かみあわせ顎関節症 東京都内の歯医者

実は、僕は噛み合わせはあまりよくありません(^_^;)。 医者の不養生でしょうか。


右の写真は、咬みあわせ(以下、咬合)の悪い例です。

一見した前歯の歯並びは綺麗ですが、しっかりと奥歯が噛めていません。

本来、健康な咬合(コウゴウ)であれば、上あごと下あごの真ん中(黄色の矢印、『正中』と言います)は、一致します。

①の写真黄色の矢印は一致していますが、後ろの歯がしっかり噛めていません。隙間があるのが写真からわかると思います。

後ろの歯をしっかり咬ませると、 ②の写真のようになり、黄色の矢印が上下一致しないのです。

つまり、下あごが右(写真では左)にずれて咬みこんでいるのです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか??

右の頭蓋骨をよくご覧ください。

上の歯は上顎(うわあご)に生えています。
また、上顎頭蓋にくっついていますが、
下顎(したあご)は頭蓋に筋肉でぶら下がっている状態です。

もし上下の歯が無くなると、
下顎が上顎にかみこむ位置がわからなくなる。

下顎の位置は「上下の歯の咬み合わせ(咬合)」が決めているのです。

お見せした写真の前歯の歯並びは一見したら綺麗ですが、奥歯のかみこみが悪く、下顎の位置が正常より右にズレているのです。


下顎の位置のズレは、全身の姿勢に影響を与えます。
全身の骨格が細い方には顕著に現れます。

そのため、頭痛や肩こりなどが症状としてでてきます。

僕は、『咬みあわせが悪い』と どれだけ辛いかを知っていますので、
患者様にも、咬合治療の重要性についてアドバイスをさせていただいております。

咬みあわせでお困りの方はご相談下さい!