細菌感染が疑われない(抜髄根管、歯髄壊死で病変なし)場合、根管内の拡大洗浄が行われていれば、1回で根管治療を終わらせることができる。
つまりむし歯も神経近くまで及んでいるものの、レントゲン上で病巣が認められないような症例は、l回の来院で根管治療を終了できる可能性があるということでしょう。
しかし、アメリカの歯内療法専門医は、感染した根管治療においても、1回で治療を終了することも少なくないようです。これは根管内に残存している細菌を封じ込めて活動できない状態にする「埋葬(entomb)」という考え方によるものだそうです。
この考え方とは逆に、水酸化カルシウム製剤を使用して、根管内部を徹底的に洗浄除去するという考え方を支持する専門医もいます。
現時点において、複数回来院し貼薬することの効果に関する明確な結論は得られていません。
痛み、細菌数の減少、根尖性歯周炎への影響に加えて、患者様の事情(遠方からの来院などによる通院への制限、仕事などでの多忙)などを勘案した上で、治療回数を決定する必要があるようです。
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