インプラントと歯周病 東京都内新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関の歯医者


口内全体が歯周病となると、歯を支える骨が溶けてなくなり、歯が徐々にグラグラとしてきます。そこに「かみしめ」や「くいしばり」などの力が加わると、歯のグラグラはさらに大きくなり、さらに歯の周りの骨が溶けてなくなります。これらの症状はほぼ無症状に進行し、気づいた時には相当な量の骨が溶けてなくなっているために、治療として、周りへ拡大しないように「抜歯」が必要となる場合がほとんどです。当院では、歯周ポケットを一つの基準として、治療方針をお話しさせていただきます。

先日、上の図のような前歯の歯周病症例のご相談がありました。歯周ポケットが10mmあり、グラグラの状況です。すぐ隣にはインプラント治療がされていました。かむと痛むので、まずはこれ以上の炎症拡大がなきように、隣り合う歯に接着固定し、抗生物質を服用していただきました。これで歯ぐきの腫れは少なくなりますが、ここまで周りの骨がなくなってしまうと回復は見込めません。

歯周病は、むし歯に比べて痛みの強度が小さく、症状も緩慢なため、「まだ治るのでは?」と患者さまはお考えになることが多く、患者さまのご希望と現実との隔たりが大きすぎるため、説明に苦慮します。この症例のように、隣にインプラントがあると、早期の抜歯が必要となります。

歯を抜かないことはとても大切です。しかし、歯を抜かないことは、ゴールではありません。抜かないことで、他の健康な歯に悪影響を及ぼすことで、食事がしづらく、毎日の生活に支障がでるのであれば、前向きに検討していかなくてはなりません。

当院では、患者さまにとって最善の治療となるように、CTや口内写真、マイクロスコープメドバイザーなどの機器を使用して、患者様にわかりやすい現状のご説明に日々努めております。
患者さまにとっては聞きづらい、理解しがたい現実もあることでしょう。ともに前向きに治療に臨めるよう十分なコミュニケーションに努めております。よろしくお願い致します。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。