院長ブログ

深いむし歯 神経残す 間接覆髄法 (都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者)


歯科治療の大半は、むし歯・歯周病・かみあわせを治すことでしょう。
そのうちの前者2つは、唾液中に存在する細菌の感染症であることが分かっています。
その治癒のためには2つのポイントがあります。
① 原因となる細菌を徹底除去すること
② 原因となる細菌が再感染しないような環境づくりをすること
この2つです。

①のためにはマイクロスコープやラバーダムなどの無菌的配慮が治療に不可欠です。
②のためには歯周外科治療や精密なる補綴(インレーやクラウン)が必要となります。


目に見えない細菌の感染症である「むし歯や歯周病」。徹底した覚悟で妥協なく治療に臨む必要があるでしょう。そのためには「マイクロスコープ」が不可欠となります。

上写真、本症例は以前に治したインレーのやり直し治療です。ひとつ手前の歯が折れてしまったため、両隣の歯のやり直しをすることとなりました。抜歯した際は、「入れ歯、ブリッジ、インプラント」治療が選択肢として挙げられます。本症例患者様は若年者であること、両隣の歯はすでに処置済みであることもあり、まずは「ブリッジ」治療にて欠損を補うこととなりました。30代になってのち、インプラント治療をすることをお話ししております。


本症例は、インレーのやり直し、ちょっとしたむし歯治療ではありますが、長く長く使用していきたい歯です。徹底したむし歯治療で神経を残し、歯の寿命を永く永くしたい。

詳細は、動画をご参考いただければ幸いです。また、「神経を残す治療」「根管治療」で来院される患者様にご説明させて頂いております内容を「患者様へのご説明」にまとめております。お困りの患者様はこちらをご参考ください。
当院では一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでおります。

 

神経を残す治療 根管治療について(よくあるご質問)

患者様よりご質問、お問い合わせが多い内容や必ずご説明をさせて頂く内容にについてまとめました。ぜひご一読ください。よろしくお願い致します。

むし歯とは唾液中に存在する細菌の感染症である
https://miyazaki-dentalclinic.com/19490

むし歯を削る際の判定基準(齲蝕検知液とむし歯の硬さ)
https://miyazaki-dentalclinic.com/22122

ラバーダム・歯面の消毒について
https://www.youtube.com/watch?v=IcQuBhzcGqg&feature=youtu.be

神経を残せるか否か? 実際にマイクロスコープで歯髄を診て診断する際のチェック項目
https://miyazaki-dentalclinic.com/22037

神経を取るべきか否か?症状から判断するには?(Ricucciらの報告)
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

「むし歯は細菌の感染症であるとする」根拠となる論文
(1965年に発表されたKakehashiらの研究について)
https://miyazaki-dentalclinic.com/21898

治療後の再感染を予防する「マイクロスコープ精密歯科治療」
https://www.youtube.com/watch?v=DlGlikv3ux4&feature=youtu.be
下顎大臼歯 歯肉圧排とは? 精密なる型どりと仮歯の製作

https://miyazaki-dentalclinic.com/18118
下顎小臼歯 ファイバーコアの装着
歯を形成(削る)その理論、型どり、仮歯の製作




初診について
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

「神経を残す治療」について
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

ラバーダムについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

CTについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/17776

MTAについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/13709

根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599



 

 

神経を残す/取らない治療 (実際の症例)


神経を残す治療法には、むし歯の進行度合いによって術式が異なります。
深く進行するに従い、以下のように分類されます。
・間接覆髄法
・直接覆髄法
・部分断髄法
・根管治療
前3つが「神経を残す治療法」です。

以下に当院の症例をまとめてあります。お困りの際、ご参考いただければ幸いです。

 

間接覆髄症例 (神経近くまで進行しているむし歯症例 露髄無し)

https://miyazaki-dentalclinic.com/22312
下顎大臼歯 間接覆髄法術式 マイクロスコープを用いた形成 印象 

https://miyazaki-dentalclinic.com/21692
下顎大臼歯 間接覆髄法術式 マイクロスコープを用いた形成 印象

https://miyazaki-dentalclinic.com/21542
下顎大臼歯小臼歯 間接覆髄法術式 マイクロスコープを用いた形成 印象

https://miyazaki-dentalclinic.com/21124
下前歯のジーンとした痛み コンポジットレジンで1回法で終了

 

直接覆髄症例 (神経に達しているむし歯症例 露髄有り)

https://miyazaki-dentalclinic.com/22702 下顎大臼歯 痛みなし

https://miyazaki-dentalclinic.com/22691 下顎大臼歯 痛みなし

https://miyazaki-dentalclinic.com/20875 上顎大臼歯 痛みなし

 

部分断髄症例 (神経に達しており、細菌感染により一部神経が壊死している症例)
-以下すべて他院で神経の治療が必要と説明された症例-

https://miyazaki-dentalclinic.com/22787 下顎大臼歯 時々痛む 違和感

https://miyazaki-dentalclinic.com/22491 下顎大臼歯 しみる 痛みなし

https://miyazaki-dentalclinic.com/22440 上顎小臼歯 ズキズキと痛む

https://miyazaki-dentalclinic.com/22426 上顎大臼歯 痛みなし

https://miyazaki-dentalclinic.com/22237 上顎大臼歯 歯が欠けた 痛みなし

https://miyazaki-dentalclinic.com/21703 上顎大臼歯 痛みなし

https://miyazaki-dentalclinic.com/21456 上顎大臼歯 他院治療後から痛みあり

https://miyazaki-dentalclinic.com/21442 上顎大臼歯 痛みなし⇒オールセラミックスインレー

https://miyazaki-dentalclinic.com/21252 下顎大臼歯 ジーンとした痛み

 

根管治療症例
(神経を残したいご希望はあったものの、むし歯は神経に達し、神経は死んでしまっている症例)

https://miyazaki-dentalclinic.com/22856
上顎前歯 温かいもの、噛むと痛い(メール詳細あり) 2回の術式詳細説明動画

https://miyazaki-dentalclinic.com/22831
下顎大臼歯 他院根管治療後に来院(メール詳細あり)

https://miyazaki-dentalclinic.com/22816 上顎大臼歯 歯ぐきが腫れて痛い

https://miyazaki-dentalclinic.com/22580 上顎大臼歯 他院治療後に痛みあり

https://miyazaki-dentalclinic.com/22569 下顎大臼歯 深いむし歯治療後腫れて痛みあり

https://miyazaki-dentalclinic.com/22367 下顎大臼歯 痛みなし
(神経を残せるか否かは術前では分かりづらい場合があります。神経を残すべく治療に臨むも、神経がすでに死んでいたため根管治療が必要となった症例)

根管治療は「えんとつ」掃除に似ている?

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
歯の内部に感染した細菌を削り取り、薬液で洗浄消毒する。
内部の感染がなくなれば、痛みなどの症状は改善します。

根管治療はえんとつ掃除に似ています。
えんとつ内面についた「スス」をブラシや洗浄液でこすり取るように、根管内に感染した細菌を削り取り洗浄します。

ただそれだけですが、ただそれだけを徹底して行うことがとても大切です。

当院では、深いむし歯治療を行う際、まずは「神経を残す」ことを考えます。
そのためには、マイクロスコープとラバーダム、CTは不可欠な治療機器です。

しかし、感染により神経が死んでしまっている(歯髄壊死)してしまっていては、残すべき神経がありません。徹底した根管治療が必要でしょう。

適切なるコンセプトにもとづく適切なる道具立てのもと、徹底した治療で臨めば治ります。心配ありません、いつでもご相談ください。

メールご相談への回答例(当院の根管治療の流れ 2回 歯髄壊死症例)


根管治療(根っこの治療、神経の治療、歯内療法)は避けたい、神経を残したいができるでしょうか?といったお問い合わせ、ご来院いただく患者さまを多く拝見しております。
実際に拝見しないことには明確には分かりません。

当院にいただくメールの中から1通、その内容と実際の治療について、動画を交えてご紹介させていただきます。ご参考いただければ幸いです。

まずは以下のようなお問い合わせをいただきました。


患者様から頂いたお問い合わせメール

『他院で「歯の神経を取る必要がある」と言われましたが、可能な限り神経(歯髄)を残したいと思い、ご相談させていただきました。経過を以下にご説明させていただきます。数年前に前歯(右側切歯)の虫歯治療を行い、レジンを詰めていただきました。その前歯に1ヶ月ほど前に弱い痛みがありましたが、その後数日して痛みはおさまりました。つい2日ほど前から今度は少し強めの痛みが現れました。具体的には、普段は痛くありませんし、食べ物を食べても痛くありません。しかし、温かいものを飲んだり運動したりすると痛みが現れます。あとは打診痛があります。貴院を受診させていただいた場合、治療の選択肢および歯髄を残せる可能性についてご示唆いただけませんでしょうか。お手数おかけいたします。どうぞよろしくお願いいたします。』

上記の患者様からのお問い合わせメールに対し、当院では以下のような回答をさせていただきました。

『はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。よろしくお願い致します。お痛みのある中、詳細なるご説明をいただきまして誠にありがとうございます。

お問い合わせ内容
「貴院を受診させていただいた場合、治療の選択肢および歯髄を残せる可能性についてご示唆いただけませんでしょうか。」

〇初診の流れはこちらをご参考ください。よろしくお願い致します。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254
痛みがあり、応急治療が必要な場合はこの限りではありませんのでご相談ください。

〇部位は異なりますが、「痛みがあり、他院で根管治療が必要と説明を受け、当院を受診された患者さま」の症例があります。ご参考までに添付させていただきます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22440

〇神経を取らなくてもいい場合(=可逆性歯髄炎)と神経を取るべき場合(不可逆性歯髄炎)の症状の違いについての診断基準がございます。こちらもご参考、ご一読いただけると幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

患者様さまのような症状を有する患者様の場合、その痛みの原因は2つあります。
①歯の深部での細菌感染による一時的な痛み⇒神経は生きている。
②細菌の感染により神経は死んでいるために痛みが生じている⇒神経は全部あるいは部分的に死んでいる

この違いは、術前では分かりづらい場合がございます。
神経を残すべく治療に臨みますが、神経がすでに死んでいる場合は根管治療が必要となります。このような場合の1例についてはこちらをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22367

当院受付スタッフに申し伝えておきます。ご連絡いただければ幸いです。

痛む歯を使用してのお食事は避けていただいていたほうがよろしいかと思います。
もし強い痛みが生じた場合は、前医で痛み止めが処方されているようであれば服用ください。また痛み止めが処方されていないようであれば、市販のロキソニンが鎮痛、消炎作用があるため効果的でしょう。お薬のアレルギーなどないことをご確認の上、服用ください。』

当院ではこのようにメールにて回答させていただきしたところ、後日、患者様よりご連絡をいただき、当院にて診査、加療させて頂くこととなりました。


まずは当院歯科衛生士による診査、治療説明後、患者様の同意を頂いた上で治療に臨みました。 部位は上顎側切歯。プラスティック樹脂(コンポジットレジン)が詰めてあります(黄色矢印)。レントゲン画像所見より、神経(歯髄)に近接していることが分かります。

ラバーダムを装着し歯面を洗浄

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌を駆除するのがむし歯治療の目的となります。そのため、当院では必ずラバーダムを装着します

ラバーダム装着後は、歯面に付着した唾液を薬液を用いて洗浄消毒します。

このような、無菌的配慮が治療を成功に導きます。

この後に、むし歯を齲蝕検知液を用いて染色しながら削り取ります、マイクロスコープを用いて注意深く行います。むし歯は細菌の感染症であるため、染色した部位は徹底的に取り去ります。少しでも残してはいけません。目に見えない細菌の感染症である「むし歯治療」において、肉眼・裸眼の治療は無力です。マイクロスコープや拡大鏡が必要です。

歯髄壊死した状態

本症例ではむし歯を取り去ると、神経が露出(露髄)し、そこに血流は認められませんでした。健全なる神経(=歯髄)は、ピンクの水風船のような形態をしており、血流がみとめられるため、神経に至るむし歯治療では、そこから「出血」が認められます。そのような場合は、神経を残す治療が可能ですが、本症例ではそれが全くありません。そのため、その状態を動画・静止画で記録しつつ、根管治療を行うこととなります(術式の詳細は動画をご参照ください)。

根管内をゲーツグリデンドリル、ニッケルチタンファイルなどを用いて適切に清掃します。その後は次亜塩素酸などを用いて洗浄消毒を徹底しておこないます。当院では従来よりあるステンレススチール製のファイルは極細のものを「新品」のみ使用します。滅菌消毒による複数回使用は、器材の劣化をまねく恐れがあるため当院では行いません。
1回目の治療、最後に根管内に水酸化カルシウムを貼薬し、1週間経過を観察します。

1週間後再度来院いただき、キレイになった根管内を適切にガッタパーチャ樹脂により充填し(=根管充填)、治療後の再感染を予防します(術式はCWCTを採用)。
術式の詳細は動画をご参照ください。

すべての治療過程において、マイクロスコープは不可欠です。
むし歯は目に見えない細菌の感染症です。この感染を駆除するためには、適切なコンセプトに基づく、マイクロスコープやラバーダムなどの「無菌的配慮」ができる環境づくりが医院に必要です。

多くの歯科医院があります。感染症であるむし歯治療の原則に従い、真摯に治療に臨まれている歯科医院は多くあります。

神経を残す治療根管治療をお考えの患者様は、この点にご留意頂き、医院をご選択くださることを切に願ってやみません。


 

 

神経を取らない⇒根管治療(神経が死んでいる) (都内港区新橋内幸町霞ヶ関虎ノ門歯科)

神経を残す治療根管治療に関わるご質問やお問い合わせを大変多く頂きます。

皆さま共通する内容が多く、ここに一患者様の御問い合わせを供覧させていただきます。

ご参考頂ければ幸いです。

―ご相談内容―
以前より奥歯の違和感があり、冷たいものを飲むとしみたりしていました。昨夜から何もしていない時も痛みが強く出て、本日近所の歯医者に行きました。レントゲンを撮り虫歯が神経まで届いているので、神経を取らないといけないとのことで、そのまま麻酔をして神経をとっていただきました。細い根元の神経は後日ということだったのですが、もし可能であれば少しでも神経を残しておきたいという思いもあり、そのような事は可能なのかご意見うかがいたくご連絡いたしました。お忙しいなか恐縮ではございますがどうぞよろしくお願いいたします。

大変丁寧なお問い合わせを頂きました。
このお問い合わせに対して、当院では以下のように回答をさせて頂いております。

はじめまして。宮崎歯科医院 院長 宮崎と申します。ご質問いただきました内容に回答させていただきます。よろしくお願い致します。

すでに神経の一部(上部)をとっていただいたとのことでよろしいでしょうか。
その取り去った一部が、「感染した神経(=歯髄)」のみであり、未だ残っている神経が健全であれば、残すことは可能かもしれません。ただし、そのような術式で、担当してくださった歯科医師の先生が治療に臨まれているかどうかがポイントになります。

また、むし歯は細菌の感染症です。この度の痛みの原因も、歯の内部への細菌の感染が原因となっています。その細菌を取り除くのがむし歯治療であり根管治療です。そのため、治療には今後ラバーダムが不可欠となります。

ご参考までにラバーダムについて添付させて頂きますのでご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

細菌感染のなきよう、ラバーダムとマイクロスコープを使用した根管治療を施せば、たとえ神経を取り去ったとしても歯は永く残ります。徹底した歯科治療を受けて頂けますよう切にお願い申し上げます。

根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599

神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

このような回答をさせて頂いております。
もしお困りの際は、メールでお問い合わせください。
また、グーグルなどの検索エンジンで、「東京 虎ノ門 宮﨑歯科医院」のワードを加えた上で、知りたい内容を検索しただけると、当院での過去のブログをみることができるようです。ぜひ利用して見て下さい。

上記症例の患者様はその後ご来院いただき、当院で治療をさせて頂くこととなりました。

初診時 仮蓋を外した状態

口内を拝見させていただくと上写真のような状態でした。

根管治療が途中まで進めてある状態、「応急処置」が為されていました。

患者様から頂いたメールでは、歯の上部の神経だけを取り去り、下部はこれから取り去る予定とのことでしたが、内部を拝見すると、神経は感染壊死しており、もはやそのような状況にはありませんでした。

患者様に撮影したマイクロスコープ画像を見て頂き、現状をご説明した上で、根管治療をすることとなりました。

当院には「なんとか神経を残したい!」との一心で来院される患者さまがいらっしゃいます。しかし、むし歯は細菌の感染症です。感染により神経が壊死していては、神経は残せませんし、もはや残っていません。
また、神経はまだ生きてはいるのですが、部分的に壊死している症例もあります。
このような症例では「部分断髄法」を適用し、神経を残すことに注力します。神経は生きているので電気歯髄診断機器には反応しますが、だからと言って、神経が健康であるとの診断にはなりません。このような症例では、マイクロスコープとラバーダムによる精密なるむし歯治療が必要です。
このような患者様には「チャレンジング(試行的、やってみたけどダメだった、という結果もありうる)ではありますが、神経を残す治療をしましょう。もしマイクロスコープで実際診てみて、壊死しているようであれば、”感染した”神経と取り去り、しっかりと根管治療しましょう!]と説明させていただきます。
理屈はわかっていても、気持ちが理解できず、受け入れられずに他院へ転院される患者様もいらっしゃいます。そのような患者様は、他院にてマイクロスコープとラバーダムを装着し、適切なるコンセプトで治療に臨んで頂きたいと切に願います。


上動画は、本症例患者様への根管治療初回の治療の様子です。
適切なるコンセプトに基づき、適切なる道具立て(マイクロスコープ、ラバーダム、CT、その他マイクロスコープ根管治療に必要な治療機器の準備)で治療に臨めば、神経を失っても歯は永く持ちます。大丈夫!
一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療が当院の目標です。

神経を残したい 歯ぐき腫れて痛い (都内新橋内幸町霞ヶ関虎ノ門日比谷歯科)


歯医者さんに「神経の治療が必要」といわれたけれど、歯の神経を取らずに残したい!こんなご希望をお持ちの患者様はぜひ上動画をご覧頂きたいと思っております。

本症例は、他院にて根管治療(神経を取る治療、歯内療法、根っこの治療)が必要と説明され、何とか神経を残せないものか?とのご希望を胸に当院を受診された患者様の症例です。部位は上顎大臼歯。来院時、歯ぐきの腫れた感じと違和感、痛みを主訴に来院されました。レントゲン上では深いむし歯治療の跡が認められますが、周囲歯槽骨への炎症の波及は認められません。

しかし、実際の口内状況、問診による症状、CT画像より本症例は「歯髄壊死」している可能性が高く、患者様には根管治療のご説明をさせていただきました。

むし歯は、唾液中に存在する細菌が歯の内部に溶かしながら侵入する”細菌の感染症”です。歯の内部にある神経に到達すると、炎症を起こし、徐々に神経は壊死します。むし歯治療は、「細菌が溶かした部分を削る」ことではなく、細菌そのものを駆除する治療です。そのため、感染して死んでしまった神経(=歯髄)や感染した神経は取り去らなければなりません。取り去らなければ、感染は進行し、周囲歯槽骨へと至り、被害は拡大します。

このようなご説明をさせていただきつつ、当院でのラバーダムやマイクロスコープによる治療の実例をご説明し、一度考えたいとのことで初回の診査を終わりました。

しかし後日痛みが強くなり、根管治療も視野に、できれば神経残したいけれど、その判断は私に任せていただることのこで、治療をさせていただいたのが、上動画です

結論、術前診断の通り、診断名は歯髄壊死と根尖性歯周炎。歯髄は壊死し、全く無くなっていました。感染は拡大し、周囲歯槽骨へと至っている状態。よいタイミングで根管治療することができました。

当院での根管治療の判断基準、神経を残す判断基準などはホームページまたは本動画でご覧いただくことが可能です。ぜひ一度見て頂いた上で当院を受診していただければ幸いです。よろしくお願い致します。

根管治療や神経を残す治療、インプラント症例などの報告はこちらをご参照ください

インプラント 内幸町新橋歯科 (歯が折れた時の治療法)

初診時のマイクロスコープ画像

右上第1小臼歯の歯ぐきの違和感と噛んだ時に痛みを主訴に来院された患者様。マイクロスコープで観察すると、プラスティック樹脂製の詰め物が装着されていました。

マイクロスコープの画像では、顕著な歯の摩耗が認められます。この歯は神経の在る健全な歯です。触ると違和感、強く噛むと痛む状態でした。

痛み始めたのは最近とのこと。デジタルレントゲン画像では、周囲の骨に至る炎症所見を見つけることはできませんでしたが、歯ぐきは少し腫れている状態でした。詰め物を削って外そうとすると、簡単に外れてしまいました。歯の内部を拝見した状態が上動画です。ご参考ください。

歯は竹を割ったように縦に割れており、割れ目からは排膿が認められました。
くいしばり、あるいは歯ぎしりによって割れてしまったことが推察されます。それにより周囲の歯肉や骨に炎症があり、違和感あるいは痛みが発現したことが分かりました。

歯根の先端に至る歯の破折では、「抜歯」が適切な治療法です。



これ以上の炎症の波及を予防すべく、早期の抜歯が必要となります。
本症例では、抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時インプラント手術」を行いつつ、歯の破折により失われた歯槽骨を回復する「GBR法」も同時に行いました。
手術は1回で済むならば、1回がいい
でしょう!

抜歯後の治療法として、インプラント治療以外に、「ブリッジ治療」「入れ歯治療」があります。


症例によりますが、残存歯を削る「ブリッジ」、残存歯にひっかける「入れ歯」は、両者ともに「失った歯の分を、残っている歯に負担する治療法」です。

その利点、欠点を見極めた上で治療に臨む必要があるでしょう。

当院では、一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでおります。

 

 

 

MTA 神経残す 噛み合わせ 違和感痛み (都内港区新橋内幸町虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科)

下奥歯にときどきの痛みと違和感を感じ、心配になり当院を受診された患者様。以前よりかみあわせにもご心配を抱えていたため、「歯ぎしり、くいしばり」を原因とした違和感や痛みではないか?と感じていらっしゃった様子。当院でも同じく、かみあわせによるものでは?と推察しておりましたが、痛みが続くため、今回の治療となりました。上動画はその治療の様子です。深いむし歯の治療の際、当院ではどのように治療を行っているのか?を見て頂くことができます。ご参考になれば幸いです。

口内を拝見すると、着色したコンポジットレジン(プラスティック樹脂)が詰めてありました。当院のデジタルレントゲン写真では、一見何もないように見えますが、よーくみると、樹脂が神経に至るまで詰めてあるのがわかります。

深いむし歯治療では、ラバーダムが不可欠です。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、治療中に唾液が患歯に混入することは、再感染の機会を与えるばかりでなく、治癒を阻害しかねません。当院では必ずラバーダムを装着し治療に臨みます。治療の際は、歯面を洗浄消毒します。

齲蝕検知液を使用して、マイクロスコープでみながら、むし歯を取り除きます。むし歯は神経(=歯髄)のある根管にまで至っており、神経は感染により一部壊死していました。
神経が壊死していたり、神経の炎症が強い場合は、神経を残すことはできません。神経の状態を観察することのできるマイクロスコープは、神経を残す治療に不可欠な治療機器です。当院ではマイクロスコープを2機設置、治療に臨んでいます。

通常であれば、露髄(むし歯が神経に至ること)した時点で「根管治療(根っこの治療、神経を取り去る治療)」となるのが従来の方法でしょう。
当院では、可能であれば根管治療をせず、神経を部分的にでも残せるよう日々の臨床に臨んでいます。
本症例では、細菌感染して壊死した神経を部分的に取り去り(部分断髄といいます)、断髄部にMTAを貼薬しました。あとは1週間経過を観察し、症状がなければ、早々に精密なる補綴(インレー、クラウン)を装着し、治療後の2次感染を予防する予定です。

一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目指し、日々精進です。

根管治療 やり直し 身体が疲れると腫れて痛む (都内港区新橋内幸町歯医者)

本症例は、随分と昔(10年以上前)に根管治療(根っこの治療、神経の治療)をされた患者様の下顎第一大臼歯です。疲れたりすると、歯ぐきが腫れたり、かむと痛みが在ったとのこと。当院で再根管治療をすることとなりました。


上画像の左は、術前のレントゲン写真です。適切な根管治療、根管充填が為されておりません。上右画像は、1度目の根管治療終了時のCT画像所見です。

黄色矢印先端部に見える黒い部分が炎症部位、根尖病変です。CT画像はレントゲンに比べて明瞭に病態を把握することが可能なため、当院では術前にCT診査を行います。

ラバーダム装着

治療前、患歯表面には唾液が付着しているため、まずはラバーダムを装着し、患歯を消毒します。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。このステップはとても重要です。消毒には十分な時間をかけて行います。

消毒せずに根管治療をすれば、再感染の機会を与えるばかりでなく、治癒を阻害します。このような「無菌的配慮」が、治療の成否を決めるといっても過言ではないでしょう。

術式の詳細につきましては上動画をご参照ください。当院では、治療前・中・後をマイクロスコープで記録しつつ治療に臨みます。治療後は、本日行った治療について静止画動画を交えてご説明しつつ、次回以降の治療についてお話ししております。

本症例の術前、術後のレントゲン写真の比較です。
痛みの原因であった黄色矢印先の透過像(レントゲン画像上で黒く見える)は改善し、なくなりました。治療回数は2回、1回1時間です。

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