「咬合」(かみあわせ)という分野は、歯医者にとっても、理解のしづらい学問です。
患者様にとっては尚更ではないでしょうか。。。ご心配ご不安のことが多いでしょう。
ひとりで考えず、お気軽にご相談下さい。
かみあわせ(咬合)治療の症例についてはこちらをご参照ください ←クリック
かみあわせ(咬合)と顔貌との関係について ←クリック
以前、私は、大学病院にて、この分野における「臨床・教育・研究」の一端を担わせていただいておりました。その当時も、歯科医師や臨床研修医や歯科学生、歯科技工士などの前で「かみあわせ」について講義をさせていただいておりましたが、専門家でもなかなか理解しづらい難しい学問のようでした。
学生や臨床研修医や先生方に、「かみわせ」を簡単に理解していただくために、わかり易くたとえ話としてお話しさせて頂きました。
かみあわせの異常を 『左右の靴の高さの違い』に例えてご説明いたします。
例えば、右下に少し高さの高すぎる金属の冠を装着したとしましょう。
健康ならば、カチッと噛んだ時、しっかりと左右の奥歯が均等に噛める状態となるはずですが、右下の冠が高いと、均等に噛むことができません。
この状態を靴に例えるならば、
「右足にハイヒール、左足が裸足」
を履いている状態といえます。
これでは、左右の足の長さが異なる。。。
この状態でもし「走ってみてください!」と言われたらどうでしょう?
「なんか、走りにくいな・・・?」と思うのと同じように、「なんか食べづらいな・・・」と感じるはずです。
不適正な冠を入れて「大丈夫、慣れますよ!」という言葉は、左右異なる靴を履かされて、無理やり走らされているようなものなのです。
また、右足にハイヒールを履かされて、ずーっと歩かされていては、いずれは膝や腰に筋肉痛や関節痛がでるでしょう。
同じように、口腔周囲の頭頸部(肩や首)や顔面には筋痛が生じ、アゴが痛い、口が開かないなどの症状が生じてくるのです。
これを俗に「顎関節症」といいます。
上下顎歯の接触関係の異常(つまり咬合の異常)は、その運動の軸となる顎関節の異常であり、その影響は、肩関節、股関節、全身へと波及します。
ヒトは誰しも「歯ぎしり(bruxism)」をします。この歯ぎしりと咬合異常が重なると様々な全身症状を引き起こすのです。
・ 歯が抜けたままになっている方
・ 歯周病で歯が揺れている方
・ 噛めない入れ歯を使用している方
・ 以前治した歯に違和感がある方
など、痛みは無くとも、均等に食事のできない方は、この前段階にあるといえます。
かみあわせの治療は、特別な治療ではなく、歯科治療すべてに伴うとても大切な治療です。
歯科治療の根幹をなす治療と言っても過言ではないでしょう。
歯周病治療、入れ歯治療、インプラント治療などすべてに必要な治療なのです。
・ 歯を失った方
・ かみ合わせに違和感がある方
・ 顎関節や首、肩、背中に痛みのある方
当院では、かみあわせ治療を行います。お困りの方は、お気軽にご相談ください。
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