平成26年9月22日
先日、宮﨑歯科医院の院長はじめスタッフ全員で
MFT(口腔筋機能療法)研修会に参加しました。
口腔筋機能療法とは「口の周りの筋肉の機能を改善する訓練法」です。
英語ではOral Myofunctional Therapyといい、
Myo(筋)の「M」 Functional(機能)の「F」 Therapy(療法)の「T」
でMFTと略されます。
MFTは
口周りの筋肉のトレーニングに加え、咀嚼・嚥下の訓練を行い、
舌と口唇の正しい安静位を得ることによって、歯列に対する筋圧のバランスを整えます。
すなわち歯列の正常な形態を維持するための環境作りを行うことがMFTなのです。
今回のMFT(口腔筋機能療法)研修会では
患者さまにまず口周りの癖があることに気づいていただくこと、
それを改善するための訓練法を患者さまにどうお伝えすべきかを学びました。
口周りの癖とはどんなものなのか?
例えば、唇がいつも閉じずにあいている方は、口筋が弱いのかもしれません。
舌を前に出して話す方は、前歯を下で押しているかもしれません。
矯正治療を施して歯列が綺麗になったはずなのに、なぜか後戻りしてしまった・・・
もし矯正をする以前から口周りの癖があった場合、
いくらきれいに歯列を並べたとしても後戻りしてしまう可能性のひとつと成り得るのです。
そこで、このMFTが有効になるのです。
写真は実習風景。
口におもり(霧吹きに水の入ったもの)をぶら下げて口輪筋を鍛えています。
何個ぶら下げられるか
挑戦中!!
他にもいろいろな
トレーニングをしました。
宮﨑歯科医院 では、あらゆる角度から診断をしています。
今回のMFT(口腔筋機能療法)も、その一つです。
気になることがございましたら、いつでも当院スタッフまでお声掛けください。
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