで及び、神経が壊死すると、痛みがありません

「根管治療は1回で終わる?」

→この2つの動画が参考になるかもしれません!

【 知らないと損 】治療が痛い!?いつ終わるの?根管治療(根っこの治療・神経の治療)とは? https://youtu.be/cM20DT8Uw4I

【皆知らない】根管治療、なぜ痛い?あなたの歯科医院選び、間違っていませんか?(根管治療には2つの方法があるって知っていました?) https://youtu.be/cZnrAkP4BFg

 

 

歯の中が丸見え状態 歯の神経を抜くことになる?

初コメント失礼します。 歯が二つほど中が丸見え状態になっています。これは神経を抜くことになりますか? 麻酔の効きが悪いのか毎回麻酔の恩恵を受けたと感じることがなく歯医者さんに行くことができませんでした。 笑気麻酔などを使った方がいいですか? なにかアドバイスがあると歯医者さんに一歩踏み出せそうです。

初コメントありがとうございます! またご登録もありがとうございます!

そうですね、歯に対する情報が、『歯が二つほど中が丸見え状態になっています』の一文しかないので、全く病状が分かりませんが、歯の内部深くにまで穴があいているということなのでしょうね!

痛みなどの不快症状が全く無ければ、神経を取る必要はないかもしれませんね。

しかし、すでに歯の神経が死んでしまっているために痛みを感じないということもある!

その場合は根管治療となるでしょう!

笑気麻酔には痛みを取る効果はありません、緊張を和らげる効果です。
そのため、治療には通常の麻酔が必要となるでしょう!

ダメな『 歯医者 』の選び方《ノーカットで30分 インプラント手術》

この動画、最初の3分ほどで、歯医者の選び方について解説していますのでご活用下さい!

 

 

 

神経って6回も通うものですか?

私、顎関節でずっと口を開けるのがつらくて 今、歯医者さん通ってます。

今6回目になるんですが 毎回顎が痛くて痛くて。休憩を挟みたいんですが 毎回涙が止まらなくなります。

どうしたらいいのか悩んでいて。

神経って6回も通うものですか?

まだあと3回は行かないと行けないらしくて 恐怖しかないです。一回で終わるって凄いです。

そうなのですね、、、

根管治療の回数や違いについては

この2つの動画で解説していますのでご活用下さい!

 

 

 

根管治療した歯が痛む 神経が残っているから?

根幹治療を2年ほど前に終えたのですが、時々その歯が痛むことがあるのですがこれは神経が残っているからなのでしょうか。 食べたり噛んだりした時にたまに痛みが出ます。教えていただけるとありがたいです。

根管治療は「神経を取る治療」ではなく、「歯の内部に感染した細菌を取り除く治療」です。

その細菌を取り除くことで、結果的に神経を取ることを根管治療といいます。
健全つまり細菌感染がなければ、部分的に神経が残っていても痛みはありません。
つまり感染が残っていると痛むということです。
それ以外に、歯周病、噛みしめなども原因としてあります。
ぜひ近隣の歯科医院へ受診されてください!

 

 

 

根管治療(根幹) なぜ痛い?当たり前?

こういう説明が今、まさに欲しいです💦先日神経抜いて今消毒?のため通っていますが、白いカバーはずしたあと中いじられてるときめちゃくちゃ痛いんです。痛いのが当たり前なのか何で痛いか教えてほしいけど聞けない

【全部見せます】30分ノーカット 歯の神経を取る・抜く!根管治療

この動画の最初の1分!そして、下の動画!

【皆知らない】根管治療、なぜ痛い?あなたの歯科医院選び、間違っていませんか?(根管治療には2つの方法があるって知っていました?)

この2つの動画で、日本の根管治療について分かり易く解説しています!

根管治療、痛いのが当たり前なのか?なぜ痛い治療なのかについてご理解が深まるかと!

ぜひご活用下さい!!