歯髄壊死 根管治療 1回で終了 50分ノーカット 実際の治療の様子

本動画は、MTAによる歯の神経を残す治療後3カ月、歯の神経が壊死し、根管治療が必要となった症例の根管治療(根幹治療、歯の神経をとる・抜く治療)の様子です。

根管治療、何度通っても治らない、治療のたびに麻酔もせず、治療が痛い。
いつ治るのだろう?
こんな思いで通院されている患者様が非常に多いようです。

本動画の症例は、50分1回、1度の来院で根管治療を終了いたしました。
動画はその治療の様子をノーカットでご覧頂けます。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
細菌が歯を溶かしながら、歯の内部深くに侵攻するのがむし歯です。
その感染を取り除くのがむし歯治療であり、根管治療の目的です。

そのため、治療中に、治療している歯に、唾液が接触混入することは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。
そのため、治療している歯の周りにラバーを装着、唾液が接触しないようにする「ラバーダム」が、治すためには必要不可欠となります。

また、見えない感染を取り除くためにも、むし歯を徹底的に取り残すことなく削り取るために「マイクロスコープの使用」が有効となります。

根管治療でお困りの患者様はぜひご覧頂ければ幸いです。

また最近では、歯科学生、臨床研修医、歯科医師の先生方より大変多くのお問い合わせ・ご質問を頂きます。
本動画をご覧に頂き、マイクロスコープ根管治療時の一助として頂ければ幸いです。

本動画のタイムスケジュール です!
長い動画ですので見たいところのタイムをクリック頂き、ジャンプ! ご活用下さい!

00:24 無痛麻酔開始
01:40 治療前の患者様へのご説明(無痛麻酔中)
03:03 ラバーダム装着の様子
04:58 歯の表面の洗浄と消毒
06:00 メタルインレーを削り取る
06:47 覆髄材を削り取る
08:35 隔壁を製作する
10:41 MTAを取り除き露髄 出血、血流共に認められない。歯髄壊死の所見。
13:23 根管内部を確認 歯髄壊死
14:08 60ミクロンのファイルで根尖を確認
17:01 sec01で3根管先端を穿通拡大清掃
18:54 ゲーツグリデンドリルで根管2/3の拡大清掃
22:10 ニッケルチタン製ファイルで根管先端1/3を拡大清掃
30:30 次亜塩素酸とエンドアクチベーターによる根管内洗浄
38:41 根管内の乾燥
39:51 根管充填の準備 BCシーラーの填入
40:33 根管充填開始
45:01 根管充填終了
45:14 仮封(仮蓋)
47:06 根管治療終了 ラバーダムを取り外す

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