長持ちしますか?

『長持ちしますか?』

治療方法を相談して決める際、こんな言葉をしばしばお聞きします。

歯科治療は虫歯や歯周病により失った歯を「かぶせたりつめたりして人工的に補う治療」です。

そのため、 患者さまは「かぶせもの」に対して、「物」としての認識が強く、どのくらい長く持つか?という観点から治療法をお考えになるようです。

「かぶせもの」自体は半永久的に長持ちします。
しかしながら、それを装着する我々「ヒト」は、日々変化する個体です。

20歳を過ぎれば、身体は日々消耗します。歯は毎日使用するものです。
咀嚼だけであれば、それほどの消耗はありませんが、人は必ず『くいしばり・はぎしり』をして、歯を消耗させています。ストレス度合いの強い方なら尚更でしょう。

たとえるならば、「歯」は、車のタイヤと同じなのです、家の柱と言ってもいいでしょう。

走る距離や速度、地震(つまり歯ぎしり)の多い地域であればあるほど、タイヤと柱は消耗する。
つまり、歯は消耗するのです。

『長持ちしますか?』 上記の理由により、それには個体差があるのです。歯は消耗するのです。

適切な治療により、その耐久性は得られます。
耐久性も大切ですが、これからの毎日をどう過ごしたいのか?が治療方法のご決断には大切です。
・食事に不自由をしたくない
・美味しく食べたい!
・より自然に笑顔で過ごしたい!
こういった「希望」が治療法の決定に大切なのです。

治療に対する希望と不安はひとそれぞれです。
過去の後悔や未だ見ぬ将来の不安に惑わされていては、今を楽しく過ごす事は難しいでしょう。
コントロールできない未だ見ぬ将来の不安や過去の後悔に焦点を当てるのではなく、今コントロールできる
『今できることに全力を尽くすこと』で、明るい未来が開けるのではないでしょうか。

「どうしたいのか?どうなりたいのか?」そのお気持ちをお聞かせ頂きいのです。

宮崎歯科医院では、治療を始める際に、徹底した「診査」を行います。
この診査に基づき、最善の治療策を患者さまと共に考えます。

適正な診査診断に基づく治療は、「長持ち」するのです!

お心持を前向きに!
ご相談いつでもお受けします、きっとお力になれるでしょう!