歯は「柱」

『家の柱』 が折れてしまったら、どうしますか?

他の柱に負担がかかり、家が倒れないように、
皆さん迷わず修理、新しい柱を立てるでしょう。

右写真、赤矢印の歯が折れてしまいました。
患者さまは反対側をご使用されており、困っていないご様子、しばらく経過観察です。

しかし、歯は「家」で例えるならば、『柱』。
一生涯使用する『柱』です。

黄色赤色で示した 『下あごの骨』
大きさが違います。

大きければ大きいほど、「かむ力」が強くなる。
家でいうならば、「大きな地震が頻発する」ということ。

かむ力が強い症例は、歯に負担がかかります。
一本でも柱は多い方がいいのです。

ひとつの柱を大切にすること。
柱を失ったら、新しいしっかりとした柱を立てて、安心して生活できる家を維持すること。

歯の治療でとても大切な考え方です。