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【学術的・教育的見地に基づく医療解説動画】
本動画は、歯科医療従事者および一般の方へ向けた精密再根管治療と補綴治療の解説を目的としています。科学的根拠に基づく医療手順と治癒のプロセスを客観的に記録したものです。
【症例の概要と来院時の状態】
上顎側切歯(2番)および犬歯(3番)の症例です。 患者様は過去に幾度も根管治療を繰り返しており、大学病院においても治癒が困難、「折れているかもしれない」として抜歯宣告を受け、インプラントや入れ歯、ブリッジ治療の選択を提示された状態で当院を受診されました。 患部の歯肉には膿の排出路であるフィステル(サイナストラクト)が形成されており、事前の検査により折れてる可能性は少なく、治療によりセラミックの被せモノ内部での感染残存が確認されました。
【治癒を阻害していた要因とアプローチ】
セラミッククラウンおよびメタルコアを撤去し、仮歯に置き換えながら再根管治療へ移行しました。2番の根管内は、過去の度重なる治療によって根尖(根の先)が大きく開大している状態でした。これでは通常の根管充填では緊密な封鎖ができず、感染を繰り返していた原因の一因として考えられました。本症例では、マイクロスコープとラバーダムによる精密根管治療、次亜塩素酸とエルビウムヤグレーザー(Er:YAGレーザー)を用いた根管内の徹底的な感染除去と洗浄を実施しました。さらに、将来的な外科処置(歯根端切除術)の可能性も視野に入れ、生体親和性と封鎖性に優れたプロルートMTAを用いた根管充填を行いました。
【治癒へ導く根管治療の2つの原則】
根管治療を成功させ、歯を保存するための必須条件は以下の2点に集約されます。
1⃣根管内の徹底的な感染除去
2⃣コロナルリーケージ(歯冠部からの再感染・細菌漏洩)の防止
本動画では、マイクロスコープ下の精密な処置によって、1⃣を達成した後、再び唾液中の細菌が内部へ侵入しないよう、精密なセラミックス修復を行うことで、2⃣を達成し、審美性と機能性の両面を回復して抜歯を回避するまでのプロセスを公開しています。 【医療に関する免責事項】 本動画および概要欄の解説は一般的な歯科医療情報の提供を目的としており、特定の個人に対する確定的な診断を示すものではありません。オンライン上の情報のみで自己判断せず、実際の症状に関するご相談や治療方針の決定につきましては、必ず現在通院されている主治医、もしくは最寄りの近隣の歯科医院にて対面での精密検査と診察をお受けください。
【タイムスケジュール】
00:00 問診
00:45 再根管治療 右上2番
04:59 根管治療後の患者様へのご説明
05:48 2回目の治療時、治ったのか?
05:58 セラミック装着時、治ったままか?
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