歯科の疾患は3つ。
①むし歯
②歯周病
③かみあわせ
前2つは「細菌の感染症」。感染を除去、炎症をコントロールすれば治ります。
あと1つの「かみあわせ」は「機能(力)」。
「かみしめ」や「咀嚼・嚥下」、「はぎしり」などの「力(ちから)」に対抗できる「かみあわせ」が必要となる。
宮﨑歯科医院では、専門の知識を有する「歯科衛生士」が担当歯科衛生士制のもと、患者様をメンテナンスしています。
右写真症例は、「くいしばり、はぎしり、かみしめ」を自覚されている患者様のレントゲン像。
頭蓋X線規格写真で分類すると右の「顎角の張った骨格」をされています。
このような骨格では、かむ力が強く、この角度が120°以下では、歯を折ってしまうという論文もあるぐらい。
このような症例でインプラント治療やセラミック治療を行っても、かみあわせの精査を無くして長期的維持は困難です。術前の十分なる精査と術後のメンテナンスが大切です。