サイナスリフト&ソケットリフト《インプラント治療症例》

インプラント治療は、歯を再生させる治療です。第2の永久歯とも呼ばれるインプラント治療。失った歯槽骨に純チタン製のインプラントフィクスチャーを埋入し、歯をつくります。

そのため、インプラント治療には「骨量」が必要です。
しかし抜歯と共に、周囲の歯槽骨も失ってしまう症例がほとんどです。
また、上顎へのインプラント治療の場合、「上顎洞」への配慮も不可欠となります。

上図①と②をご参照ください。上あご(上顎)の上には空洞があります。これを「上顎洞(=副鼻腔)」といいます。
この空洞があるため、上顎奥歯の歯槽骨は、抜歯によって少なく、薄くなってしまっていることがほとんどです。

③と④図の黄色矢印の幅がそれを示しています。
このような症例に対してインプラント治療を行うには、その骨量を確保する必要があります。その骨造成法が、「サイナスリフト」「ソケットリフト」です。詳しくは、上動画をご参照ください。

サイナスリフト 術前 シミュレーション インプラント手術

サイナスリフトを行った実際の症例です。上画像は、術前のCTシミュレーション画像です。当院では術前にCT撮影を行い、術前シミュレーションを行った上で手術に臨みます。

上画像は、サイナスリフトと同時にインプラント手術を行った後のCT確認画像です。骨が造成され、インプラントフィクスチャーが上顎洞を貫くことなく埋入設置されています。

こちらはソケットリフトの術前シミュレーション画像です。

ソケットリフトと同時にインプラントを埋入した後のCT確認画像です。

上顎臼歯部ではこの2症例のような骨の薄い症例では、術前にCT撮影を行い、ソケットリフトやサイナスリフトを行った上でインプラント手術する必要があります。

宮﨑歯科医院 インプラント用手術室 特別診療室

当院ではインプラント手術や歯周外科手術は特別診療室(手術室)で施術します。
滅菌消毒が行き届いた環境下での手術が必要です。